古澤健
ふるさわ たけし 古澤 健 | |
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生年月日 | 1972年10月22日(52歳) |
出身地 | 日本・東京都 |
職業 | 映画監督、脚本家 |
ジャンル | 映画 |
主な作品 | |
『アナザー Another』 『ReLIFE』 |
古澤 健(ふるさわ たけし、1972年10月22日[1] - )は、日本の映画監督、脚本家。東京都出身[1]。
来歴・人物
[編集]中学生の時に観た『悪魔のいけにえ2』に影響を受け、高校生の時から8ミリ映画を撮りはじめ、早稲田大学では稲門シナリオ研究会に所属する[1]。
1997年、「home sweet movie」で、ぴあフィルムフェスティバルに入選し、PFFアワード1997 WOWOW賞(脚本賞)を受賞。同年、映画美学校に第1期生として入学[1]。黒沢清、高橋洋、塩田明彦らに学ぶ[2]。
1998年、16ミリ映画『怯える』が仏クレルモンフェラン国際短編映画祭の招待作品となる[3]。
『大いなる幻影』(1999年)、『回路』(2000年)などで演出助手を務め、2001年に『超極道』で脚本家デビュー[1]。そして2004年の『ロスト★マイウェイ』で監督デビューした[1]。
2020年4月に発表されたピンク映画ベストテンで桃熊・脚本賞を受賞[4]。
2013年現在、母校である映画美学校で授業も担当している[5]。
フィルモグラフィ
[編集]監督
[編集]監督以外も担当している場合は合わせて併記する。
- 怯える(1998年) - 仏クレルモンフェラン国際短編映画祭招待作品
- ロスト★マイウェイ(2004年)
- オトシモノ(2006年) - 兼脚本
- 893239(2006年)
- 恋する日曜日 (サードシリーズ)(2007年)
- 古澤健のMっぽいの、好き。(2008年)
- トワイライトシンドローム デッドクルーズ(2008年) - 兼脚本
- 青春H「making of LOVE」(2010年) - 兼脚本・原案・出演・編集
- アベックパンチ(2011年) - 兼脚本
- コラボ・モンスターズ!!(2011年)
- アナザー Another(2011年) - 兼脚本[3]
- 今日、恋をはじめます(2012年)[6]
- ルームメイト(2013年) - 兼脚本
- クローバー(2014年)
- ReLIFE(2017年)
- 恋と嘘(2017年)
- 一礼して、キス(2017年)
- 青夏 きみに恋した30日(2018年)
- 走れ!T校バスケット部(2018年)
- たわわな気持ち 全部やっちゃおう(2019年7月12日)[7] - 兼脚本、俳優としても出演[8][9]
- 怪談回春荘 こんな私に入居して(2020年8月7日、オーピー映画)- 兼脚本[11]
- キラーテナント(2020年10月27日)一般公開編集版
- たわわなときめき(2020年、オーピー映画)- 兼脚本[12][13]
- いずれあなたが知る話(2023年)[14][15]
- 見たものの記録(2023年)[14][16]
脚本
[編集]- 超極道(2001年)
- ドッペルゲンガー(2002年)
- こっくりさん 日本版(2005年)
- 隣之怪 参談 「ツイテナイ」(2007年)
- 華鬼 三部作〜華鬼×神無編(2009年)
- 華鬼 三部作〜麗二×もえぎ編(2009年)
- 華鬼 三部作〜響×桃子編(2009年)
- ゾンからのメッセージ(2018年)[17]
演出助手
[編集]- 大いなる幻影 Barren Illusion(1999年)
- 回路(2001年)
テレビドラマ
[編集]監督
[編集]- このミステリーがすごい! ベストセラー作家からの挑戦状「ダイヤモンドダスト」(2014年12月29日、TBS)
- 37.5℃の涙(2015年、TBS)
- メガバンク最終決戦(2016年、WOWOW)
- 朝が来る(2016年、東海テレビ・フジテレビ)
- お茶にごす。(2021年、テレビ東京)
- 鉄オタ道子、2万キロ(2022年、テレビ東京)[18][19]
受賞歴
[編集]- 1997年
- PFFアワード脚本賞(『home sweet movie』)
- ぴあフィルムフェスティバル脚本賞(『home sweet movie』)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f “【オトシモノ】公式サイト キャスト&スタッフ”. 『オトシモノ』公式サイト (2006年). 2018年12月6日閲覧。
- ^ “ルームメイト特集”. GYAO!. 2013年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月20日閲覧。
- ^ a b “古澤健監督:「アナザー」橋本愛&山崎賢人の成長を実感 「また仕事したい」”. MANTANWEB. (2012年12月8日) 2018年12月6日閲覧。
- ^ Inc, Natasha (2020年4月15日). “ピンク映画ベストテンで谷口恒平の「悶絶劇場」が2冠!佐倉絆と櫻井拓也が主演賞(コメントあり)”. 映画ナタリー. 2020年4月15日閲覧。
- ^ “古澤健監督インタビュー”. 映画美学校. 2013年11月20日閲覧。
- ^ 新谷里映. “古澤健監督 SPECIAL INTERVIEW”. ORICON STYLE. 2013年11月20日閲覧。
- ^ “上野オークラ劇場 公式ブログ 7/20(土)PM3時~舞台挨拶 きみと歩実 桜木優希音 真木今日子 山内大輔監督 登壇 松本菜奈実初主演☆『たわわな気持ち 全部やっちゃおう』”. uenookura.blog108.fc2.com. 2019年7月7日閲覧。
- ^ “たわわな気持ち 全部やっちゃおう”. pg-pinkfilm.com (2019年7月12日). 2019年7月11日閲覧。
- ^ a b ““羅生門”視点で撮った新感覚の官能映画が登場! 『やりたいふたり』ほか新作ピンク15本を上映|日刊サイゾー”. 日刊サイゾー (2019年8月23日). 2019年8月24日閲覧。
- ^ “たわわな気持ち : 作品情報”. 映画.com. 2019年8月12日閲覧。
- ^ “~8月の「OP PICTURES」 新作公開情報~ 8/7(金)古澤組:桜木優希音、加藤ツバキ、美園和花、8/28(金)佐々木組:優月まりな、西田カリナ、西村ニーナ、しじみ、吉行由実”. uenookura.blog108.fc2.com. 上野オークラ劇場公式ブログ (2020年7月21日). 2020年7月21日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “R15+ピンク映画の特集「OPフェス」メインビジュアル到着、ラインナップも解禁”. 映画ナタリー. 2020年9月12日閲覧。
- ^ “たわわなときめき : 作品情報”. 映画.com. 2020年9月12日閲覧。
- ^ a b Inc, Natasha (2023年3月7日). “古澤健の新作を下北沢で上映、大山大プロデュース作など2本(動画あり / コメントあり)”. 映画ナタリー. 2023年3月12日閲覧。
- ^ “いずれあなたが知る話 : 作品情報”. 映画.com. 2024年9月20日閲覧。
- ^ “見たものの記録 : 作品情報”. 映画.com. 2024年9月20日閲覧。
- ^ 古澤健; 鈴木卓爾(インタビュアー:伊藤さとり)「vol.7 映画「ゾンからのメッセージ」古澤健プロデューサー×鈴木卓爾監督」編」『キネマ旬報社』、2018年8月9日 。2018年12月6日閲覧。
- ^ “鉄オタ道子、2万キロ 第1話【比羅夫駅/唯一宿泊できる駅】 | TVO テレビ大阪”. 鉄オタ道子、2万キロ 第1話【比羅夫駅/唯一宿泊できる駅】 | TVO テレビ大阪. 2022年1月23日閲覧。
- ^ “スキマスイッチ、玉城ティナ主演ドラマ『鉄オタ道子、2万キロ』エンディングテーマを担当 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス”. SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス. 2022年1月23日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- にゃんにゃんゾンビ村
- 古澤健@ゾンからのメッセージ (@full2yn) - X(旧Twitter)
- 古澤健 - allcinema
- 古澤健 - KINENOTE
- 古澤健 - 日本映画データベース
- Takeshi Furusawa - IMDb