嬉勝則
嬉勝則 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 広島県福山市 |
生年月日 | 1969年7月20日(55歳) |
身長 | 165cm |
血液型 | A型 |
騎手情報 | |
所属団体 | 福山市競馬事務局→ 高知県競馬組合 |
所属厩舎 | 白津壽己(福山)→ 高畦治夫(福山)→ 白津壽己(福山)→ 神原勝志(福山)→ 檜山龍二郎(福山)→ 那俄性哲也(高知)→ 田中譲二(高知) |
勝負服 | 胴赤・緑山形一本輪・袖緑・黄菱 |
初免許年 | 1987年 |
免許区分 | 平地 |
騎手引退日 | 2024年11月30日 |
嬉 勝則(うれし かつのり、1969年7月20日 - )は、地方競馬の高知競馬場所属の調教師で元騎手である。広島県福山市神辺町出身[1]、血液型A型、身長165cm。
福山時代は数多くの重賞レースで勝利を収め、4度のリーディングジョッキーに輝いた。地方競馬教養センター長期騎手課程第45期生で、同期に西川敏弘、東川公則[2]、吉田稔、中西達也がいる。
来歴
[編集]福山競馬場・白津壽己厩舎からデビュー。1987年6月27日第1回福山競馬1日目第2競走にコウヨウジヤガーで初騎乗(9頭立て9番人気8着)。翌6月28日第1回福山競馬2日目第3競走でアサフリツグに騎乗(9頭立て2番人気)し初勝利。
1994年・1995年・1996年・2008年(下半期のみ)、福山競馬リーディングを獲得。また、1995年に記録した年間181勝は福山競馬リーディングの最多勝記録であり、以降廃止になった2013年まで破られる事は無かった。
1994年・1995年・1996年・1998年、NARグランプリ優秀騎手賞を受賞。
1998年5月4日第2回福山競馬5日目第3競走をハナサクエリカで勝利し地方競馬通算1000勝を達成。
2011年12月4日第16回福山競馬2日目第3競走をレアファンタジーで勝利(8頭立て1番人気)し地方競馬通算2000勝を達成。地方競馬では84人目、福山競馬では4人目(生え抜きでは3人目)の快挙となった。
福山競馬の廃止に伴い2013年4月1日付けで高知競馬に移籍。
同年4月から韓国・釜山慶南競馬場で期間限定騎乗を行い、同年12月14日から高知競馬場で騎乗を再開した[3]。韓国での期間成績は136戦13勝。
高知競馬移籍後は那俄性哲也厩舎に所属していたが、2015年4月1日付けで田中譲二厩舎に所属変更した。
同年12月15日、第24回ゴールデンジョッキーカップに出場。第2戦エキサイティングジョッキー賞をブレーヴブラッドで勝利(12頭立て3番人気)。総合成績は5位(第1戦7着・第2戦1着・第3戦12着)。
2024年11月20日に発表された令和6年度第2回調教師免許試験に合格したため、11月30日をもって騎手を引退し、翌12月1日付で調教師免許を取得した[4]。
主な騎乗馬
[編集]- ニホンカイローレル(1989年園田・益田・福山交流特別、クイーンカップ)
- ヒラノキリー(1990年クイーンカップ)
- ニホンカイスバル(1991年クイーンカップ)
- ヒラノエンゼル(1992年クイーンカップ)
- マツダローラン(1992年福山桜花賞)
- ロイヤルマサル(1992年鞆の浦賞)
- ピアドタイトル(1993年ヤングチャンピオン、1994年福山ダービー、福山4歳牝馬特別)
- ユアビクトリー(1996年西日本地区騎手招待)
- ピアドハンター(1997年福山ダービー、1999年福山大賞典、福山マイラーズカップ)
- ミナミセンプウ(1998年福山大賞典)
- トライハートキング(1998年キングカップ)
- マジックフエルド(1998年福山4歳牝馬特別)
- ドミネーター(1999年福山ダービー)
- ワールドアイ(2000年山陽杯)
- ギャラクシア(2001年クイーンカップ)
- フジナミスペシャル(2001年キングカップ、銀杯、全日本アラブグランプリ、2002年福山大賞典、福山マイラーズカップ、福山桜花賞、福山菊花賞)
- ユキノホマレ(2002年アラブ王冠、2003年西日本アラブ大賞典)
- ユノエージェント(2003年キングカップ、福山ダービー、瀬戸内賞、アラブ王冠、2004年福山マイラーズカップ、ローゼンホーマ記念、福山桜花賞)
- ピアドジャザー(2004年クイーンカップ)
- ヤスキノショウキ(2004年キングカップ、2006年福山菊花賞、2007年紅葉賞)
- メイユウオライオン(2004年鞆の浦賞、アラブ王冠、2005年福山大賞典、福山マイラーズカップ)
- ピアドロイ(2005年クイーンカップ)
- スターゴールド(2006年ヤングヒーロー)
- ホワイトモンスター(2008年福山アラブ大賞典)
- クラマテング(2008年鞆の浦賞、福山王冠、2009年・2010年・2011年福山桜花賞、2011年・2012年福山大賞典、2011年福山菊花賞、2012年大高坂賞、福山記念)
- トミノプラネット(2009年クイーンカップ)
- アグリヤング(2008年福山2歳優駿、ヤングチャンピオン、2009年若駒賞、キングカップ、福山ダービー、福山チャンピオンシップ、鞆の浦賞)
- ユメミルチカラ(2011年福山プリンセスカップ、2012年銀杯)
- マイネルプレジャー(2012年福山王冠)
- アウトスタンディン(2018年黒潮菊花賞)
脚注
[編集]- ^ 福山競馬廃止5年/3 嬉勝則騎手 いぶし銀、流転の現役 /広島 - 毎日新聞(2018年3月27日)※2021年7月5日閲覧
- ^ 夏男、マカオや全国への遠征競馬で大暴れ|岐阜新聞Web - 岐阜新聞(2019年8月3日)※2021年9月21日閲覧
- ^ 嬉 勝則騎手の高知競馬場での騎乗について - 高知けいば(2013年12月6日)※2022年6月1日閲覧
- ^ 令和6年度 第2回調教師・騎手免許試験 新規合格者について地方競馬全国協会、2024年11月20日配信・閲覧