新座駅

新座駅[* 1]
南口(2009年3月)
にいざ
Niiza
JM 30 東所沢 (4.0 km)
(3.1 km) 北朝霞[* 2] JM 28
地図
所在地 埼玉県新座市野火止5丁目[1]
北緯35度48分13.85秒 東経139度33分22.91秒 / 北緯35.8038472度 東経139.5563639度 / 35.8038472; 139.5563639座標: 北緯35度48分13.85秒 東経139度33分22.91秒 / 北緯35.8038472度 東経139.5563639度 / 35.8038472; 139.5563639
駅番号 JM29
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 武蔵野線
キロ程 48.5 km(鶴見起点)
府中本町から19.7 km
電報略号 イサ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
20,188人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1973年昭和48年)4月1日[1]
備考
  1. ^ 日本貨物鉄道(JR貨物)の新座貨物ターミナル駅と同一駅扱い。
  2. ^ この間に八王子支社大宮支社境界あり(当駅から東所沢寄りは八王子支社管内)。
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北口(2017年9月)

新座駅(にいざえき)は、埼玉県新座市野火止5丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線である[1]駅番号JM 29[2]

この駅から府中本町方は八王子支社管内に入る[3]

歴史

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新座駅付近空中写真(1974年撮影 国土画像情報オルソ化空中写真(国土交通省)より) 開業1年後の様子。畑が広がる中に新座貨物ターミナル駅(左)が目立つ。国道254号線は旧道沿い(駅北口)の方が栄えていた

反対運動

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開業後も2002年(平成14年)に駅南口が再開発[9]されるまでは、駅南側は数人の大地主のブドウ[9][6]ボウリング場で占められ、全く駅前の様相はなく、北側もロータリーがあったものの駅前までの道は中型車が通るのが限度であり、隣の北朝霞駅との間に工場や倉庫が点在するだけで[6]、利用者数低迷の原因となった。

武蔵野線新座駅の建設には反対運動が起こったが、大和田町(現新座市)はかつては鉄道を誘致したことがある。現在の東武東上線は敷設にあたり、川越街道国道254号)の大和田宿附近を通る予定だった。大和田町はこのルートに賛成だったが、志木町の住人が強く鉄道を誘致した。一方大和田町も誘致したが結局敗れ、ルートは現在の志木駅を通るように変更された[10]

駅構造

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ややカーブした相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、その2線の間に中線1線を持つ[6][11]。この中線は新座貨物ターミナル駅に入る際の連絡線として使われ、上り線から新座貨物ターミナル駅へ入線する列車はすべてここを通ることになる[6]。駅本屋の施工は東急建設による[12]。改札から各ホームへはエスカレーターエレベーターが整備されている。両番線ともホームの両端は屋根が設置されていない。

立川統括センター管理の業務委託駅JR東日本ステーションサービス委託)である。ただし、お客さまサポートコールシステムが導入されており、一部時間帯は遠隔対応のため改札係員は不在となる[1]。また、多機能券売機[1]指定席券売機[1]自動改札機が設置されている。

駅カラーは近辺に多く所在するブドウ畑にちなんで紫色となっている。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 JM 武蔵野線 上り 西国分寺府中本町方面
2 下り 南浦和新松戸西船橋方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況

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2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員20,188人である[利用客数 1]。武蔵野線内26駅中東松戸駅に次ぐ15位で、同線内の単独駅では東浦和越谷レイクタウンに次いで第3位。直近10年以上増加傾向であり、2016年度に2万人を上回った。

1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。年度全体の乗車人員を365(閏日が入る年度は366)で除して1日平均乗車人員を求めており、計算で生じた小数点以下の値は切り捨てているため、定期外と定期の和は必ずしも合計と一致しない。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均乗車人員 出典
定期外 定期 合計
1990年(平成02年) 8,846
1991年(平成03年) 9,723
1992年(平成04年) 10,598
1993年(平成05年) 11,011
1994年(平成06年) 11,461
1995年(平成07年) 11,687
1996年(平成08年) 11,635
1997年(平成09年) 11,429
1998年(平成10年) 11,628
1999年(平成11年) 11,832 [埼玉県統計 1]
2000年(平成12年) [JR 1]12,031 [埼玉県統計 2]
2001年(平成13年) [JR 2]12,130 [埼玉県統計 3]
2002年(平成14年) [JR 3]12,646 [埼玉県統計 4]
2003年(平成15年) [JR 4]12,881 [埼玉県統計 5]
2004年(平成16年) [JR 5]13,668 [埼玉県統計 6]
2005年(平成17年) [JR 6]14,549 [埼玉県統計 7]
2006年(平成18年) [JR 7]15,427 [埼玉県統計 8]
2007年(平成19年) [JR 8]16,349 [埼玉県統計 9]
2008年(平成20年) [JR 9]16,887 [埼玉県統計 10]
2009年(平成21年) [JR 10]16,978 [埼玉県統計 11]
2010年(平成22年) [JR 11]17,714 [埼玉県統計 12]
2011年(平成23年) [JR 12]17,834 [埼玉県統計 13]
2012年(平成24年) [JR 13]4,870 [JR 13]13,869 [JR 13]18,739 [埼玉県統計 14]
2013年(平成25年) [JR 14]4,957 [JR 14]14,473 [JR 14]19,431 [埼玉県統計 15]
2014年(平成26年) [JR 15]5,025 [JR 15]14,038 [JR 15]19,063 [埼玉県統計 16]
2015年(平成27年) [JR 16]5,191 [JR 16]14,503 [JR 16]19,695 [埼玉県統計 17]
2016年(平成28年) [JR 17]5,339 [JR 17]14,930 [JR 17]20,270 [埼玉県統計 18]
2017年(平成29年) [JR 18]5,407 [JR 18]15,208 [JR 18]20,615 [埼玉県統計 19]
2018年(平成30年) [JR 19]5,467 [JR 19]15,536 [JR 19]21,004 [埼玉県統計 20]
2019年(令和元年) [JR 20]5,306 [JR 20]15,906 [JR 20]21,213 [埼玉県統計 21]
2020年(令和02年) [JR 21]3,794 [JR 21]10,482 [JR 21]14,277
2021年(令和03年) [JR 22]4.746 [JR 22]12,253 [JR 22]17,000
2022年(令和04年) [JR 23]5,209 [JR 23]14,067 [JR 23]19,276
2023年(令和05年) [JR 24]5,577 [JR 24]14,611 [JR 24]20,188

駅周辺

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南口
北口

バス路線

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最寄り停留所は「新座駅南口」と「新座駅北入口」の2か所である。「新座駅北入口」停留所は、駅から少し離れた旧川越街道上にある。池袋駅西口発深夜急行バス新座駅南口終点(国際興業バス池袋営業所)・コミュニティバスにいバス」(東武バスウエスト新座営業事務所)・スクールバス西武総合企画)以外は、西武バスの運行である。

のりば 運行事業者 系統・行先 備考
新座駅南口
1 西武バス  
2
 
3
  • 「泉30-1」は平日1本のみ運行
  • 「志35」は平日のみ運行
  • 「新座03」は朝夕のみ運行
西武総合企画 立教新座キャンパス(直通スクールバス)  
にいバス
 
新座駅北入口
南側 西武バス 所52所沢駅東口  
にいバス 志木コース:志木駅南口方面(右回り)  
北側 西武バス 所52:志木駅南口  
にいバス 志木コース:新座市役所  

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
JM 武蔵野線
北朝霞駅 (JM 28) - 新座駅 (JM 29) - 東所沢駅 (JM 30)

脚注

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記事本文

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出典

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  1. ^ a b c d e f 駅の情報(新座駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月4日閲覧。
  2. ^ 首都圏エリアへ「駅ナンバリング」を導入します 〜2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、よりわかりやすくご利用いただける駅を目指します〜』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2016年4月6日。オリジナルの2020年2月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200211041325/https://www.jreast.co.jp/press/2016/20160402.pdf2021年1月31日閲覧 
  3. ^ 事業概要 - JR東日本 (PDF)
  4. ^ 1973年(昭和48年)3月10日日本国有鉄道公示第414号「運輸営業の開始の件」
  5. ^ a b 「今日から開業 武蔵野線 2駅は民間委託」『朝日新聞朝日新聞社、1973年4月1日、東京 朝刊、22面。
  6. ^ a b c d e f g h i j k 武蔵野線まるごと探見、pp.46-47。
  7. ^ 駅の情報(新座駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2020年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月23日閲覧。
  8. ^ 便利な駅の改札口付近に「STATION BOOTH」続々OPEN!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道八王子支社、2021年10月18日。オリジナルの2021年10月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20211018095955/https://www.jreast.co.jp/press/2021/hachioji/20211018_hc002.pdf2021年10月18日閲覧 
  9. ^ a b 区画整理(社団法人街づくり区画整理協会 刊)2005年6月号 p.52 - 57
  10. ^ 『志木市史 通史編 下』1989年
  11. ^ 武蔵野線まるごと探見、pp.168-169。
  12. ^ 『鉄道建築ニュース 1973年4月』、鉄道建築協会、1973年4月。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
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  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月23日閲覧。

利用状況

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JRの1日平均利用客数
  1. ^ 各駅の乗車人員 - JR東日本
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
JRの統計データ
  1. ^ 埼玉県統計年鑑 - 埼玉県
  2. ^ 統計にいざ - 新座市
埼玉県統計年鑑

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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