村岡圭三
(むらおか けいぞう、1936年 -)は
1957年、日本大学文学部卒。1976年、探偵小説専門誌『幻影城』の第1回幻影城新人賞小説部門で短編「乾谷(ワディ)」が入選となり、デビューした。第1回の小説部門では、ほかに佳作として泡坂妻夫、田中文雄が選ばれている。
幻影城新人賞の受賞者を中心に結成された「影の会」のメンバー。デビュー作を含め、『幻影城』に4短編が掲載されている。
1997年8月刊行の『甦る「幻影城」Ⅰ 新人賞傑作選』(角川書店)では、著作権者との連絡が取れない旨が記されている。
作品リスト
[編集]- 乾谷(ワディ) (No.15、1976年3月号) - ワディは、アラビア語で涸れ川を表す。ワジとも表記される。乾谷(Gāngǔ)は「ワジ」の中国語での表記。
- 『甦る「幻影城」Ⅰ 新人賞傑作選』(1997年8月、角川書店 カドカワ・エンタテインメント)
- 風紋 (No.17、1976年5月号)
- 禁色 (No.30、1977年5月号)
- サボテン (No.43、1978年5月号)
- その他[1]
- 帝王のパター (『小説コットン』)
- ネフェルトの誘拐 (『コットン』)
脚注
[編集]- ^ 『甦る「幻影城」Ⅰ 新人賞傑作選』(1997年8月、角川書店)の著者紹介参照