芦辺漁港
芦辺漁港(あしべぎょこう)は、長崎県壱岐市東部にある漁港。芦辺・瀬戸(せと)・馬ノ瀬(うまのせ)の3地区からなる。壱岐島で水揚げされた漁獲物の消費地である福岡市への流通の他に、一般貨物の陸揚げやフェリー・高速船が寄港地として利用するなど、南西部の郷ノ浦港や南東部の印通寺港と同様に壱岐島の玄関口としての役割を果たしている。
概要
[編集]施設
[編集]- 芦辺港フェリーターミナルビル(2階建て)(長崎県壱岐市芦辺町箱崎中山触2575-22)
- 1階 - 管理事務所、乗船券販売窓口、土産店、観光案内所
- 2階 - 待合室、乗下船口、壱岐市ふるさと商社
- ジェットフォイルターミナル(平屋建て)
- 1階-乗船券販売窓口、待合室
- 乗下船口は建物外の浮き桟橋
- 壱岐・対馬フェリー株式会社 本店事務所(平屋建て)
航路
[編集]九州郵船がフェリーとジェットフォイルを、壱岐・対馬フェリーがフェリーを運航している。長崎県本土の港湾との定期航路は2020年(令和2年)現在はない。
- 九州郵船
- ジェットフォイル「ヴィーナス」、「ヴィーナス2」 厳原港(対馬市)[1] - 芦辺港 - 博多港(福岡市)
- フェリー「フェリーちくし」、「フェリーきずな」 厳原港(対馬市) - 芦辺港 - 博多港(福岡市)
- 壱岐・対馬フェリー
- フェリー「フェリーつばさ」、「フェリーみかさ」厳原港(対馬市) - 芦辺港 - 博多港(福岡市)
沿革
[編集]- 2006年(平成18年)
- 4月 - 新フェリーターミナルビル供用開始。エレベーターなどバリアフリーに対応。
- 7月 - フェリーターミナルに可動橋(ボーディングブリッジ)を新設。
周辺
[編集]芦辺(芦辺浦)地区
瀬戸地区
馬ノ瀬地区
- 清石浜(くよしばま)