杉勇
人物情報 | |
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生誕 | 1904年8月1日![]() |
死没 | 1989年11月25日 (85歳没) |
出身校 | 東京帝国大学 |
学問 | |
研究分野 | オリエント史 |
研究機関 | 東京教育大学、明治大学、跡見学園女子大学 |
杉 勇(すぎ いさむ、1904年8月1日- 1989年11月25日)は、日本の歴史学者、東京教育大学名誉教授。専攻は古代オリエント史。
経歴
[編集]1904年、大阪で生まれた。東京帝国大学文学部西洋史学科で学び、1927年に卒業[1]。
卒業後は東京教育大学助教授に就いた。後に教授昇格。1968年に東京教育大学を定年退官し、名誉教授となった。その後は明治大学教授、跡見学園女子大学教授を務めた。1989年に死去。死去と同時に正四位受勲。
家族・親族
[編集]著朔
[編集]- 著書
共編著
[編集]- 『西洋古代史 第1』(世界歴史大系 14) 石橋智信・大畠清共著、平凡社 1936
- 『オリエント 第1』(図説世界文化史大系 3) 角川書店 1960
- 『ナイルの王墓』(世界の文化史蹟 1) 講談社 1967
- 『オリエントの廃墟』(世界の文化史蹟 2) 三笠宮崇仁共編、講談社 1968
- 『エジプト美術』(大系世界の美術 3) 学習研究社 1972
- 『アラブの世界:その歴史と文化』前嶋信次・谷泰・護雅夫ほか共著、朝日新聞社(朝日ゼミナール双書) 1974
- 執筆「中洋の歴史と文化:概論」11-49頁.
訳書
[編集]- 『エジプトの少年』M・マチエ著、福井研介共訳、岩波少年文庫 1955
- 復刊 1992年
- 『ギリシア芸術とスポーツ』ベルンハルト・ノイッチュ著、養徳社 1965
- 『古代オリエント史』S.モスカーティ著、鈴木一州訳 校閲 講談社 1967
- 『メソポタミアとイラン』M.E.L.マロワン著、創元社(世界古代史双書) 1970
- 『古代オリエント集』(筑摩世界文学大系 1) 編者代表、共訳、筑摩書房 1978[4]
- 杉訳「アラム」
- 『聖書考古学序説:『旧約聖書』の地を掘る』ロナルド・ハーカー著、学生社 1979
- 『シュメール神話集成』尾崎亨共訳、ちくま学芸文庫 2015
- 『エジプト神話集成』屋形禎亮共訳、ちくま学芸文庫 2016