新井敏康
生誕 | 1958年 |
---|---|
研究分野 | 数学基礎論[1] |
研究機関 | 名古屋大学、広島大学、神戸大学、千葉大学、東京大学[1] |
出身校 | 筑波大学数学系大学院博士課程修了。[1] |
主な受賞歴 | 日本数学会秋季賞(2004年)[1] |
プロジェクト:人物伝 |
新井 敏康(あらい としやす、1958年 - )は、日本の数学者・論理学者。東京大学大学院数理科学研究科教授。専門は数学基礎論[1]。国立情報学研究所教授の新井紀子は妻[2]。
東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒。筑波大学数学系大学院博士課程修了。理学博士。
略歴
[編集]- 1958年(昭和33年)- 東京都生まれ。
- 東京大学教養学部基礎科学科卒。
- 筑波大学数学系大学院博士課程修了[3]。
- 1987年(昭和62年)- 1991年(平成3年) - 名古屋大学理学部数学科助手。
- 1991年(平成3年)- 2001年(平成13年) - 広島大学総合科学部助教授。
- 2001年(平成13年)- 2007年(平成19年) - 神戸大学大学院自然科学研究科教授。
- 2008年(平成20年)- 2009年(平成21年) - 神戸大学大学院工学研究科教授。
- 2009年(平成21年)- 2017年(平成29年) - 千葉大学大学院理学研究科教授。
- 2017年(平成29年)- 2019年(平成31年) - 千葉大学大学院理学研究院教授。
- 2019年(平成31年)- 東京大学大学院数理科学研究科教授。
著作
[編集]図書
[編集]- 新井紀子 共著『計算とは何か』東京図書〈math stories〉、2009年10月。ISBN 978-4-489-02054-4 。
- 『数学基礎論』岩波書店、2011年5月18日。ISBN 978-4-00-005536-9 。[4]
- 『集合・論理と位相』東京図書、2016年11月10日。ISBN 978-4-489-02249-4。
- Ordinal Analysis with an Introduction to Proof Theory. Springer. (2020). ISBN 978-981-15-6458-1
- 『数学基礎論 増補版』東京大学出版会、2021年4月12日。
記事
[編集]- 新井敏康「ゲーデルの無矛盾性証明」『現代思想 2007年2月臨時増刊号(総特集 ゲーデル)』第35巻第3号、青土社、2007年3月、82-93頁、ISBN 978-4-7917-1160-4。
脚注
[編集]- ^ a b c d e Researchmap
- ^ 国立情報学研究所情報社会相関研究系教授新井紀子氏『HQ』Vol.19
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『Proof-theoretic investigations of iterated hyperjumps by Takeuti’s reduction method』”. 2024年10月24日閲覧。
- ^ PDFの正誤表が公開されている。“「数学基礎論」正誤表”. 科学技術振興機構. 2013年4月26日閲覧。