歩兵第23連隊(ほへいだい23れんたい、歩兵第二十三聯隊)は、大日本帝国陸軍の連隊のひとつ。
- 2月 - 熱河作戦に参加
- 10月 - 帰還
- 11月 - 杭州湾に上陸、南京攻略戦などに参加
- 11月 - アメリカ軍と交戦するも連隊は次第に損耗する
- なお、ブーゲンビル島の戦いにおいて、最初に米軍と交戦したのは、本連隊所属の中隊(堀之内正義中尉)であった。
歴代の連隊長
(特記ない限り陸軍大佐) 代 | 氏名 | 在任期間 | 備考 |
1 | 岡村静彦 | 1886.5.27 - | 中佐、1891.7.大佐 |
2 | 児玉恕忠 | 1896.10.15 - 1898.3.3 | 中佐、1898.2.大佐 |
3 | 隠岐重節 | 1898.3.3 - 1901.6.19 | |
4 | 富田質弥 | 1901.6.20 - | 中佐 |
5 | 江口昌条 | 1903.1.13 - 1906.2.19 | 中佐、1903.11.大佐、1904.8.30戦傷 |
6 | 香渡範三郎 | 1904.9.17 - | 中佐 |
7 | 三上徳治 | 1905.3.10 - | 中佐 |
8 | 橋本三郎 | 1906.4.11 - 1910.8.20 | |
9 | 樋口喜吉 | 1910.8.20 - 1913.9.30 | |
10 | 高橋於兎丸 | 1913.9.30 - 1915.8.10 | |
11 | 国司伍七 | 1915.8.10 - | |
12 | 草刈宗太郎 | 1918.7.24 - 1919.7.25 | |
13 | 荒木貞夫 | 1919.7.25 - 1921.4.1[2] | |
14 | 松井七夫 | 1921.4.1 - 1922.8.15[3] | |
15 | 村山鉄男 | 1922.8.15 - 1923.8.6[4] | |
16 | 押川公実 | 1923.8.6 - | |
17 | 田中稔 | 1926.3.2 - | |
18 | 依田四郎 | 1928.3.8 - | |
19 | 大川寿賀 | 1929.8.1 - | |
20 | 志道保亮 | 1932.4.11 - | |
21 | 豊嶋房太郎 | 1934.3.5 - | |
22 | 酒井隆 | 1936.3.7 - | |
23 | 岡本鎮臣 | 1937.3.1 - | M21.3.18生まれ。最終階級;少将。戦後、熊本県八代市に復員。 |
24 | 佐野虎太 | 1938.5.14 - | |
25 | 有馬純彦 | 1940.8.1 - | |
26 | 浜之上俊秋 | 1941.10.25 - | |
27 | 河野孝次 | 1943.11.15 - 1945.4.5 | 戦死 |
末 | 福田環 | 1945.5.7 - | 少佐、1945.6.中佐、少尉候補者第6期、下士官出身の連隊長。 |
- 宮崎宮の宮柱
立たせし都ほど近く
み旗を守るますらおは
日州健児の粋を抜く - 降臨ませし高千穂の
峰を朝夕仰ぎつつ
五条のおしえかしこみて
股肱のまことつくすなり - ときは明治の十九年
その八月の十七日
捧げたまいしみ旗こそ
げに連隊の光なれ
- ^ 小林町で大火、目抜き通り焼失『九州日報』昭和2年1月29日(『昭和ニュース事典第1巻 昭和元年-昭和3年』本編p687 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 『官報』第2598号、大正10年4月2日。
- ^ 『官報』第3013号、大正11年8月16日。
- ^ 『官報』第3306号、大正12年8月7日。
- 『日本陸軍連隊総覧 歩兵編(別冊歴史読本)』(新人物往来社、1990年)
- 原 剛『明治期国土防衛史』(錦正社、2002年)
- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
- 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
- 『官報』