諏訪 (市原市)

諏訪
諏訪の位置(千葉県内)
諏訪
諏訪
諏訪の位置
北緯35度29分26.4秒 東経140度6分30.8秒 / 北緯35.490667度 東経140.108556度 / 35.490667; 140.108556
日本の旗 日本
都道府県 千葉県
市町村 市原市
地区 五井地区
面積
(2022年(令和4年)4月1日現在)[1]
 • 合計 0.12593 km2
人口
2022年(令和4年)4月1日現在)[2]
 • 合計 996人
 • 密度 7,900人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
290-0026[3]
市外局番 0436[4]
ナンバープレート 市原

諏訪(すわ[5])は、千葉県市原市五井地区にある町丁。現行行政地名は諏訪一丁目及び諏訪二丁目。郵便番号は290-0026。

概要

[編集]

千葉県市原市北西部の五井地区に位置する。全域が国分寺台土地区画整理事業の実施区域に該当するため、国分寺台地区に分類されることもある[6]。現在の諏訪一丁目と諏訪二丁目は元々西広村上の各一部であった[6]

北は南国分寺台、東と南は西広、西は村上と接している。

歴史

[編集]

地名の由来

[編集]

同地に鎮座する上下諏訪神社から。成立年代は不詳であるが、元々村上の一部であった[7]

沿革

[編集]

世帯数と人口

[編集]

2022年4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[8]

町丁 世帯数 人口
諏訪一丁目 221世帯 494人
諏訪二丁目 197世帯 502人
合計 418世帯 996人

通学区域

[編集]

市立小学校市立中学校県立高等学校に通学区域は以下の通りである[9]

町丁 番地 小学校 中学校 県立高校
諏訪一丁目 全域 市原市立国分寺台小学校 市原市立国分寺台中学校 第9学区
諏訪二丁目 全域

施設

[編集]
  • 国分寺台諏訪台公園
  • 国分寺台峰ノ下公園
  • 諏訪神社
    もともと村上村の総鎮守であった[10]。社伝によれば、大永元年(1521年)に当地の領主であった村上周防守義清[注釈 1]が上下諏訪社を勧請しようと家臣の高沢監物と神主舎弟の黒川左近を信濃国に派遣し、神璽と神鏡がもたらされたという[10][13]。『千葉県市原郡誌』が編纂された1916年(大正5年)当時、神社が鎮座する「諏訪の台」と呼ばれる高地は、五井町の市街と鉄道、田園と海を一望できる「全町第一」の景趣を謳われた[14]

交通

[編集]

鉄道

[編集]

JR東日本内房線の最寄りは五井駅小湊鉄道小湊鉄道線の最寄りは上総村上駅もしくは海士有木駅である。

バス

[編集]

小湊鉄道バス「国分寺台南郵便局」もしくは「国分寺台小学校」

道路

[編集]
  1. 国道
    • なし
  2. 県道
    • なし
  3. 主な市道
    • 更級通り

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 『上総国町村誌』(1889年)は、大永年間(1521年 - 1528年)の村上城主として村上大蔵大輔義芳の名を挙げるが[11]、「村上義芳」の実在性は確かではない[12]村上 (市原市)#歴史参照)。「村上周防守義清」という名は、武田信玄と戦ったことで知られる信濃国北部の戦国大名・村上義清(1501年 - 1503年)と実名・官途名が同一であるが、上総国には鎌倉時代末期以来足利氏の被官として村上氏が入っており、この「村上周防守義清」も上総村上氏の人物であると見られる[13]

出典

[編集]
  1. ^ 令和4年度市原市統計書データ”. 市原市 (2022年4月1日). 2023年8月16日閲覧。
  2. ^ 令和4年度千葉県市町村町丁字別世帯数人口”. 千葉県 (2022年4月1日). 2022年8月16日閲覧。
  3. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月7日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  5. ^ 地名・郵便番号案内 | 市原市ホームページ”. 2022年12月8日閲覧。
  6. ^ a b 国分寺台地区歴史”. 市原市. 2022年7月25日閲覧。
  7. ^ 地名編纂委員会 1984
  8. ^ 令和4年度千葉県市町村町丁字別世帯数人口市原市”. 千葉県. 2022年5月4日閲覧。
  9. ^ 小学校・中学校の所在地及び通学区域一覧”. 市原市 (2017年6月2日). 2017年11月8日閲覧。
  10. ^ a b 『千葉県市原郡誌』, p. 621.
  11. ^ 村上(中世)”. 角川日本地名大辞典. 2023年9月10日閲覧。
  12. ^ 市原市埋蔵文化財センター 1986, p. 4.
  13. ^ a b 辻井義輝 2022, p. 52.
  14. ^ 『千葉県市原郡誌』, p. 615.

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]