月田秀子
月田 秀子(つきだ ひでこ、1951年1月24日[1] - 2017年6月16日[2])は、ファド歌手。東京都生まれ。立命館大学文学部中退。
関西芸術アカデミー俳優養成所を経て、未知座小劇場に入団。女優として活動する傍ら菅美沙緒、出口美保の下でシャンソンを学び、1980年に「シャンソニエ・ジルベール・ベコー」でデビューを果たした。
その後アマリア・ロドリゲスに影響を受け、本格的にファドの世界へ。1987年にはポルトガルに留学し、ファド歌手としてデビュー。日本初の本格的ファド歌手として普及活動に貢献。
2006年頃線維筋痛症を発症するが、闘病しながら活動を続けていた[3]。2010年、ポルトガル大統領よりメリト勲章を受ける。
2017年6月16日、肺がんのため北海道室蘭市の病院で死去[2]。66歳没。
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.514
- ^ a b “月田秀子さん、肺がんのため死去 アマリア・ロドリゲスが歌唱力を称賛”. サンケイスポーツ. (2017年6月18日). オリジナルの2018年6月14日時点におけるアーカイブ。 2017年6月18日閲覧。
- ^ “「襲い来る痛みの中で ~ 線維筋痛症の現状」”. 上柳昌彦のお早うGoodDay!. ニッポン放送 (2010年6月7日). 2013年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月11日閲覧。