第6高射特科大隊
第6高射特科大隊 | |
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訓練検閲における81式短距離地対空誘導弾 | |
創設 | 1990年(平成2年)3月26日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 大隊 |
兵科 | 高射特科 |
所在地 | 福島県 郡山市 |
編成地 | 郡山 |
上級単位 | 第6師団 |
担当地域 | 南東北 |
第6高射特科大隊(だいろくこうしゃとっかだいたい、JGSDF 6th Antiaircraft Artillery Battalion)は、福島県郡山市の郡山駐屯地に駐屯する、陸上自衛隊第6師団隷下の高射特科部隊である。大隊長は郡山駐屯地司令を兼任[1]する。
沿革
[編集]第6特科連隊第5大隊
第6特科連隊第6大隊
- 1962年(昭和37年)8月15日:第6特科連隊第6大隊に改編。
- 1973年(昭和48年)3月27日:35mm2連装高射機関砲 L-90の配備に伴い改編。
- 1988年(昭和63年)2月24日:81式短距離地対空誘導弾の配備に伴い改編。
第6高射特科大隊
- 1990年(平成 2年)3月26日:第6特科連隊第6大隊が第6高射特科大隊として分離・独立、師団直轄となる。
- 2001年(平成13年)3月:93式近距離地対空誘導弾、師団対空情報処理システム(DADS)を装備し改編編成完結。
- 2006年(平成18年)3月27日:後方支援体制変換に伴い、整備部門を第6後方支援連隊第2整備大隊高射直接支援隊へ移管。
- 第1高射中隊の一部を第22即応機動連隊高射小隊に編合するとともに第1高射中隊を指揮情報中隊に改編。
- 第2高射中隊を高射中隊に改編。
部隊編成
[編集]- 第6高射特科大隊本部
- 本部管理中隊「6高特-本」
- 指揮情報中隊「6高特-指」 - 93式近距離地対空誘導弾、低空レーダ装置 JTPS-P18
- 高射中隊「6高特-高」 - 11式短距離地対空誘導弾
整備支援部隊
[編集]第6高射特科大隊の整備体制は、新編時より各中隊の整備班、本部管理中隊の整備小隊が部隊整備を、またそれ以上の高段階整備を第6武器隊が実施していたが、2006年(平成18年)3月の第6師団の後方支援体制変換に伴い、第6後方支援連隊が改編され第6高射特科大隊関連の整備部門を第2整備大隊高射直接支援隊へ移管した。
廃止(改編)部隊
[編集]- 第1高射中隊:2019年(平成31年)3月25日廃止。第1高射中隊の一部を第22即応機動連隊高射小隊に異動するとともに、指揮情報中隊に改編。
- 第2高射中隊:2019年(平成31年)3月25日廃止。高射中隊に改編。
主要装備
[編集]- 11式短距離地対空誘導弾
- 93式近距離地対空誘導弾
- 対空レーダ装置 JTPS-P14
- 低空レーダ装置 JTPS-P18
- 対空戦闘指揮統制システム(ADCCS)Ⅱ型
- 1/2tトラック / 73式小型トラック
- 1 1/2tトラック / 73式中型トラック
- 3 1/2tトラック / 73式大型トラック
- 89式5.56mm小銃
警備隊区
[編集]- 福島県いわき市、小野町、田村市、三春町、郡山市 [3]
脚注
[編集]- ^ 2020年3月26日より
- ^ “#第6高射特科大隊は、新たに導入された「11式短距離地対空誘導弾(通称・11短SAM)の安全祈願を行いました。”. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “防衛省防災業務計画(令和6年3月28日)”. pp. 55. 2024年12月20日閲覧。