独立財
独立財(どくりつざい)とは経済学において、他の財に対して弾力性がゼロになる財を言う。つまり独立財というのは他の財の価格や供給量が変化しようとも、その財には影響が発生しない財である。
たとえば砂糖はコーヒーと同時に消費される事から、砂糖とコーヒーは需要が同時に増加する補完財となるわけであるが、コーヒーをストレートで飲むならば砂糖はコーヒーに対しての独立財となる[1]。
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 高崎仁良「学会報告I 異種産業間の合併:補完財のケース」『經濟論叢』第131巻第3号、京都大學經濟學會、1983年3月、191-192頁、CRID 1050001335704460800、hdl:2433/133964、ISSN 0013-0273。
- 辻村江太郎, 續幸子「消費選好場における価格比と数量比の対称的表示と代用弾性」『三田商学研究』第38巻第1号、慶応義塾大学商学会、1995年4月、33頁、CRID 1050564287346268672、ISSN 0544-571X。