大竹風雅
福岡ソフトバンクホークス #136 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 福島県白河市 |
生年月日 | 1999年8月22日(25歳) |
身長 体重 | 186 cm 87 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2021年 ドラフト5位 |
年俸 | 600万円(2024年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について |
大竹 風雅(おおたけ ふうが、1999年8月22日 - )は、福島県白河市出身のプロ野球選手(投手・育成選手)。右投左打。福岡ソフトバンクホークス所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]白河市立五箇小学校1年から五箇イーグルスでソフトボールをはじめ、白河市立五箇中学校では軟式野球部に所属[2]。
福島県立光南高等学校では1年秋からベンチ入りし、2年秋からはレギュラー二塁手と控え投手を兼任[2]。入学時は体重60kgと線が細くブルペンで少し投げただけで右肘が張るほどだったため、監督の方針で投手としては無理をさせず野手メインで育成された[3]。3年夏は県大会ベスト8に終わり甲子園出場経験はなかった。高校時代の同期に松本京志郎。
進学した東北福祉大学では投手に専念したが、仙台六大学野球リーグでの登板は1年秋と2年春(各1試合)の計2試合にとどまった[3]。また3年秋には右肘のクリーニング手術を受けた[3]。大学ではリーグ戦出場こそ少なかったが、球速が7km/hアップし最速150km/hに到達し、フォークも2種類へと増やすなど力を付け、練習試合では関東の大学や社会人を相手に三振を量産した[4][5]。大学時代の同期に椋木蓮、三浦瑞樹、大里昂生。
2021年10月11日に開催されたプロ野球ドラフト会議において、福岡ソフトバンクホークスから5位指名を受けた[6]。東北福祉大学OBで、大竹の父と高校時代から旧知の間柄だった担当スカウトの作山和英は、「他の候補選手よりも一番多く見てきた選手。社会人に進んで2年後のドラフトでは取れない選手になると思った」と評している[7][8]。11月27日、契約金3000万円、年俸600万円で入団に合意した(金額は推定)[2]。背番号は63[9]。大学の同期の三浦が同じくソフトバンクから育成4位で指名されチームメイトとなっている。
プロ入り後
[編集]2022年1月の新人合同自主トレ期間中に右肘のコンディション不良を訴え、4月14日に右肘のトミー・ジョン手術を受けたことが発表された[10]。そのため、この年は一軍・二軍共に登板機会がなく、シーズンオフに戦力外通告を受けた[11]。その後、11月14日に育成選手として再契約した[12]。背番号は136[13]。
2023年、7月の四軍戦で実戦復帰し[14]、二軍公式戦の登板は無かったが、三軍・四軍戦では14試合の登板で24回を投げ、1勝1敗、防御率1.13の成績を残す[15]。10月29日に行われたみやざきフェニックス・リーグ、対東北楽天ゴールデンイーグルス戦では、6回から2番手でリリーフ登板し、2回を無安打無失点で抑えた[14]。
11月25日から4年振りに台湾で開催された2023アジアウインターベースボールリーグにNPB RED選抜として出場し[16]、7試合の登板で10回を投げ、0勝1敗1ホールド、防御率4.50の成績を残す[17]。
詳細情報
[編集]背番号
[編集]- 63(2022年)
- 136(2023年 - )
登場曲
[編集]- 「足音 〜Be Strong」 Mr.Children(2022年)
- 「Fanfare」 TWICE(2022年)
- 「hold my hand」 レディー・ガガ(2023年 - )
- 「play the game」 ロードオブメジャー(2023年 - )
脚注
[編集]- ^ “ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2023年11月19日閲覧。
- ^ a b c “ソフトバンク5位大竹風雅「フォークで三振取りたい」吉田正尚との対戦熱望”. 日刊スポーツ (2021年11月27日). 2021年12月14日閲覧。
- ^ a b c 田口元義 (2021年10月20日). “大学通算わずか“2イニング”登板→ソフトバンク5位・大竹風雅 無欲な男は投手転向後「人が変わった」〈恩師が明かすポテンシャル〉”. Number Web. 2022年1月1日閲覧。
- ^ “【ソフトバンク】ドラフト5位東北福祉大・大竹風雅が仮契約…大学時の登板2試合「後れは感じていない」”. スポーツ報知 (2021年11月28日). 2022年1月1日閲覧。
- ^ 伊藤瀬里加 (2021年11月28日). “大学通算2試合登板 「隠し玉」5位大竹、個性が光る名前を登録名に”. 西日本スポーツ. 2022年1月1日閲覧。
- ^ “【ソフトバンク】5位指名の東北福祉大・大竹風雅を「高校時代からリストに」運動能力抜群見抜く”. スポーツ報知 (2021年10月16日). 2021年12月14日閲覧。
- ^ 常勝「ソフトバンク」がいきなり弱体化…来季以降も残る“深刻な不安材料”
- ^ 担当スカウトが予言! 鷹ドラ5右腕・大竹風雅は「2年後には取れない選手になる
- ^ “【ソフトバンク新人背番号一覧】1位風間球打、移転後で球団投手初「1」”. 日刊スポーツ (2021年12月11日). 2021年12月14日閲覧。
- ^ “ソフトバンクのドラフト5位・大竹風がトミー・ジョン手術 競技復帰まで約10カ月”. デイリースポーツ (2022年4月14日). 2022年4月15日閲覧。
- ^ 「【ソフトバンク】戦力外通告の21年ドラ5・大竹風雅に育成再契約打診 4月に右肘トミー・ジョン手術」『スポーツ報知』2022年10月22日。2022年11月27日閲覧。
- ^ 「育成で再契約のソフトバンク大竹風「支配下に戻れるように」1年目の今季は右肘手術で登板なく戦力外に」『西日本スポーツ』2022年11月14日。2022年11月15日閲覧。
- ^ “背番号の変更について”. 福岡ソフトバンクホークス (2022年11月27日). 2022年11月27日閲覧。
- ^ a b 「Sports otto! ソフトバンク大竹風雅、小久保監督が高評価「十分に戦力になれそう」 ドラフト5位→右肘手術→育成を経て、来年の支配下復帰目指して」『西日本スポーツpublisher=西日本新聞社』2023年10月29日。2023年12月21日閲覧。
- ^ “ファーム非公式戦個人成績 投手 ※2023/11/6時点”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2023年11月6日). 2023年12月21日閲覧。
- ^ 「【ソフトバンク】台湾ウィンターリーグ派遣9選手発表 風間球打、イヒネイツアの“ドラ1コンビ”も」『スポーツ報知』報知新聞社、2023年11月15日。2023年12月21日閲覧。
- ^ “日職紅隊 大竹風雅 136 投手”. 中華職業棒球大聯盟オフィシャルサイト. 2023年12月20日閲覧。
- ^ “チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2023年12月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 大竹風雅 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 136 大竹 風雅 選手名鑑2024 - 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 大竹風雅 (@fuga_otake) - Instagram