滝沢真里
たきざわまり 滝沢真里 | |
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本名 | 滝沢真里 |
別名義 | 滝沢真理 |
生年月日 | 1937年8月24日(87歳) |
出生地 | 日本・東京都 |
民族 | 日本人 |
ジャンル | 脚本家 |
活動期間 | 1968年 - 1977年 |
主な作品 | |
『仮面ライダー』 |
滝沢 真里(たきざわ まり、本名同じ、1937年8月24日[1] - )は、日本の脚本家。別名:滝沢 真理。東京都北区出身。 1970年代に東映の特撮ヒーロー番組を多く手掛けた。
人物・来歴
[編集]1937年、東京都北区に生まれる[2]。戦時中は8歳の時に新潟県へ疎開し、戦後は18歳まで福島県で暮らした[2]。18歳で就職するが、22歳で結婚し退職した[2]。
ミステリが好きで、桂千穂や紀田順一郎・大伴昌司らも所属していたミステリ愛好会SRの会にも参加していた[2]。29歳の時に離婚し、職を得るため八住利雄の主催するシナリオ研究所研修科へ入り、講師を務めていた新井一の紹介により『東京バイパス指令』で脚本家としてデビューした[2][1]。
東宝のテレビドラマや、東宝からの繋がりで円谷プロダクションの『恐怖劇場アンバランス』などを担当した後、『アンバランス』で知り合った市川森一の紹介で『仮面ライダー』へ参加し、以後東映の特撮ヒーロー番組を中心に活動した[2][1]。『仮面ライダー』では、最多の伊上勝に次く17本を執筆している。その後、再婚を機に引退した[2]。
東映作品では滝沢真理と誤記のままクレジットされ続けていた[2]。そのため本名の滝沢真里の方が、「女性脚本家として扱われることを嫌がっての変名」と紹介される[3][注釈 1]こともあるが、本人はこれを否定している[2]。
主な作品
[編集]脚本
[編集]- 東京バイパス指令(1968年、日本テレビ / 東宝)
- 嫁ゆかば(1969年、日本テレビ / 東宝)
- 鬼平犯科帳(1969年 - 1970年、NET / 東宝)
- プレイガール(1969年 - 1976年、東京12チャンネル / 東映)
- 仮面ライダー(1971年 - 1973年、毎日放送 / 東映)
- 好き! すき!! 魔女先生(1971年、朝日放送 / 東映)
- 超人バロム・1(1972年、よみうりテレビ / 東映)
- 変身忍者 嵐(1972年、毎日放送 / 東映)
- どっこい大作(1973年、NET / 東映)
- 仮面ライダーV3(1973年、毎日放送 / 東映)
- 恐怖劇場アンバランス(1973年[注釈 2]、フジテレビ / 円谷プロダクション)
- キカイダー01(1973年、NET / 東映)
- 全員集合!7人の仮面ライダー!!(1976年、毎日放送 / 東映)
- 快傑ズバット(1977年、東京12チャンネル / 東映)
作詞
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 『別冊映画秘宝 円谷プロ怪奇ドラマ大作戦』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2013年。ISBN 978-4-8003-0174-1。
- 『宇宙船別冊 仮面ライダー怪人大画報2016』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2016年3月28日。ISBN 978-4-7986-1202-7。