華麗なる千拍子2002
『華麗なる千拍子2002』(かれいなるせんびょうしにせんに)は2002年に宝塚歌劇団で上演された舞台作品。雪組[1]公演。形式名は「グランド・レビュー[1]」。22場[1]。
原作は高木史朗[1]、監修・演出は酒井澄夫[1]、構成・演出は中村一徳[1]。併演作品は『再会[1]』。
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[2]参考。内容は『華麗なる千拍子'99』(宝塚大劇場公演)と同じ[1]。
1960年初演で、東京公演が芸術祭賞を受けた作品『華麗なる千拍子』の再演。世界巡りの構成になっており、宝塚の舞台の特徴を生かした伝統的なショースタイルを展開。本作品は2002年版として新しいリズム(千拍子)をテーマに構成されている。
公演日程
[編集]※出典は公演案内(宝塚歌劇・公式ページ)を参考にしている[3]。
- 10月26日・10月27日 九州厚生年金会館(北九州市)
- 10月28日 下関市民会館
- 10月30日・10月31日 福岡サンパレスホール
- 11月2日・11月3日 香川県県民ホール(高松市)
- 11月5日・11月6日 磐田市民文化会館
- 11月8日 小牧市市民会館
- 11月9日 瀬戸市文化センター
- 11月10日 半田市福祉文化会館
- 11月12日 武蔵野市民文化会館
- 11月13日 さいたま市文化センター
- 11月15日・11月16日 神奈川県民ホール(横浜市)
- 11月17日 市川市文化会館
スタッフ
[編集]※『華麗なる千拍子'99』(宝塚大劇場公演)と同じ[1]。
- 作曲・編曲[4]:西村耕次/甲斐正人/鞍富真一
- 音楽指揮[4]:佐々田愛一郎
- 振付[4]:名倉加代子/家城比呂志/藍エリナ/大谷盛雄
- 装置[4]:関谷敏昭
- 衣装[4]:任田幾英
- 照明[4]:勝柴次朗
- 音響[4]:加門清邦
- 小道具[4]:万波一重
- 効果[4]:木多美生
- 演出助手[4]:鈴木圭
- 装置補[4]:広森守
- 衣装補[4]:河底美由紀
- 舞台進行[4]:表原渉
- 舞台美術製作[4]:株式会社宝塚舞台
- 演奏[4]:宝塚管弦楽団
- 制作[4]:村上信夫
主な配役
[編集]- 歌う紳士S、千拍子の男、マタドールS、パイナップルの女王、リオの男S、ニューヨークの男S、モンマントルの歌手、花の紳士S、デュエット男S、パレードの歌手S - 朝海ひかる[1]
- 淑女S、千拍子の女、恋人、リオの女S、踊る女S、ニューヨークの女S、歌う女S、デュエットの女S、パレードの淑女S - 舞風りら[1]
- 紳士A、スタンリー、リオの男A、踊る男A、ニューオリンズの男A、ギャルソン、パレードの紳士A - 貴城けい[1]
- 黒い影A、踊る男A - 天希かおり[1]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。