大鶴義丹

おおつる ぎたん
大鶴 義丹
本名 大靏 義丹(読み同じ)
生年月日 (1968-04-24) 1968年4月24日(56歳)
出生地 日本の旗 日本東京都杉並区
身長 180cm
血液型 A型
職業 俳優作家映画監督タレント
活動期間 1980年代後期以降
配偶者 一般人女性(2012年 - )
著名な家族 大鶴日出栄(祖父)
唐十郎(父)
李麗仙(母)
大鶴美仁音(異母妹)
大鶴佐助(異母弟)
事務所 ケイダッシュ
主な作品
映画
湾岸ミッドナイト
テレビドラマ
逢いたい時にあなたはいない…
悪魔のKISS
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大鶴 義丹 (おおつる ぎたん 1968年昭和43年〉4月24日 - )は、日本俳優小説家映画監督タレント。本名は大靏 義丹(読み同じ)。 ケイダッシュ所属。

父は劇作家芥川賞作家の唐十郎。母は在日韓国人俳優の草分け的存在で舞台女優李麗仙。23歳年下で女優の大鶴美仁音と25歳離れた俳優の大鶴佐助は異母兄弟(妹と弟)にあたる。

来歴・人物

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東京都杉並区出身。玉川学園高等部自主退学、和光高等学校卒業。日本大学芸術学部文芸学科中退。高校時代より、NHKのテレビドラマなどに出演していたが、大学在学時代に映画『首都高速トライアル』により本格デビュー。その後、テレビドラマと舞台を中心に俳優活動を続ける。大学在籍中の1990年に『スプラッシュ』で第14回すばる文学賞を受賞し、小説家デビュー。1995年、『となりのボブ・マーリィ』にて映画監督デビュー、現在までに6作品の劇場公開映画「キリン」「裸のいとこ」などを監督した。昨今では、舞台演劇を中心とし、情報、バラエティ番組、ドキュメンタリー番組などにも数多く出演。フジテレビ『アウト×デラックス』では最古参のレギュラーアウト軍団を務めている。

2014年からは、父唐十郎の主催していた状況劇場の元劇団員でもある、金守珍が1987年に結成した劇団新宿梁山泊に役者として参加し、唐十郎戯曲作品『ジャガーの眼』において、初めて舞台主演を務める。本人は2015年5月の「情報ライブ ミヤネ屋」のテレビインタビューの中で、新宿梁山泊には入団したのではなく、唐十郎作品のみの参加であると語っていた。すでに新宿花園神社において、2014年6月に『ジャガーの眼』、2015年6月に『二都物語』、2016年6月に『新二都物語』、の3作品の主演を務めている。2017年には『腰巻おぼろ 妖鯨編』、2016年の『新二都物語』の作品にも、新宿梁山泊の公演にて参加。その後、他劇団においても多数の舞台出演。2024年は10作品の舞台出演が決まっていると、夕刊フジ(2024年6月)のインタビューで語っていた。

趣味のオートバイでは、エイ出版のオートバイ雑誌ライダースクラブなどでも15年にわたり連載を持ち、レーシングチームをプロデュースするなどの経験もあり、四輪もR32スカイラインとFD3SRX-7を乗り継いだ。最近ではオフロードバイクでの活動が報告され、本人所有のエンデューロレーサーやアドベンチャーバイクなどのレポートなども本人のYouTubeで公開している。

私生活では、1994年に歌手・女優のマルシアと結婚し女児をもうけるが、2004年に離婚。2012年に一般女性と再婚[1]

出演

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テレビドラマ

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舞台

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  • 輝夜姫◇かぐやひめ◇〜竹取物語〜(2001年)
  • 生きていた小平次(2003年)
  • SHURABA(2009年)
  • WORLD(2013年)
  • ジャガーの眼(2014年6月 新宿梁山泊
  • 二都物語(2015年6月 新宿梁山泊
  • 新二都物語(2016年6月 新宿梁山泊
  • マケイヌバー(2016年、朝倉薫演劇団
  • 腰巻おぼろ 妖鯨篇(2017年6月、新宿梁山泊
  • 新宿梁山泊 第63回公演『ユニコン物語』(2018年6月)
  • 小鳥の水浴 (2019年 脚本・演出)
  • 新宿梁山泊 第65回公演『蛇姫様』(2019年6月)
  • オレステスとピュラデス(2020年12月KAAT神奈川芸術劇場
  • BACK TO THE MEMORIES 日本青年館ホール・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(2021年)
  • 新宿梁山泊 第72回公演『下谷万年町物語』(2022年6月)
  • 『陽炎』シアターグリーン 劇団アルファー主催(2022年9月)
  • TheBirthdayParty ハロルド・ピンター作 新宿シアターモリエール (2022年12月)
  • CHICACO キンケロシアター (2023年4月)
  • 少女都市からの呼び声 新宿梁山泊 (2023年6月)
  • 祖国への挽歌 俳優座劇場 (2023年9月)
  • 誠の挽歌 渋谷伝承ホール (2023年12月)
  • 三代目 湯之介3 ~新春時間旅行編~ 渋谷伝承ホール (2024年1月)
  • メッセージ2 -未来に後悔を残すべきではない 池袋シアターグリーン 劇団アルファー主催 (2024年4月)
  • ~浅見光彦シリーズ「後島羽伝説殺人事件」渋谷伝承ホール (2024年5月)
  • 大正ロマネス「セブンスヒーロー」 銀座博品館劇場 (2024年5月)
  • ~特攻隊80周年「帰って来た蛍~永遠の言の葉~」 六本木俳優座 (2024年6月)
  • お江戸みやげ/月夜の一文銭・松井誠 PRODUCE公演 Vol.2 浅草公会堂 (2024年7月)
  • リア王2024  三越劇場(2024年8月)[5]
  • ジャガーの眼 赤坂サカス特設紫テント(2024年10月)
  • 朗読劇 DRAMATIC READEING LIVE COL.3「VAVAVA 男と女、星月夜に…」(2024年10月末予定)[6]
  • あ・うん グループ 美しすぎる時代劇名作シリーズ 銀座博品館劇場 (2024年11月予定)

映画

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Vシネマ

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  • 新・湘南爆走族 荒くれKNIGHT(ナイト)(1998年、東映ビデオ)
  • 新・湘南爆走族 荒くれKNIGHT(ナイト)2(1998年、東映ビデオ)
  • 棒の哀しみ(2016年) - 杉本
    • 棒の哀しみ 前編(2016年) - 大村組田中系組員
    • 棒の哀しみ 後編(2016年) - 大村組田中組若頭
  • 織田同志会 織田征仁(2020年) - 横浜港署 組織犯罪対策課 刑事 桜井栄一

ラジオ

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バラエティ

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ドキュメンタリー

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  • 世界の山岳鉄道 〜列車は天空をめざす〜 インド ヒマラヤ トイトレイン3つの旅(2001年、NHK BS2
  • テレビ東京開局40周年記念番組 「日本のタクシー大冒険2」(2004年)

監督・脚本

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連載

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著書

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  • 『スプラッシュ』(1991年、集英社) ※後に文庫化
  • 『湾岸馬賊』(1991年、集英社) ※後に文庫化
  • 『ずっとよるだったらいいのにね』(1993、集英社)
  • 『シーサイド・バー』(1994年、集英社)
  • 『東京亜熱帯』(1994年、福武書店
  • 『ファルス』(1996年、角川書店
  • 『フェイス』(1996年、新潮社
  • 『ワイド・ショウ』(1998年、新潮社)
  • 『オキナワガール』(2000年、集英社)
  • 『昭和ギタン アングラ劇団の子と生まれて』(2005年、バジリコ
  • 『チェンジ・ザ・ゲーム』(2008年、宮帯出版社)
  • 『その役、あて書き』(2011年、扶桑社
  • 『大鶴義丹のつるっと円満パスタ! 夫婦・恋人が笑顔になるHAPPYレシピ』(2015年、ぴあMOOK)
  • 『女優』(2022年、集英社)

関連項目

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  • ウルトラマンA - 1972年の特撮テレビドラマ。第29話に登場する超獣「ギタギタンガ」のネーミングの由来になっている。関係者曰く、当時脚本を担当していた市川森一が唐十郎と親交があったことによるという[22]
  • 大鶴肥満(ママタルト) - 義丹に顔が似ていることが芸名の由来であるほか、義丹が謝罪会見で発言した「まーちゃんごめんね」を略した「まーごめ」というギャグを持っている[23]

脚注

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  1. ^ 大鶴義丹再婚 高校時代からの友人と」『J-CASTニュース』2012年11月30日。2023年5月7日閲覧。
  2. ^ ドラマスペシャル 安寿子の靴 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  3. ^ ドラマスペシャル 匂いガラス - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  4. ^ 大鶴義丹&宇垣美里、黒木華主演『ゴシップ』出演 「フフっと笑っていただけたらいいな」”. Real Sound|リアルサウンド 映画部. 2021年12月22日閲覧。
  5. ^ 横内正が主演・上演台本・演出担う「リア王2024」に杉江大志・櫻井圭登ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年6月14日). 2024年6月15日閲覧。
  6. ^ 赤坂で新宿梁山泊「ジャガーの眼」、新鋭若衆公演と唐十郎追悼公演の2ver.”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年7月10日). 2024年7月11日閲覧。
  7. ^ 「超高速!参勤交代 リターンズ」追加キャスト7名、古田新太が大岡越前に”. 映画ナタリー (2016年2月5日). 2016年2月5日閲覧。
  8. ^ “柄本明や松重豊が政府関係者を演じた「日本独立」新場面写真、伊武雅刀らの姿も”. 映画ナタリー. (2020年11月19日). https://natalie.mu/eiga/news/405246 2020年11月19日閲覧。 
  9. ^ “生田斗真主演映画『渇水』予告編&本ビジュアル公開 宮世琉弥ら新キャストも発表”. リアルサウンド映画部 (blueprint). (2023年4月5日). https://realsound.jp/movie/2023/04/post-1296661.html 2023年4月5日閲覧。 
  10. ^ 映画『コウインKOUIN〜光陰〜』作品情報”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2024年2月21日閲覧。
  11. ^ 中沢元紀がバスケットボールにすべてを捧げる、初主演映画「ファストブレイク」公開”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年9月22日). 2024年9月22日閲覧。
  12. ^ 人物相関図”. 映画『ファストブレイク』公式サイト. 2024年9月22日閲覧。
  13. ^ NHKアーカイブス NHKクロニクル / FMシアター シリーズ・中東の現代文学(3)「ティブル」(2002年9月21日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月11日閲覧。
    NHK FMシアター 2002年 放送済みの作品”. NHK 日本放送協会. 2022年11月11日閲覧。
  14. ^ NHK 青春アドベンチャー 2003年 放送済みの作品 /『不動産不動産』(2003年9月8日 - 19日放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月11日閲覧。
  15. ^ アイロム製薬 Presents フリフリラジオ蔟”. 文化放送. 2022年11月11日閲覧。
  16. ^ 謎多きUMAを追え! 90年代探検番組の雄『THEプレゼンター』2017年12月16日
  17. ^ ブレーキ”. Video Market. 2023年6月9日閲覧。
  18. ^ 映画『ブレーキ』公式サイト
  19. ^ 映画『前橋ヴィジュアル系』公式サイト
  20. ^ 裸のいとこ (@hadakanoitoko) - X(旧Twitter)
  21. ^ 佐々木心音・Facebook映画「裸のいとこ」公開直前インタビュー動画
  22. ^ 文藝春秋『週刊文春』 2013年10月10日号 p98 「家の履歴書」。
  23. ^ “爆笑問題、『ツギクル芸人GP』は“まーごめ”に注目 義丹&マルシアの復縁も期待”. マイナビニュース (マイナビ). (2022年5月20日). https://news.mynavi.jp/article/20220520-2348302/ 2024年5月5日閲覧。 

外部リンク

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