秋吉台サファリランド
秋吉台自然動物公園サファリランド | |
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施設情報 | |
正式名称 | 秋吉台自然動物公園[1] |
所有者 | 田中金属株式会社[1] |
園長 | 池辺祐介[2] |
開園 | 1977年 |
所在地 | 〒754-0302 山口県美祢市美東町赤1212 |
位置 | 北緯34度17分04秒 東経131度19分58秒 / 北緯34.28431度 東経131.33289度座標: 北緯34度17分04秒 東経131度19分58秒 / 北緯34.28431度 東経131.33289度 |
アクセス | 新山口駅から防長交通バスで秋芳洞を経て約1時間、東萩駅から防長交通バスで約45分[3] |
公式サイト | www |
秋吉台サファリランド(あきよしだいサファリランド)は、山口県美祢市美東町にあるサファリパーク形式の動物園および遊園地。
沿革
[編集]1977年(昭和52年)開園。湯田温泉を中心に山口県内各地でホテル事業を展開するタナカホテルグループによって運営されている。民営であるが周辺の大正洞・景清洞とセット入場券を販売するなど、美東町の観光資源として有効活用しようという動きも見られる。
国定公園秋吉台の外縁の一角に約70種、700頭羽の動物が飼育されており、自家用車または専用バスで園内を巡って見学を行う。トラ・ライオンの姿を模した専用バスは車体の一部に外開きの窓が設けられており、餌やりの体験ができる構造となっている。また、一部のゾーンでは車外に出て小動物らと直接ふれあうことも可能となっている。
展示と飼育
[編集]エンリッチメント大賞
[編集]秋吉台サファリランドは、時間をかけてトレーニングしたアフリカハゲコウをフリーフライトで飛翔させる常識を覆す展示を行い、2012年、エンリッチメント大賞(飼育環境大賞)を受賞した[4][5]。2011年6月には上昇気流に流されて、メスの「キン」が行方不明となり、9日後に約360㎞離れた和歌山県内で保護された[5]。その後、GPS発信機を背中につけ、飛行訓練は継続される[5]。2012年12月ごろのアフリカハゲコウ「キン」と「ギン」(オス)の2羽の飛行などの様子が飼育員のブログに書かれ、翼を広げると2.5mの鳥が見物者たちの頭上スレスレの飛行を披露している[6]。
※この賞については「環境エンリッチメント」に詳しい。
飼育
[編集]- 1985年から日本国内で最初に日本では珍しい白色のトラ(ホワイトタイガー)の長期飼育を行い、2012年現在、10頭めとなる[2][7]。
- 2024年6月にアフリカハゲコウ2羽が誕生し、日本国内の動物園で初の繁殖となった[8]。
- キリン
- チーター
- カピバラ
- カンガルー
脚注
[編集]- ^ a b 動物取扱業に関する表示秋吉台サファリ
- ^ a b ホワイトタイガーの公開を伝える山口新聞2012年8月11日
- ^ 交通アクセス秋吉台サファリ
- ^ エンリッチメント大賞2012 市民ZOOネットワーク
- ^ a b c ハゲコウ飛行トレ 秋吉台サファリ「飼育環境」大賞に山口新聞 2012/10/13 00:00
- ^ アフリカハゲコウ銀の知恵2012年12月02日 18:35:37更新
- ^ ホワイトタイガー・ホワイトライオンエサやり体験 2012年12月24日,写真秋吉台サファリ
- ^ 「アフリカハゲコウ 幼鳥2羽、巣立つ 秋吉台サファリランド/山口」『毎日新聞』2024年10月5日。2024年10月9日閲覧。