水越 (八尾市)

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水越
高安松の馬場 (東高野街道から玉祖神社参道の入口。右は高安中学校)
高安松の馬場東高野街道から玉祖神社参道の入口。右は高安中学校)
水越の位置(大阪府内)
水越
水越
水越の位置
北緯34度38分6.05秒 東経135度38分25.01秒 / 北緯34.6350139度 東経135.6402806度 / 34.6350139; 135.6402806
日本の旗 日本
都道府県 大阪府
市町村 八尾市
面積
 • 合計 0.406 km2
人口
2020年(令和2年)3月31日現在)[1]
 • 合計 811人
 • 密度 2,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
581-0856[2]
市外局番 072(八尾MA[3]
ナンバープレート 大阪

水越(みずこし)は、大阪府八尾市の地名。現行行政地名は水越一丁目から水越八丁目。住居表示は未実施[4]

現住所表記に変更される前は全域が大字水越だった地域で、現在の西高安町1丁目のほぼ全域も含まれていた。

歴史

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令制国一覧 > 畿内 > 河内国 > 高安郡 > 水越村

寛正元年(1460年)、当時若江城に居た畠山義就が、大和国龍田に陣を置いた畠山政長を攻撃しようとしたときにこの地にある松の馬場から二手に分かれて龍田に向かい、神南山の合戦となっている。

正保郷帳の写しとされる河内国一国村高控帳によると江戸時代の石高は302石余。江戸時代以降、幾度か支配者が変わり、寛文9年に淀藩領となり幕末に至っている。明治以降の市町村制施行で北高安村の大字となり、現住所表記施行時に西側の一部が西高安町となる。

地理

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町内のいちばん西を大阪外環状線が通り、その東を東高野街道が通る。東の山中は神立地区となる。

世帯数と人口

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2020年(令和2年)3月31日現在(八尾市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
水越一丁目 74世帯 88人
水越二丁目 36世帯 101人
水越三丁目 40世帯 86人
水越四丁目 44世帯 80人
水越五丁目 40世帯 103人
水越六丁目 55世帯 105人
水越七丁目 27世帯 70人
水越八丁目 74世帯 178人
390世帯 811人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 1,033人 [5]
2000年(平成12年) 1,012人 [6]
2005年(平成17年) 941人 [7]
2010年(平成22年) 899人 [8]
2015年(平成27年) 823人 [9]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 344世帯 [5]
2000年(平成12年) 334世帯 [6]
2005年(平成17年) 293世帯 [7]
2010年(平成22年) 314世帯 [8]
2015年(平成27年) 294世帯 [9]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2020年5月時点)[10]

丁目 小学校 中学校
水越一丁目 全域 八尾市立高安小学校 八尾市立高安中学校
水越二丁目 全域
水越三丁目 全域
水越四丁目 全域
水越五丁目 全域
水越六丁目 全域
水越七丁目 全域
水越八丁目 全域

事業所

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2016年(平成28年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[11]

丁目 事業所数 従業員数
水越一丁目 24事業所 358人
水越二丁目 5事業所 74人
水越三丁目 16事業所 62人
水越四丁目 13事業所 63人
水越五丁目 8事業所 30人
水越六丁目 4事業所 15人
水越七丁目・八丁目 6事業所 14人
76事業所 616人

施設

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  • 都夫久美神社
    玉祖神社への参道の途中にある式内社。創立の年代は未詳で現在の祭神は宇麻志麻治命。水越地区の氏神で物部氏の一族積組連の祖神を祀ったとされる。明治40年(1907年)12月6日に一旦玉祖神社に合祀され、1974年(昭和49年)10月13日に旧地に社澱を新築・復興した。
  • 高安中学校
    中学校の北側に「高安松の馬場」と呼ばれる通りがあり、東高野街道脇に鳥居が立ち、神立地区にある玉祖神社への参道となっている。かつては松の並木が続いていたが現存しない。
  • 北高安小学校

その他

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日本郵便

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脚注

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  1. ^ a b c 町丁字別人口・世帯数(令和2年3月末日現在)”. 八尾市 (2020年4月9日). 2020年5月6日閲覧。
  2. ^ a b 水越の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  4. ^ 住居表示の実施区域一覧”. 八尾市 (2014年5月19日). 2020年5月6日閲覧。
  5. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  6. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  7. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ 住所からの校区一覧”. 八尾市. 2020年5月6日閲覧。
  11. ^ 平成28年経済センサス-活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  12. ^ 郵便番号簿 2019年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年11月4日閲覧。

参考文献

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関連項目

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