神崎橋
神崎橋(かんざきばし)は、大阪府大阪市淀川区加島三丁目から兵庫県尼崎市西川を結ぶ、神崎川に架かる橋である。大阪府側では浪速の名橋50選に選定されている。
概要
[編集]橋の長さは321.2メートル、幅は21.5メートルの合成桁橋[1]。現在使用中の橋は、1978年3月に架け替えられた。合成桁橋としては日本で最大規模とされている。
大阪府道・兵庫県道41号大阪伊丹線(大阪市側の通称「十三通」、尼崎市側の通称「近松線」)が通っている。
歴史
[編集]神崎橋の名前は「太平記」にも記されているが、南北朝時代に戦乱に巻き込まれて損壊したとされている[2][3]。近代まで長らく橋は途絶え、渡し船が交通を担っていた。
近代の橋としては、1923年にこの地に最初の橋が架けられた。その後1953年、1978年の二度にわたって架け替えられている。1953年に架け替えられた橋は、日本初の合成桁橋だった。
近隣施設
[編集]橋東詰(大阪府側)
[編集]橋西詰(兵庫県側)
[編集]脚注
[編集]- ^ 合成桁橋とは - コトバンク
- ^ ウィキソースには、太平記/巻第三十八の原文があります。 太平記巻第三十八 320 和田楠与箕浦次郎左衛門軍事
- ^ 『太平記 下』(有朋堂書店、1927年)583-584頁 - 国立国会図書館デジタルコレクション
外部リンク
[編集]座標: 北緯34度43分59.3秒 東経135度26分49.4秒 / 北緯34.733139度 東経135.447056度