石山寺駅
石山寺駅 | |
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駅舎(2024年10月) | |
いしやまでら Ishiyamadera | |
(0.7 km) 唐橋前 OT02► | |
所在地 | 滋賀県大津市螢谷5番13号 |
駅番号 | OT 01[1] |
所属事業者 | 京阪電気鉄道 |
所属路線 | ▼石山坂本線 |
キロ程 | 0.0 km(石山寺起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 1,232人/日(降車客含まず) -2019年[要出典]- |
乗降人員 -統計年度- | 2,175人/日 -2019年[要出典]- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)6月4日[2][3] |
石山寺駅(いしやまでらえき)は、滋賀県大津市螢谷にある[3]、京阪電気鉄道石山坂本線の停留場[4]。駅番号はOT01[1]。
歴史
[編集]- 1914年(大正3年)
- 1927年(昭和2年)1月21日:太湖汽船との合併に伴い、琵琶湖鉄道汽船の停留場となる[8]。
- 1929年(昭和4年)4月11日:琵琶湖鉄道汽船が京阪電気鉄道に吸収合併[8]。同社の停留場となる。
- 1937年(昭和12年)8月20日:螢谷駅が廃止[7]、当停留場に統合[9]。
- 1943年(昭和18年)10月1日:阪神急行電鉄との合併に伴い、京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)の停留場となる[10]。
- 1949年(昭和23年)12月1日:京阪神急行電鉄の会社分離に伴い、京阪電気鉄道が設立[10]。同社の駅となる。
- 1950年(昭和25年)10月1日:石山蛍谷駅(いしやまほたるだにえき)に改称[6][7]。
- 1953年(昭和28年)4月1日:石山寺駅(いしやまでらえき)に再改称[6][7]。
- 1991年(平成3年):駅舎改築竣工[3]。
- 2003年(平成15年)10月4日:駅員終日配置を一部時間帯配置に変更[6]。
停留場構造
[編集]頭端式ホーム3面2線[3][9][11]を有する地上駅である[12]。2線とも車両両側をホームに挟まれる構成となっている(京阪では鋼索線を除くと唯一)[3][12]、外側のホームは降車専用、内側のホームは乗車専用ホームとして運用される[3][9]。2番線に停車する電車は混雑時に限り外側ホーム降車専用として使用する(通常は2番線を乗降車両用として使用)[5]。
駅舎はホームより低い部分の頭端部に位置するため、ホームへはスロープが設置されている[5][12]。
改札口は1ヶ所のみで、自動改札化されている(ただし、スルッとKANSAI共通磁気カードには対応しておらず、企画乗車券を通すこともできない)が、早朝と夜間は無人となる[13]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 行先 | ホーム |
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1番のりば降車専用ホーム | (単式) | ||
1・2 | ▼石山坂本線 | びわ湖浜大津・坂本比叡山口方面[14] | (島式) |
2番のりば降車専用ホーム | (単式) |
- 付記事項
停留場周辺
[編集]東側を国道422号が並行し、それに沿って瀬田川が流れる。国道沿いに下ると石山寺・石山公園[注 1][15]・平津峠を経て南郷洗堰(瀬田川洗堰)に至る。駅北西側は住宅地となっているが、細い路地が入り組んでいる。その路地を西へ抜けると石山高校に至る。
石山坂本線は駅北側で名神高速道路・東海道新幹線と立体交差して唐橋前駅へ向かうが、この立体交差の付近には住友活機園という邸宅がある。石山坂本線の東側を並行する道路沿いには民家が多く建つが、マンションなどの集合住宅も建っている。瀬田川沿いにはボート部の合宿所や艇庫が所々に建つ。
- 石山寺[9][16][17] - 国道沿いを南へ徒歩約10分[18][16]。
- 石山寺港 - 杢兵衛造船所が運営する観光船が発着。
- 石山温泉[16]
- 蛍谷公園 - 駅向かい側にある公園。
- 伽藍山公園 - 駅南西側にある山に設けられた公園。
- 住友活機園
- 滋賀県立石山高等学校
バス路線
[編集]停留場のすぐ隣に「京阪石山寺」バス停があり、京阪バスの路線が発着する。なお、平日の朝と夕方は甲賀市コミュニティバスの路線も発着する。
京阪石山寺 | ||
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運行事業者 | 系統または路線名・行先 | 備考 |
京阪バス | 1:石山駅 / 石山団地 2:石山駅 / 新浜 4・54:石山駅 / 大石小学校 11:大津市民病院 14:大津駅 52:石山駅 / 南郷二丁目東 / 新浜 55:石山駅 / びわこ池田墓園 | 2:平日朝と深夜のみ運行。本数わずか。 11・14:平日朝に1便ずつ運行 54:平日朝と夕方のみ運行。本数わずか。 55:土曜・休日のみ。本数わずか。 |
甲賀市コミュニティバス | 朝宮線:信楽駅 | 平日のみ運行(※朝と夕方に1便ずつ) |
その他
[編集]- 当駅には反転フラップ式発車標が設置されていたが、2018年3月に撤去された。なお、反転フラップ式発車標は京阪線に限ると最後まで残存していたものであった。
隣の停留場
[編集]- 京阪電気鉄道
- ▼石山坂本線
- 石山寺駅 (OT01) - 唐橋前駅 (OT02)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 平凡社 2021, p. 35.
- ^ a b JTB 2015, p. 66.
- ^ a b c d e f g 鼠入昌史『終着駅巡礼』イカロス出版、2016年12月25日、83頁。ISBN 978-4-8022-0259-6。
- ^ “京阪電気鉄道、9/25ダイヤ変更 - 快速急行を設定「ライナー」増発”. マイナビニュース (2021年7月8日). 2022年2月11日閲覧。
- ^ a b c 川島 2009, p. 54.
- ^ a b c d 寺田 2013, p. 277.
- ^ a b c d e 今尾恵介 (監修)『日本鉄道旅行地図帳 9号 関西2』新潮社、2009年1月19日、32頁。ISBN 978-4-10-790027-2。
- ^ a b c 寺田 2013, p. 276.
- ^ a b c d e JTB 2015, p. 67.
- ^ a b 寺田 2013, p. 275.
- ^ 川島 2009, p. 12.
- ^ a b c d PHP研究所 2014, p. 91.
- ^ 京阪大津線 駅係員配置時間
- ^ a b “石山寺駅|駅構内図”. 京阪電気鉄道. 2022年9月19日閲覧。
- ^ “石山公園 - 大津市”. 大津市 (2022年7月25日). 2022年11月26日閲覧。
- ^ a b c 平凡社 2021, p. 33.
- ^ “御巣鷹悼む、石山寺「夢の桜」 植樹から35年、今年も”. 朝日新聞デジタル. (2021年3月11日). オリジナルの2021年3月12日時点におけるアーカイブ。 2022年2月11日閲覧。
- ^ PHP研究所 2014, p. 90.
参考文献
[編集]- 川島令三『【図説】日本の鉄道 東海道ライン 全線・全駅・全配線 第6巻 米原駅 - 大阪エリア』講談社、2009年8月20日。ISBN 978-4-06-270016-0。
- 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年1月19日。ISBN 978-4-7770-1336-4。
- 『京阪電鉄のひみつ』PHP研究所、2014年4月25日。ISBN 978-4-569-81827-6。
- 『JTBの交通ムック 27 京阪電車 まるまる一冊』JTBパブリッシング、2015年4月1日。ISBN 978-4-533-10297-4。
- 地理情報開発 (編)『日本路面電車地図鑑』平凡社、2021年6月20日。ISBN 978-4-582-94606-2。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 石山寺駅 - 京阪電気鉄道
- おけいはん.ねっと|駅情報局:石山寺駅