是澤涼輔

是澤 涼輔
埼玉西武ライオンズ #122
カーミニークフィールドにて (2023年3月9日)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 三重県いなべ市
生年月日 (2000-04-19) 2000年4月19日(24歳)
身長
体重
177 cm
78 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2022年 育成選手ドラフト4位
年俸 400万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

是澤 涼輔(これさわ りょうすけ、2000年4月19日 - )は、三重県いなべ市出身のプロ野球選手捕手育成選手)。埼玉西武ライオンズ所属。

経歴

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プロ入り前

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暁中学校時代は三重川越ヤングでプレー[2]

柘植世那に憧れて進学した健大高崎高校では2番手の控えとして過ごし、2年春に甲子園出場も自身はメンバーに入れず実績はなかった[2][3]

指定校推薦[4]で進学した法政大学では、3番手の控え捕手であり試合ではもっぱらブルペン捕手を務めていた。4年春に東京六大学リーグ戦デビューし、通算4試合で3打数0安打[2][5]

2022年10月20日に開催された2022年度ドラフト会議埼玉西武ライオンズから育成4巡目で指名を受けた。11月7日、支度金350万円、年俸400万円で入団に合意した[3]。担当スカウトは竹下潤[6]

西武時代

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2023年は二軍戦で26試合に出場し、打率.207、2本塁打、2打点を記録[7]。オフに開催されたアジアウインターベースボールリーグにも出場した[7]。12月20日、現状維持となる推定年俸400万円で契約を更改した[7]

選手としての特徴・人物

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捕球から二塁到達まで1秒85、遠投120m、最速142km/hを誇る鉄砲肩[8]

愛称は「火縄銃」。法政大学時代、送球時の球の握り替えが遅いことからつけられた[9]

学生時代の実績の薄い選手だが、法政大学の同学年の捕手である村上喬一朗と大柿廉太郎[注 1]からは「プロになって然るべき選手」との評価を受けている[11]。また、西武の育成アマチュア担当・竹下潤は、是澤の指名理由について、練習態度が目に留まり、更に西武の捕手不足のチーム事情も重なって、「ライオンズの何かを変えてくれるかもしれない」と感じたと説明している[5][12]

詳細情報

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背番号

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  • 122(2023年 - )

脚注

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注釈

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  1. ^ 2023年よりNTT東日本硬式野球部在籍[10]、健大高崎高からの同級生。

出典

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  1. ^ 西武 - 契約更改 - プロ野球」日刊スポーツ。2023年12月21日閲覧
  2. ^ a b c 【西武】リーグ戦出場4試合で無安打の育成4位、法大・是沢涼「僕のどこを?」にスカウト答えた」『日刊スポーツ』2022年10月29日。2023年1月14日閲覧
  3. ^ a b 【西武】育成4位の法大・是沢涼輔が入団合意「より一層、身が引き締まる思い」憧れの人と共闘へ」『日刊スポーツ』2022年11月7日。2023年1月14日閲覧
  4. ^ 大学受験を振り返って〜指定校推薦②〜」『TOKYOROCKS』2021年7月26日。2023年1月14日閲覧
  5. ^ a b 【西武】育成4位の法大・是沢涼輔に指名あいさつ リーグ戦無安打のブルペン捕手が指名された理由」『スポーツ報知』2022年10月29日。2023年1月14日閲覧
  6. ^ 【新入団選手スカウトに聞く!第3回②】是澤涼輔選手!」『埼玉西武ライオンズ』2022年12月21日。2023年11月14日閲覧
  7. ^ a b c トイレで聞こえてくる応援歌に「悔しい」 消えた興奮…23歳捕手が実感した心の成長」『Full-Count』2023年12月21日。2024年2月3日閲覧
  8. ^ 西武育成4位・是沢 「火縄銃」から成りあがる 一日でも早く支配下へ強肩アピール」『スポニチ Sponichi Annex』2023年1月10日。2023年1月14日閲覧
  9. ^ 西武・育成ドラ4・是澤涼輔 松井稼頭央監督の印象は“筋肉”「はみ出た上腕二頭筋や胸筋、非常に覚えております」」『日テレNEWS NNN』2022年12月6日。2023年1月14日閲覧
  10. ^ 選手・スタッフ紹介」NTT東日本、2022年12月10日。2024年2月3日閲覧
  11. ^ 野球 - 法政大・村上喬一朗と大柿廉太郎 雑草魂とエリート、対照的な2捕手の4years.」『4years.』2022年12月10日。2024年2月3日閲覧
  12. ^ 西尾典文ドラフトで「コネ採用」? なぜ、アマ時代に全く活躍していない選手が指名されるのか」『デイリー新潮』2022年11月13日、1頁。2023年1月18日閲覧

関連項目

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外部リンク

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