福島刑務所
福島刑務所(ふくしまけいむしょ)は、法務省矯正局の仙台矯正管区に属する刑務所。
下部機関として福島刑務支所、会津若松拘置支所、郡山拘置支所、いわき拘置支所、白河拘置支所を持つ。
所在地
[編集]収容分類級
[編集]- 本所はB級、F級
- 福島刑務支所はW級、WF級(女子収容施設)
収容定員
[編集]- 福島刑務所(本所) 1655人
- 福島刑務支所 500人
沿革
[編集]- 江戸・藩政期 福島藩が信夫郡腰浜村(現在の福島市腰浜町周辺)に牢屋敷を設置
- 1871年 信夫郡福島町南裏に移転
- 1876年 「福島監獄」と呼称
- 1921年10月 「福島刑務所」と改称
- 1960年11月 現在地に移転。それまでの刑務所は、現在の福島市狐塚(福島税務署・福島地方検察庁付近)にあった。
- 2003年9月 改築工事着工
- 2005年3月 改築工事竣工
組織
[編集]所長の下に3部1室1課(各支所以外)を持つ。
- 所長(矯正監)
- 総務部(庶務課、会計課、用度課)
- 処遇部(処遇担当、作業担当)
- 分類教育部(教育担当、考査担当、審査・保護担当)
- 国際対策室
- 医務課
外観・設備
[編集]特記事項
[編集]所歌
[編集]所歌に1960年11月11日の移転の際の落成式で披露された「光に映えて」がある(作詞・小野小太郎、作曲・古関裕而)[1]。当時看守だった小野が発案して作詞を担当し、作曲を古関に依頼した[1]。所歌は長い間使用されていなかったが、2019年に職員が古関の手紙を倉庫で発見し、再び定期的に流されるようになった[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c “更生の願い所歌に託す 昭和35年制定、福島刑務所「光に映えて」 職員作詞、古関裕而さん作曲”. 福島民報. 2023年1月11日閲覧。
外部リンク
[編集]座標: 北緯37度46分47秒 東経140度25分21.4秒 / 北緯37.77972度 東経140.422611度