西尾張中央道
主要地方道 | |
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西尾張中央道 | |
起点 | 愛知県一宮市 |
主な 経由都市 | 稲沢市・あま市・津島市・海部郡蟹江町・海部郡飛島村 |
終点 | 愛知県弥富市 |
接続する 主な道路 (記法) | 本文参照 |
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西尾張中央道(にしおわりちゅうおうどう)は、愛知県一宮市北方町からその名の通り西尾張地方(尾張地方西部)を縦断し、弥富市鍋田に至る道路[1]。単に中央道とも呼ばれる。愛知県道14号岐阜稲沢線・愛知県道65号一宮蟹江線・愛知県道66号蟹江飛島線・愛知県道71号名古屋西港線の各一部により構成される。
歴史
[編集]西尾張地方を南北に縦断する道路は従来、愛知県道一宮蟹江線・愛知県道一宮津島線(巡見街道)の2路線が存在していたが、地域の幹線道路としては貧弱であった[2]。そのため、繊維業が盛んであった一宮市より三重県四日市港まで製品を輸送するための都市計画道路(一宮市のほか、稲沢市・尾西市・葉栗郡木曽川町の3市1町が計画)構想や既存の県道一宮蟹江線のバイパス建設を求める「一宮蟹江線改修期成同盟会」(海部郡内町村が参加)がそれぞれ立案されていた[2]。その2計画を統合し、4車線(幅25メートル)・総延長30キロメートルの道路として整備されたのが「西尾張中央道」である[2]。それぞれの計画を引き継いでいるため、稲沢市を境界に、以北が各市町の都市計画道路として、以南が愛知県による主要地方道改修工事として整備が行われた[2]。当初計画では、総工費が35億円で、3分の2が国庫、3分の1を県と各市町村で負担することになっていた[2]。北部区間が県道となったのは、1977年(昭和52年)。1962年(昭和37年)着工[1]。1965年(昭和40年)「西尾張中央道」が完成[3]。1971年(昭和46年)4月、一部区間を除き開通[1]。
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路・鉄道
[編集]関連項目
[編集]- 一宮西港道路:当道路上に計画されている道路。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 木曽川町史編集委員会 編『木曽川町史』木曽川町、1981年11月1日。
- 海部歴史研究会 編『近代海部郡誕生100年記念誌』津島ロータリークラブ・あまロータリークラブ、2013年10月19日。