江坂任

江坂 任
名前
愛称 アタル
カタカナ エサカ アタル
ラテン文字 ESAKA Ataru
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1992-05-31) 1992年5月31日(32歳)
出身地 兵庫県三田市
身長 175cm[1]
体重 67kg[1]
選手情報
在籍チーム 日本の旗 ファジアーノ岡山
ポジション MF / FW
利き足 両足
ユース
2005-2007 日本の旗 三田市立ゆりのき台中学校
2008-2010 日本の旗 神戸弘陵学園高等学校
2011-2014 日本の旗 流通経済大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2015 日本の旗 ザスパクサツ群馬 42 (13)
2016-2017 日本の旗 大宮アルディージャ 65 (15)
2018-2021 日本の旗 柏レイソル 119 (31)
2021-2022 日本の旗 浦和レッズ 46 (7)
2023-2024 大韓民国の旗 蔚山現代FC / 蔚山HD FC 50 (8)
2025- 日本の旗 ファジアーノ岡山
代表歴2
2021-2022  日本 1 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年12月23日現在。
2. 2021年3月25日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

江坂 任(えさか あたる、1992年5月31日 - )は、兵庫県三田市出身のプロサッカー選手Jリーグファジアーノ岡山所属。ポジションはミッドフィールダーフォワード。元日本代表

Kリーグ時代の登録名はハングル: 아타루)[2]

来歴

[編集]

プロ入り前

[編集]

三田市立ゆりのき台中学校卒業。神戸弘陵高校出身[3]2011年流通経済大学に進学。2013年の総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントでは4試合5得点をあげる大活躍を見せ、チームを優勝に導き、自身も大会得点王となっている。また、2014年の全日本大学サッカー選手権大会でも、チームを優勝に導くと同時に4得点を決め、大会得点王となっている。

ザスパクサツ群馬

[編集]

2015年J2ザスパクサツ群馬に入団。3月15日の第2節・ロアッソ熊本戦でプロ入り初得点を記録[4]。また同年のジェフユナイテッド千葉戦では2戦3得点を記録した[5]。シーズン通算ではリーグ戦全試合出場を果たし、チームトップの13得点を挙げた。

大宮アルディージャ

[編集]

2016年よりJ1大宮アルディージャに完全移籍[1]。5月21日、第13節・サガン鳥栖戦にてクラブのJ1通算400ゴール目をヘディングで記録した。このシーズンは8得点1アシストと活躍し、チームの5位躍進に貢献した。

2017年は2年振りにリーグ戦全試合出場を果たし、第14節・サガン鳥栖戦 - 第16節・サンフレッチェ広島にかけて3試合連続得点を記録するなど[6] 7得点をマークしたが、チームはリーグ戦最下位となりJ2降格の憂き目に遭った。

柏レイソル

[編集]

2018年より同僚の瀬川祐輔と共に柏レイソルに完全移籍で加入[7]。1年目から背番号10を背負い、3月18日、第4節のガンバ大阪戦では2得点の活躍を見せた[8]。国内外合わせ公式戦45試合に出場し12得点をマークしたが、チーム順位は17位となり個人としては2年連続でJ2降格を経験することとなった。

2020年2月22日、第1節の北海道コンサドーレ札幌戦では、プロ入り初となる開幕戦で2得点を決める活躍をした[9]

浦和レッズ

[編集]

2021年6月25日、浦和レッズに完全移籍で加入[10]。コンスタントに活躍し、去年に引き続き2度目のJリーグ優秀選手賞受賞を果たした。天皇杯では決勝で先制点を記録し優勝に貢献[11]、自身初の国内三大タイトル獲得を果たした。

2022年2月12日、富士フイルムスーパーカップで先発出場すると、2ゴールを記録し、昨季のリーグ王者川崎フロンターレを下して優勝に貢献した[12]

蔚山現代FC/蔚山HD FC

[編集]

2022年12月26日、韓国蔚山現代FCへ完全移籍することが発表された[13]

2023年10月29日、リーグ戦18試合に出場、2得点3アシストを記録し蔚山のリーグ連覇に貢献した[14]

ファジアーノ岡山

2024年12月23日、 ファジアーノ岡山に完全移籍で加入。

代表

[編集]

2021年3月18日、国際親善試合およびFIFAワールドカップ2022カタールアジア2次予選AFCアジアカップ中国2023予選モンゴル代表戦のメンバーとして日本代表に初選出された[15]

人物

[編集]

FC大阪でプレーしていた江坂巧は実弟[16]。高校時代のチームメイトにDDTプロレスリング岡田佑介がいる。

柏では背番号10を背負い、2021年の浦和移籍時に浦和の10番も空席となっていたが、背番号は33番となった。当初その理由を江坂は「特に理由はないですが、ゾロ目がいいかなと思って」と回答していたが、翌年になって「妻の誕生日が3月3日なので決めました。33気に入ってます」と真の理由を明かした[17]

プレースタイル

[編集]

トップ下でのプレーを得意とし、決定的なパスを出して味方のゴールを演出する。右利きだが、左足のキックも精度が高く、2020年シーズンの開幕戦では左足から2得点を決めている。2021シーズンでは直接フリーキックを左足で蹴るなどチームのパターンの拡大に貢献している[18]

所属クラブ

[編集]

個人成績

[編集]
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2015 群馬 26 J2 42 13 - 1 0 43 13
2016 大宮 7 J1 31 8 8 2 3 0 42 10
2017 34 7 2 1 2 1 38 9
2018 10 33 9 4 0 2 2 39 11
2019 J2 38 11 4 1 2 2 44 14
2020 J1 32 9 3 2 - 35 11
2021 16 2 3 0 0 0 19 2
浦和 33 16 5 4 1 4 1 24 7
2022 30 2 3 1 2 0 35 3
韓国 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2023 蔚山 31 K1 21 3 21 3
通算 日本 J1 192 42 27 7 13 4 232 53
日本 J2 80 24 4 1 3 2 87 27
総通算 272 66 31 8 16 6 319 80

その他の公式戦

国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2018 10 5 1
2022 浦和 33 7 1
2023/24 蔚山 31 4 1
通算 AFC 16 3

その他の国際公式戦

タイトル

[編集]

クラブ

[編集]
流通経済大学
柏レイソル
浦和レッズ
蔚山HD FC

個人

[編集]

代表歴

[編集]

出場大会

[編集]

試合数

[編集]
  • 国際Aマッチ 1試合 0得点(2021年 - 2022年)


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2021 1 0
2022 0 0
通算 1 0

出場

[編集]
No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 大会
1. 2021年3月25日 日本の旗 横浜 日産スタジアム 大韓民国の旗 韓国 ○3-0[19] 国際親善試合

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h ザスパクサツ群馬 江坂 任選手 大宮アルディージャ加入のお知らせ』(プレスリリース)大宮アルディージャ、2015年12月25日http://www.ardija.co.jp/news/detail/9920.html2015年12月25日閲覧 
  2. ^ 아타루”. K League. 2023年11月4日閲覧。
  3. ^ 浦和が柏MF江坂任を完全移籍で獲得「自分に課されるタスクを結果で」”. 日刊スポーツ (2021年6月25日). 2021年6月26日閲覧。
  4. ^ インカレ得点王群馬MF江坂が初ゴール!熊本は若手躍動、19歳嶋田2発 大津高野田も途中出場 ゲキサカ(2015年3月15日)
  5. ^ 群馬MF江坂、千葉戦2戦3得点も“ジェフキラー”は「まだ早い」 ゲキサカ(2015年7月12日)
  6. ^ 江坂3戦連発!大宮3発快勝、今季初の連勝で広島との下位対決制す ゲキサカ(2017年6月25日)
  7. ^ 江坂 任選手 移籍加入のお知らせ 柏レイソル(2018年1月6日)
  8. ^ 柏FW江坂が名手を次々“チンチン”にするも…負傷者出したG大阪がファン・ウィジョ2発で辛くもドロー ゲキサカ(2018年3月20日)
  9. ^ 2G1A!プロ初の開幕弾に柏FW江坂「すごくホッとしている」 ゲキサカ(2020年2月22日)2020年2月22日閲覧。
  10. ^ 江坂 任選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)浦和レッドダイヤモンズ、2021年6月25日https://www.urawa-reds.co.jp/static/ttt/176263.html2021年6月25日閲覧 
  11. ^ 先制弾で天皇杯制覇に貢献…浦和FW江坂「浦和はタイトルを取らないといけないクラブ」 ゲキサカ(2021年12月19日)
  12. ^ 浦和がスーパー杯通算2回目の優勝! 昨季J王者川崎相手にFW江坂が2ゴールの大活躍 FOOTBALL ZONE(2022年2月12日)
  13. ^ 江坂 任選手 蔚山現代FCへ完全移籍のお知らせ』(プレスリリース)浦和レッドダイヤモンズ、2022年12月26日https://www.urawa-reds.co.jp/topteamtopics/194020/2022年12月26日閲覧 
  14. ^ “江坂任が優勝決める決勝ゴールをアシスト!蔚山現代がリーグ連覇達成【Kリーグ1】”. 超ワールドサッカー!. (2023年10月30日). https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=452466 2023年10月30日閲覧。 
  15. ^ SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー 国際親善試合韓国代表戦(3/25 神奈川/日産スタジアム)FIFAワールドカップ2022カタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選モンゴル代表戦(3/30 千葉/フクダ電子アリーナ)”. 日本サッカー協会. 2021年3月18日閲覧。
  16. ^ 兄は昨年度得点王の群馬FW、“兄弟連覇”へ阪南大MF江坂「ライバル意識がある」 - ゲキサカ、2015年12月16日
  17. ^ 浦和MF江坂任、背番号33の理由は…「本当に感謝 たまご焼きがおいしい!」 スポーツ報知 2022年1月25日
  18. ^ 日本代表初選出の江坂任はどんな選手?両足でゴール狙える柏レイソル10番のプレースタイルは…”. フットボールチャンネル. 2021年3月29日閲覧。
  19. ^ 国際親善試合 スタメン/試合結果”. 日本サッカー協会. 2021年4月10日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]