市江村
いちえむら 市江村 | |
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廃止日 | 1955年4月1日 |
廃止理由 | 分割合併 市江村の一部、佐屋村 → 佐屋町 彌富町、市江村の一部、鍋田村 → 弥富町 |
現在の自治体 | 愛西市・弥富市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 愛知県 |
郡 | 海部郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 8.56 km2. |
総人口 | 3,443人 (国勢調査、1950年10月1日) |
市江村役場 | |
所在地 | 愛知県海部郡市江村大字東条字井桁12-1[1] |
座標 | 北緯35度08分15秒 東経136度43分45秒 / 北緯35.13761度 東経136.72903度座標: 北緯35度08分15秒 東経136度43分45秒 / 北緯35.13761度 東経136.72903度 |
ウィキプロジェクト |
昭和の大合併で分割され、佐屋町と弥富町の各一部となり、現在の愛西市南部と弥富市北部に該当する。
沿革
[編集]- 江戸時代末期 - この地域は尾張藩領、犬山藩領であった。
- 1906年(明治39年)7月1日 - 東市江村、市腋村の一部[注 1]、十四山村の一部[注 2]が合併し、市江村となる[3]。
- 1913年(大正2年)4月4日 - 海東郡と海西郡が合併し、海部郡となる。
- 1955年(昭和30年)3月1日 - 大字西条の一部によって大字西中地、大字東条の一部によって大字東中地と大字前ケ平を新たに設置[4]。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 分割合併により消滅。
行政区画の変遷表
[編集]町村制施行時の東市江村、市腋村、十四山村(一部は省略)の領域について、主要な年の年末時点での行政区画を示す。「大字」の表記は省略した。
1869年 旧高旧領取調帳 | 1875年 | 1889年 町村制施行 | 1906年 | 1955年 昭和の大合併 | 2006年 平成の大合併 |
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五之三村 | 市腋村五之三 | 弥富町五之三 | 弥富町五之三 | 弥富市五之三町 | |
弥富市五之三川平 | |||||
荷之上村 | 市腋村荷之上 | 弥富町荷之上 | 弥富町荷之上 | 弥富市荷之上町 | |
西保村 | 市腋村西保 | 市江村西保 | 佐屋町西保 | 愛西市西保町 | |
東保村 | 市腋村東保 | 市江村東保 | 佐屋町東保 | 愛西市東保町 | |
西条村 | 東市江村西条 | 市江村西条 | 佐屋町西条 | 愛西市西條町 | |
弥富町西中地 | 弥富市西中地町 | ||||
東条村 | 東市江村東条 | 市江村東条 | 佐屋町東条 | 愛西市東條町 | |
弥富町東中地 | 弥富市東中地 | ||||
弥富町前ケ平 | 弥富市前ケ平 | ||||
本部田村 | 本部田村 | 東市江村本部田 | 市江村本部田 | 佐屋町本部田 | 愛西市本部田町 |
楽平村 | 東市江村楽平 | 市江村楽平 | 弥富町楽平 | 弥富市楽平 | |
佐古木新田 | 十四山村佐古木新田 | 市江村佐古木新田 | 弥富町佐古木新田 | 弥富市佐古木 | |
又八新田 | 十四山村又八新田 | 市江村又八新田 | 弥富町又八新田 | 弥富市又八 | |
鎌倉新田 | 十四山村鎌倉新田 | 弥富町鎌倉新田 | 弥富町鎌倉新田 | 弥富市鎌倉町 | |
子宝新田外12村 | 十四山村の一部 | 十四山村の一部 | 弥富市の一部 |
交通
[編集]道路
[編集]鉄道
[編集]佐古木新田を近鉄名古屋線が通り、佐古木駅が設置されている[7]。
東部に関西線、西部に名鉄尾西線が通過するが、村内にこれらの駅は設置されていない[7]。市江村役場から関西線弥富駅まで約3 km、名鉄尾西線佐屋駅まで約2 kmであった[7]。また、関西線永和駅まで乗合自動車で約4 kmであった[7]。
教育
[編集]出身者
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 愛知県総務部統計課 編『愛知県郡市町村勢要覧』愛知県統計協会、1951年10月15日。
- 『市江村誌』1965年1月。doi:10.11501/9569130。