稲荷前駅
稲荷前駅 | |
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いなりまえ | |
◄大山寺 (0.8 km) (0.6 km) 岩倉► | |
所在地 | 愛知県丹羽郡岩倉町稲荷(営業時) |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 犬山線 |
キロ程 | 8.9 km(枇杷島橋起点) |
駅構造 | 地上駅 |
乗車人員 -統計年度- | 41人/日(降車客含まず) -1926年[1]- |
開業年月日 | 1912年(大正元年)8月6日 |
廃止年月日 | 1969年(昭和44年)4月5日* |
備考 | *1944年(昭和19年)より休止 |
稲荷前駅(いなりまええき)は、かつて愛知県丹羽郡岩倉町稲荷[2](現在の岩倉市)にあった名古屋鉄道犬山線の駅。
大山寺駅 - 岩倉駅間に存在した。駅名は近くの稲荷社に由来する。稲荷前駅周辺の現在の地名は岩倉市稲荷町である。
歴史
[編集]- 1912年(大正元年)8月6日 - 名古屋電気鉄道一宮線(枇杷島 - 枇杷島橋 - 岩倉 - 西印田)、犬山線(岩倉 - 犬山)が開業。徳重 - 岩倉間に稲荷駅が設置される[3]。
- 1913年(大正2年)3月27日 - 稲荷前駅に改称の旨届出[4][3]。
- 1921年(大正10年)7月1日 - 名古屋電気鉄道が一宮線・犬山線を名古屋鉄道へ譲渡。名古屋鉄道一宮線の駅になる。
- 1941年(昭和16年)8月12日 - 一宮線の枇杷島橋 - 岩倉間が犬山線に編入され、犬山線の駅となる。
- 1944年(昭和19年) - 休止。
- 1969年(昭和44年)4月5日 - 廃止。
駅構造
[編集]ホームは2面2線の地上駅。
利用状況
[編集]岩倉町史を引用した『岩倉市史 中巻』によると、年別一日平均乗車人員は以下の通りであった[1]。
- 1915年 - 23人
- 1922年 - 41人
- 1926年 - 41人
駅周辺
[編集]- 稲荷社 (明暦年間創建と伝えられる)
隣の駅
[編集]所属路線、隣の駅は営業時代のもの。
脚注
[編集]- ^ a b 岩倉市史編集委員会(編)『岩倉市史 中巻』岩倉市、1985年、279頁。
- ^ 鉄道停車場一覧. 昭和12年10月1日現在 国立国会図書館デジタルコレクション 2020年2月1日閲覧。
- ^ a b 日本鉄道旅行地図帳 追加・訂補 7号 東海 - 鉄道フォーラム
- ^ 「軽便鉄道駅名改称」『官報』1913年4月4日(国立国会図書館デジタル化資料)