有村國孝
有村 國孝(ありむら くにたか、1935年11月21日 - )は、日本の技術者、発明家、工学博士。ICカードの発明者。
人物・経歴
[編集]1964年東京工業大学大学院博士課程修了、工学博士[1][2]。1970年にICカードを発明し特許を取得[3][4]。アリムラ技研株式会社の代表取締役として[5]、商用化に挑戦したが、経営破綻し1993年に株式会社エイアイテクノロジーへ営業譲渡された。同社は2001年にジーエルサイエンス株式会社に吸収されたが、2013年にジーエルソリューションズ株式会社として再び分社化された[6][7]。また、基本特許の切れた1990年からは平松雄一などによりICカードの市場開発も行われた[8]。
親族
[編集]有村國俊滋賀県議会議員は甥。有村治子参議院議員は姪。有村國知愛荘町長は甥[9]。
脚注
[編集]- ^ 広帯域ループ空中線列に関する研究 有村, 国孝 アリムラ, クニタカCiNii
- ^ 「有村國孝の略歴」株式会社 スマート
- ^ 「SuicaやPASMO 全国の交通系ICカード相互利用から5年」TBSラジオ 12018.3.23 金曜日
- ^ 「ICカードとは」Japan IC card system application council
- ^ 「「 I C カードの発明,企業化及び 将来展望」 プリムラ技研株式会社」北陸先端科学技術大学院大学
- ^ 沿革ジーエルソリューションズ
- ^ 「メシの食える研究所-7-アリムラ技研--「ICカード」の先駆者」Will 1985-01
- ^ 「JICSAP 1993~2018/設立25周年の歩み」JICSAP
- ^ 興信データ株式會社 2005, あ174頁.
参考文献
[編集]- 興信データ株式會社『人事興信録 第43版 上』興信データ、2005年 。