澂江府
澂江府(ちょうこうふ)は、中国にかつて存在した府。明代から民国初年にかけて、現在の雲南省玉渓市東部に設置された。
概要
[編集]1256年(憲宗6年)、モンゴル帝国により羅伽甸に万戸が置かれた。1279年(至元16年)、元により羅伽甸に澂江路が置かれた。澂江路は雲南等処行中書省に属し、河陽・江川・陽宗の3県と新興州・路南州の2州を管轄した[1]。
1382年(洪武15年)、明により澂江路は澂江府と改められた。澂江府は雲南省に属し、河陽・江川・陽宗の3県と新興州・路南州の2州を管轄した[2]。
清のとき、澂江府は雲南省に属し、河陽・江川・新興州・路南州の2州2県を管轄した[3]。