土浦市役所
土浦市役所 Tsuchiura City Hall | |
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情報 | |
用途 | 土浦市行政の中枢施設・商業施設 |
旧用途 | 商業施設 |
設計者 | 改修時:久米設計 |
施工 | 改修時:熊谷組、山本工務店 |
事業主体 | 土浦市 |
管理運営 | 土浦市 |
構造形式 | 柱CFT・梁S造 |
延床面積 | 27,058 m² |
階数 | 本庁舎部分:地上4階 |
竣工 | 1997年9月 |
改築 | 2014年5月-2015年8月 |
所在地 | 〒300-8686 茨城県土浦市大和町9番1号 |
位置 | 北緯36度04分41.5秒 東経140度12分16.6秒 / 北緯36.078194度 東経140.204611度座標: 北緯36度04分41.5秒 東経140度12分16.6秒 / 北緯36.078194度 東経140.204611度 |
土浦市役所(つちうらしやくしょ)は、日本の地方公共団体である茨城県土浦市の執行機関としての事務を行う施設(役所)である。
概要
[編集]1940年(昭和15年)に土浦市が発足した当初は、1921年(大正10年)に竣工した旧土浦町役場(現在の筑波銀行本店の位置)を市庁舎として使用していた[1]。その後、1963年(昭和38年)に現在の下高津一丁目に建設された旧本庁舎は、市街地の外れの高台に位置するという立地の不便さに加え、老朽化による耐震性の低下や、狭隘化に伴う分庁舎化による行政サービスの低下などの課題を抱えていた[2]。このため、市は利便性・防災性の向上や空洞化の進む中心市街地の活性化、コンパクトシティの実現などを目的として、本庁舎を土浦駅前の複合施設・ウララ(URALA)内の旧イトーヨーカドー土浦店[注釈 1]跡地に移転することを決定し、移転に伴う改築工事を経て2015年(平成27年)9月24日に開庁した[2]。
本庁舎
[編集]現本庁舎
[編集]現在の本庁舎は、URALAの1階〜4階の旧イトーヨーカドー土浦店が入居していたフロアを改装して、2015年(平成27年)9月24日より業務を開始した。「土浦市役所」と掲げられた塔屋看板や、建物内部のシースルーエレベーター、吹き抜けなどに商業施設時代の名残が見られる。元の用途である複合商業施設の特徴を活かした空間づくりが評価され、第27回BELCA賞ベストリフォーム部門を受賞した[3]。
土浦駅西口やアルカス土浦(土浦市立図書館)とはペデストリアンデッキで直結している。また、地下1階にはカスミ土浦駅前店とダイソーカスミ土浦駅前店が移転同日にオープンした。
所在地
[編集]- 〒300-8686
- 住所:土浦市大和町9番1号
業務時間
[編集]- 午前8時30分〜午後5時15分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
施設概況
[編集]土浦市ホームページ「各階案内」より[4]。
階 | 概要 |
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4F | 建築指導課、都市計画課、都市整備課、まちづくり推進室、公園・施設管理課、下水道課、道路管理課、道路建設課、住宅営繕課、議場、議会事務局 |
3F | 農業委員会、広報広聴課、シティプロモーション室、農林水産課、商工観光課、花火対策室、監査委員事務局、管財課、総務課、防災危機管理課、財政課、行革デジタル推進課、公共施設マネジメント推進室、政策企画課、サイクルシティ推進室、企業誘致室、人事課、秘書課 |
2F | 納税課、債権管理室、ふるさと納税推進室、課税課、市民活動課、市民協働室、生活安全課、環境保全課、環境衛生課、選挙管理委員会事務局、会計課、人権推進課、ダイバーシティ推進室、男女共同参画センター |
1F | 社会福祉課、障害福祉課、こども政策課、こども包括支援課、高齢福祉課、国保年金課、市民課、パスポート申請・交付 |
交通アクセス
[編集]- 土浦駅西口より徒歩1分(ペデストリアンデッキで直結)
駐車場・駐輪場
[編集]いずれも有料の駐車場・駐輪場であるが、市役所利用時間分の駐車料金を無料化している。
- 本庁舎駐車場(旧ウララパーキング)
- 土浦駅西駐車場
- 土浦駅東駐車場
- 土浦駅西口地下自転車駐輪場
旧本庁舎
[編集]旧本庁舎は、佐藤武夫の設計による地上2階(一部3階)地下2階建ての鉄筋コンクリート造の建物であり、1963年(昭和38年)11月に下高津(富士塚山)に竣工した[5][6]。1990年(平成2年)の鉄骨造2階建ての建物の増築を含めて、6度の増改築が行われたものの狭隘化の問題は解決せず、老朽化による耐震性の低下などといった課題も抱えていたことから庁舎の移転が決定され、2015年(平成27年)9月24日の新庁舎の開庁に伴い、半世紀以上に渡って使用された庁舎はその役目を終えた[5]。閉庁後も建物は残され、映画やドラマのロケ地としても使用されている。通常時は立ち入り禁止となっており、庁舎へ繋がる道路や階段は封鎖されている。
また、敷地内にはかつてボイラーの排煙装置として建設された巨大な煙突があり旧本庁舎のシンボルとなっていたが、老朽化に伴い解体された。
所在地
[編集]階 | 概要 |
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2F | 秘書課、政策企画課、行政経営課、財政課、広報広聴課、総務課、人事課、管財課、新庁舎整備課、都市計画課、建築指導課、公園街路課、会計課、議会事務局、選挙管理委員会事務局、第1会議室、議員控室 |
1F | 課税課、納税課、市民活動課、生活安全課、市民課、環境保全課、環境衛生課、社会福祉課、障害福祉課、こども福祉課、高齢福祉課、国保年金課、第7会議室、食堂、銀行 |
階 | 概要 |
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2F | 第2会議室、第3会議室、第4会議室、第5会議室、議員控室 |
1F | 道路課、下水道課、住宅営繕課 |
分庁舎
[編集]大町庁舎
[編集]- 〒300-0038
- 住所:土浦市大町11番38号
- 水道課、土浦土地改良区
土浦市教育委員会
[編集]- 〒300-0036
- 住所:土浦市大和町9番2号(URALA2ビル7階)
かつて存在した分庁舎
[編集]高津庁舎
[編集]- 〒300-0812
- 住所:土浦市下高津2丁目760番2号
新治庁舎
[編集]- 〒300-4192
- 住所:土浦市藤沢975番地
支所・出張所
[編集]- 都和支所(〒300-0061、土浦市並木3丁目3番43号)
- 南支所(〒300-0874、土浦市荒川沖西二丁目11番28号)
- 新治支所(〒300-4192、土浦市藤沢990番地1、土浦市保健センター新治分室内)
- 上大津支所(〒300-0025、土浦市手野町1505番地1)
- 神立出張所(〒300-0013、土浦市神立町682番地54、神立地区コミュニティセンター内)
- かつて存在した支所・出張所
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “議会だより205号表紙”. 土浦市. 2023年8月27日閲覧。
- ^ a b “中心市街地の活性化 〜土浦市役所の移転〜”. 茨城県. 2023年8月27日閲覧。
- ^ “BELCA賞 土浦市庁舎”. www.belca.or.jp. 2023年8月26日閲覧。
- ^ “各階案内”. 土浦市. 2023年8月27日閲覧。
- ^ a b c d e “第2回土浦市公共施設跡地利活用方針 策定委員会資料(案)”. 土浦市. 2023年8月27日閲覧。
- ^ “土浦市庁舎(土浦市役所旧庁舎) 佐藤武夫設計事務所/土浦市役所建設課[監理|DAAS - Digital Archives for Architectural Space]”. www.daas.jp. 2023年8月26日閲覧。
- ^ “土浦市役所 本庁舎 | 土浦市公式ホームページ”. web.archive.org (2015年9月18日). 2023年8月26日閲覧。
- ^ “土浦市立学校給食センター”. 土浦市. 2023年8月27日閲覧。
関連項目
[編集]- ウララ
- 佐藤武夫 - 建築家。土浦市役所旧本庁舎の設計者。
- 土浦市民会館 - 同じく佐藤が設計を手掛けた土浦市内の施設。
- 半分、青い。 - ロケ地として、旧土浦市役所が、岐阜のバスターミナルの設定で使われた[1]。