杉田酒造
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | 日本 〒323-0056 栃木県小山市大字上泉237番地 |
設立 | 1876年(明治6年) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 2060001014347 |
事業内容 | 酒造業 |
代表者 | 代表取締役 杉田 一典 |
外部リンク | http://sugitasyuzou.co.jp/ |
特記事項:仕込蔵、貯蔵蔵、大正蔵、大谷石蔵の4件が国の登録有形文化財(建造物)に登録される |
杉田酒造(すぎたしゅぞう)は、栃木県小山市大字上泉に本社および工場を置く日本の酒造会社。
概要
[編集]- 1876年(明治6年)に、新潟県中越出身の初代・杉田房吉が、現在地((旧・中村上泉)(なかむらかみいずみ)で良水を得て酒造業を始めた。醸造に当たっては、栃木産の五百万石、コシヒカリなどのコメを原料に、伝統ある南部杜氏による、普通酒から大吟醸まで「佐瀬式槽搾り」である。現在、5代目当主・杉田一典が、「雄東正宗(ゆうとうまさむね)」、「強光路強力(ほっこうじごうりき)」、「くろかみ」ブランドの日本酒を醸造販売する老舗酒造メーカーである[1]。
- 「雄東正宗」の由来
以前は、「優等正宗」だったが、関東信越国税局鑑評会で、当時の税務署長より「関東の雄となれ」といわれ「雄東正宗」となった[1]。
- 「発光路強力」の由来
戦前まで栽培させていた「強力米」が、鳥取県で復活された、その種籾5粒を分けてもらい、鹿沼市栗野地区にある「発光路の里」で栽培、収穫していることから命名した[1]。
- 「くろかみ」の由来
栃木県を代表する日本百名山、「男体山(なんたいさん)」の別称から命名した[1]。
- 仕込み水
仕込み水は、日光山系の伏流水で、地下水を汲み上げ使用している[1]。
営業情報
[編集]- 定休日 - 日曜日・祝日
- 営業時間 - 午前8時30分 - 午後6時
- 蔵見学 - 1月 - 3月、電話にて予約必要
- 駐車場 - 有り
文化財
[編集]- 登録有形文化財(建造物)
- 登録年月日:2013年(平成25年)3月29日、種別:産業2次/建築物、登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの。
- 杉田酒造貯蔵蔵
- 年代:1830年 - 1868年(江戸末期)建築、1873年(明治6年)移築、土蔵造2階建、瓦葺、建築面積197m2[3]。
- 杉田酒造大谷石蔵
- 年代:1947年(昭和22年)建築、石造及び木造平屋建、鉄板葺、建築面積65m2[5]。
受賞歴
[編集]- 全国新酒鑑評会
交通
[編集]- 鉄道
脚注
[編集]- ^ a b c d e 杉田酒造株式会社 - http://sugitasyuzou.co.jp/sub1.html 「当蔵について」]
- ^ 杉田酒造仕込蔵 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ 杉田酒造貯蔵蔵 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ 杉田酒造大正蔵 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ 杉田酒造大谷石蔵 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ 『酒類総合研究所』「平成18酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」酒類総合研究所、平成19年5月24日、2022年5月25日閲覧
- ^ 『酒類総合研究所』「平成26酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」酒類総合研究所、平成27年5月20日、2022年5月25日閲覧
関連文献
[編集]- 小山市教育委員会「杉田酒造の登録有形文化財への登録について 小山市教育委員会」2013年6月、2016年10月13日閲覧
- 「栃木県酒造組合 佐々楽(ささら) とちぎの蔵元」 - 「杉田酒造株式会社」