網走港
網走港 | |
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所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 北海道網走市 |
座標 | 北緯44度01分27秒 東経144度17分04秒 / 北緯44.02417度 東経144.28444度座標: 北緯44度01分27秒 東経144度17分04秒 / 北緯44.02417度 東経144.28444度 |
詳細 | |
管理者 | 網走市 |
種類 | 重要港湾 |
統計 | |
統計年度 | 平成27年 |
発着数 | 16,629隻[1] |
貨物取扱量 | 380,649トン[1] |
旅客数 | 176,668人[1] |
公式サイト | 網走港 |
網走港(あばしりこう)は、北海道網走市にある港湾。港湾管理者は網走市。港湾法上の「重要港湾」に指定されている。
概要
[編集]北海道北東部のオホーツク海に面しており、網走川の河口部に位置する河口港から発展した。網走市や北見市を中心とする北網地域の物流を支える港湾、沖合漁業や沿岸漁業の基地としての役割がある[2]。また、旅客船や流氷観光船の発着場になっているなど[3]、観光振興の役割も担っている。「帽子岩ケーソンドック」は網走港修築工事の付帯施設として大型ケーソン製作のために建設したもので、1923年(大正12年)に竣工した[4]。天然の岩盤(安山岩)を掘削して壁面に利用した構造であり、現在でも使用している[4]。2006年(平成18年)には「土木学会選奨土木遺産」に認定された[4][5]。
港湾施設
[編集]港湾施設の詳細については外部リンクの「港湾施設の現況」参照[6]
大型けい船岸等
- 第1ふ頭
- 第2ふ頭
- 1号岸壁
- 2号岸壁
- 第3ふ頭
- 1号岸壁
- 2号岸壁
- 第4ふ頭
- 1号岸壁
- 2号岸壁
- 第5ふ頭
- 南防波堤
- ドルフィン
小型けい船岸等
- 網走川川筋物揚場
- 船入澗-2.0 m物揚場
- 船入澗-4.0 m物揚場
- 船入澗船揚場
- 第1船溜まり物揚場
- 事業用地物揚場
- 第1物揚場
- 第2物揚場
- 第3物揚場
- 新港船揚場
- 新港小型船だまり-3.5物揚場
- 新港小型船だまり-3.0物揚場
官公署
[編集]- 網走市役所
- 函館税関釧路税関支署網走出張所
- 小樽検疫所網走出張所
- 北海道開発局網走開発建設部
- 網走港湾事務所
- 札幌管区気象台網走地方気象台
- 第一管区海上保安本部紋別海上保安部網走海上保安署
沿革
[編集]- 1888年(明治21年):チャールズ・スコット・メークが「網走港修築計画」樹立[2]。
- 1898年(明治31年):広井勇が「網走港修築基本計画」策定[2]。
- 1916年(大正 5年):「第一期拓殖計画」により「避難港」として修築[2]。
- 1948年(昭和23年):港則法に基づく「港域」指定[2]。
- 1953年(昭和28年):網走港港湾管理者設立[2]。
- 1965年(昭和40年):第2ふ頭完成[2]。
- 1970年(昭和45年):出入国管理令(出入国管理及び難民認定法)による「出入国管理港」指定[2]。
- 1971年(昭和46年):第1ふ頭完成[2]。
- 1977年(昭和52年):植物防疫法による「木材輸入特定港」指定[2]。
- 1978年(昭和53年):港湾法による「重要港湾」指定[2]。
- 1980年(昭和55年):「無線検疫港」指定[2]。関税法による「開港」指定[2]。
- 1987年(昭和62年):第3ふ頭1号岸壁供用開始[2]。
- 1988年(昭和63年):第3ふ頭2号岸壁、第4ふ頭1号岸壁完成[2]。
- 1991年(平成 3年):流氷観光砕氷船「おーろら」就航[2][7]。
- 1993年(平成 5年):第4ふ頭2号岸壁完成[2]。
- 1994年(平成 6年):「保税蔵置場」指定[2]。
- 1995年(平成 7年):南防波堤(親水防波堤「ぽぽ260」)完成[2]。
- 1996年(平成 8年):第5埠頭岸壁完成[2]。
- 1999年(平成11年):植物防疫法による「植物検疫港」指定[2]。
- 2002年(平成14年):新港地区船揚場供用開始[2]。
- 2006年(平成18年):「網走港帽子岩ケーソンドック」が「土木学会選奨土木遺産」認定[2][5]。
- 2009年(平成21年):新港地区小型船だまり供用開始[2]。みなと観光交流センター(道の駅流氷街道網走)オープン[2]。
- 2010年(平成22年):「みなとオアシス」(みなとオアシス網走)登録[8]。
脚注
[編集]- ^ a b c “平成27年 北海道港湾統計年報《概要版》” (PDF). 北海道. 2017年11月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y リーフレット.
- ^ “網走流氷観光砕氷船 おーろら”. 道東観光開発. 2017年11月28日閲覧。
- ^ a b c “網走港帽子岩ケーソンドックの解説シート”. 土木学会選奨土木遺産. 土木学会. 2017年11月28日閲覧。
- ^ a b “網走港帽子岩ケーソンドック”. 土木学会. 2017年11月27日閲覧。
- ^ “港湾施設(網走港)の現況” (PDF). 網走市. 2017年11月27日閲覧。
- ^ “外洋航海可能の観光砕氷船、「おーろら」デビュー-網走”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1991年1月16日). 2017年11月27日閲覧。
- ^ “みなとオアシス網走”. 北海道開発局. 2017年11月27日閲覧。