宮本福助
宮本 福助 | |
---|---|
生誕 | (生年月日不明) (出身地不明) |
国籍 | 日本 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1999年[1] - |
ジャンル | 少女漫画 青年漫画 |
代表作 | 『拝み屋横丁顛末記』 |
受賞 | 第100回スピリッツ賞入選(1999年)[1] |
公式サイト | -福助堂- |
宮本 福助(みやもと ふくすけ)は、日本の漫画家。東京都在住[1]。女性。コメディ漫画を多く描いている。猫を飼っており、『なごみさん』に登場する猫のモデルにもなっている[2]。
経歴
[編集]高校生の頃より福助堂名義で同人活動を始め、その後就職するも3年で退職[1]。その後数年間、アルバイトを行う傍ら漫画執筆を続け、1999年に『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に持ち込みを行い、第100回スピリッツ賞に入選、デビューを果たす[1]。その後、週刊誌連載漫画のアシスタントを経て[1]、トミオカチハル名義で求人広告誌『Melty』にて東京案内の4ページ漫画『ちはるドットコム』の連載を始め、これにより連載デビューを果たす[3]。しかし連載開始後、僅か1年ほどで雑誌が休刊、連載も終了する[1]。全43話[3]。『ちはるドットコム』については、宮本の公式サイトに掲載されており、閲覧が可能である[3]。
その後、『コミックZERO-SUM』(一迅社)2002年8月号より代表作『拝み屋横丁顛末記』の連載を開始。同作品は現在まで続く長期連載となり、実写ドラマ化やドラマCDといったメディアミックスがなされるなど、一定の人気を得た。
また、『モーニング』(講談社)でも『拝み屋横丁顛末記』と並行して連載を行っており、2011年5月現在までに『この度は御愁傷様です』、『なごみさん』の2作(いずれも完結)を発表している。
作品
[編集]連載作品
[編集]- 拝み屋横丁顛末記(コミックZERO-SUM 2002年8月号 - 2017年8月号、全27巻)
- 代表作。「拝み屋横丁」を舞台に、拝み屋たち霊能力者や霊、その関係者達が織り成すドタバタコメディ漫画。
- この度はご愁傷様です(モーニング 2007年27号、49号、2008年2・3合併号、9号、14号、20号、27号、全7話、全1巻)
- 「遺産分配はダーツで決めるように」と言い残してこの世を去った父親に、振り回され続ける子供たち(中年)のコメディ。
- 強面だけど甘党の男がとある商店街に喫茶店をオープンしたことで始まる珍騒動。
- 極楽寺ひねもす日記(COMIC BRIDGE online 2018年10月30日 - 2021年6月4日、全2巻)
- 騎士団長 島耕作(コミックZERO-SUM 2019年5月号 - 2021年3月号、全3巻)
- 三島屋変調百物語(COMIC BRIDGE online 2023年4月26日 - 連載中)
読切等
[編集]- 『コゼロサム』(一迅社)Vol.5、Vol.6
- ゼロサムオリジナルアンソロジーシリーズArcana 8 「執事2」(一迅社)
出典
[編集]外部リンク
[編集]- -福助堂-
- コミックナタリー - Power Push なごみさん/クレムリン - インタビュー。
- 宮本福助 (@fukusuke_m) - X(旧Twitter)