第2水陸機動連隊
第2水陸機動連隊 | |
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創設 | 2018年(平成30年)3月27日[1] |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 連隊 |
兵科 | 水陸両用戦 |
兵種/任務 | レンジャー、 水陸両用戦 |
人員 | 約660名 |
所在地 | 長崎県 佐世保市 |
編成地 | 相浦 |
上級単位 | 水陸機動団 |
担当地域 | 九州、琉球諸島 |
第2水陸機動連隊(だいにすいりくきどうれんたい、2nd Amphibious Rapid Deployment Regiment)は、長崎県佐世保市の相浦駐屯地に駐屯する陸上自衛隊水陸機動団隷下の連隊(軽)である。
概要
[編集]水陸機動団の編成に伴い、新編された部隊であり、第1水陸機動連隊とともに水陸機動団の主力をなす。一部人員は、西部方面普通科連隊から転属されている[2]。
沿革
[編集]部隊編成
[編集]- 第2水陸機動連隊本部
- 本部管理中隊「2水機-本」
- 第1普通科中隊「2水機-1」
- 第2普通科中隊「2水機-2」
- 第3普通科中隊「2水機-3」
- 対戦車中隊「2水機-対戦」
主要幹部
[編集]官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
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第2水陸機動連隊長 | 1等陸佐 | 辻 一 | 2023年12月22日 | 陸上総隊司令部運用部運用課長 |
代 | 氏名 | 在職期間 | 前職 | 後職 |
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1 | 藤井義勝 | 2018年 | 3月27日 - 2020年 3月15日陸上幕僚監部人事教育部人事教育計画課 制度班長 | 陸上幕僚監部運用支援・訓練部運用支援課勤務 兼 統合幕僚監部運用部運用第1課勤務 |
2 | 武者利勝 | 2020年 | 3月16日 - 2021年12月21日統合幕僚監部運用部運用第1課 防衛警備班長 | 統合幕僚監部防衛計画部計画課長 |
3 | 入江一博 | 2021年12月22日 - 2023年12月21日 | 陸上幕僚監部人事教育部 人事教育計画課勤務 | 陸上自衛隊教育訓練研究本部総合企画官 |
4 | 辻 一 | 2023年12月22日 - | 陸上総隊司令部運用部運用課長 |
主要装備品
[編集]- 高機動車
- 1/2tトラック / 73式小型トラック
- 1 1/2tトラック / 73式中型トラック
- 3 1/2tトラック / 73式大型トラック
- 20式5.56mm小銃
- 89式5.56mm小銃
- 5.56mm機関銃MINIMI
- 対人狙撃銃 レミントン M24 SWS
- 9mm機関けん銃
- 84mm無反動砲
- M6C-210(60mm迫撃砲)
- L16 81mm 迫撃砲
- 120mm迫撃砲 RT
- 中距離多目的誘導弾
- 空挺用背嚢(1週間程度支援なしで生活できる糧食一式を携帯)
- 登攀用具一式
- 偵察ボート(8人乗)[3]
- CRRC(戦闘強襲偵察用舟艇):ラバー製ボート
- 水泳斥候(スカウトスィマー)用装備一式
- 隠密行動用戦闘装着セット
- 個人用暗視装置 JGVS-V8
- 防弾チョッキ2型
- 防弾チョッキ3型
脚注
[編集]- ^ 防衛省人事発令(2018年3月27日:1佐人事)
- ^ 菊池雅之 (2020年4月3日). “陸自の「島しょ防衛体制」現状は? 訓練重ねる水陸機動連隊 「オスプレイ」部隊も新設”. 乗りものニュース. 株式会社メディア・ヴァーグ. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “陸上自衛隊・水陸機動団、離島奪還訓練を公開 「特定の島想定せず」”. 朝日新聞. (2022年5月25日) 2022年8月5日閲覧。
関連項目
[編集]- 水陸機動団 / 第1水陸機動連隊 / 第3水陸機動連隊 / 水陸機動団戦闘上陸大隊