豊岡だるま駅
豊岡だるま駅 | |
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整備中の当駅(2024年12月) (信越本線車内より撮影) | |
とよおかだるま Toyookadaruma[新聞 1] | |
◄北高崎 (約2.6 km) (約1.4 km) 群馬八幡► | |
所在地 | 群馬県高崎市下豊岡町地内[報道 1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■信越本線 |
キロ程 | (高崎起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 2026年度(令和8年度)(予定) |
備考 | 無人駅 |
豊岡だるま駅(とよおかだるまえき)は、群馬県高崎市下豊岡町に整備中の、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅である[報道 1][新聞 2]。
概要
[編集]高崎市の中豊岡・下豊岡町(旧・碓氷郡豊岡村)に整備中の当駅からは、烏川を挟んで約1 km北、ほぼ一直線上の位置に高崎経済大学がある。同大学 - 豊岡経大大橋(仮称)[1] - 当駅 - 国道18号(豊岡バイパス)に道路(正式名:県道あら町下室田線)を整備し、学生の利用や周辺の道路状況の改善も見込んでいる[2]。また、付近には工業団地および中豊岡住宅団地があり、これらの利用者も見込む[3]。
高崎市が整備費を負担する請願駅となり、1日当たりの乗車人員は1,600人を見込んでいる[4]。群馬県内および高崎市内のJR新駅は、2004年(平成16年)10月に開業した高崎問屋町駅以来である[5]。
また、駅名は市民アンケートの結果で1位になった「豊岡だるま駅」と決定された[報道 1]。
さらに、駅前には「高崎だるま」の魅力や伝統を発信する観光施設「高崎だるまミュージアム」(仮称)を建設する。「高崎だるまの歴史や伝統を未来へ発信します」を基本方針とし、より具体化するため「伝える」、「学ぶ」、「受け継ぐ」、「結ぶ」の4つを基本コンセプトに各種事業を展開する[6]。駅と同じ2026年度(令和8年度)のオープンを目指す[新聞 3]。
歴史
[編集]- 2023年(令和5年)3月27日:JR東日本と高崎市は10年間の連携協定を締結。事業の第1弾として、豊岡新駅(仮称)の設置を決定[7]。
- 2024年(令和6年)
- 2026年度(令和8年度):開業(予定)[新聞 1][新聞 4]。
駅名決定の経緯
[編集]2024年(令和6年)6月15日から7月15日までの1か月間、高崎市は豊岡新駅の名称に関するアンケートを下記のいずれかを選ぶ形でインターネットおよび郵送で実施した[8]。
1.名称案とその理由を自由記述する。
2.参考名称[注 1]の中から1つ選ぶ。
アンケートの結果、「豊岡だるま駅」が支持率58%、次に「高崎豊岡駅」13.7%、「高崎経済大学前駅」6.8%の順であった[新聞 5]。この結果を受けて市は、得票率が1位から3位だったこれらの駅名を候補としてJR東日本高崎支社に示し、いずれかを採用するように要望した[9][新聞 5]。これを受け、JR東日本高崎支社は2024年(令和6年)12月13日に、上記アンケート結果において1位であった「豊岡だるま駅」を駅名に決定したことを公式に発表した[報道 1]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、互いのホームは跨線橋で連絡する[3]。
なお、簡易Suica改札機設置の無人駅になり、駅前広場には、自家用車から鉄道に乗り換えを促すパーク・アンド・ライド用の駐車場を整備する予定である[10]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 西高崎駅、豊岡新駅、豊岡だるま駅、高崎豊岡駅の4つ。
出典
[編集]- ^ “現在施工中の事業のお知らせ”. 高崎市 (2024年4月15日). 2024年7月27日閲覧。 “豊岡経大通り線”
- ^ “イチから分かるJR信越線の「豊岡新駅」 北高崎ー群馬八幡間に2026年度開業【コラム】”. 鉄道チャンネル. エキスプレス. p. 2 (2023年4月15日). 2024年7月27日閲覧。
- ^ a b 「令和8年度の開業を目指します 豊岡新駅(仮称)の設置が正式決定」(PDF)『広報高崎』第1583号、2023年4月1日、2-5頁。
- ^ “イチから分かるJR信越線の「豊岡新駅」 北高崎-群馬八幡間に2026年度開業【コラム】”. 鉄道チャンネル. エキスプレス. p. 1 (2023年4月15日). 2024年7月27日閲覧。
- ^ “イチから分かるJR信越線の「豊岡新駅」 北高崎-群馬八幡間に2026年度開業【コラム】”. 鉄道チャンネル. エキスプレス. p. 3 (2023年4月15日). 2024年7月27日閲覧。
- ^ “高崎だるまミュージアム(仮称)建設基本構想”. 高崎市. 2024/12/26閲覧閲覧。
- ^ “群馬県高崎市、JR信越本線に「豊岡新駅(仮称)」の設置が決定。2026年度内の開業を目指す”. 健美家 (2023年7月5日). 2024年7月27日閲覧。
- ^ a b “豊岡新駅(仮称)の名称に関するアンケート”. 高崎市 (2024年7月16日). 2024年7月27日閲覧。
- ^ a b “豊岡新駅(仮称)の名称に関する要望について”. 高崎市 (2024年7月26日). 2024年8月3日閲覧。
- ^ 田口由大 (2023年4月5日). “JR信越線に「豊岡新駅」が26年度誕生、群馬県高崎市とJR東が10年間の連携協定”. 日経クロステック(xTECH). 2024年7月27日閲覧。
報道発表資料
[編集]新聞記事
[編集]- ^ a b c 「群馬・高崎の信越本線新駅は豊岡だるま駅、名物にちなみ」『日本経済新聞』2024年12月13日。2024年12月30日閲覧。
- ^ 「信越線に26年度新駅開業へ アクセス道路整備、烏川に新橋 群馬・高崎市」『上毛新聞』2023年3月28日。2024年7月27日閲覧。
- ^ 「2階は巨大な「だるま」に…JR新駅前に計画する高崎市の観光施設、基本構想まとまる」『読売新聞』2024年7月8日。2024年7月27日閲覧。
- ^ 「信越線に26年度新駅開業へ アクセス道路整備、烏川に新橋 群馬・高崎市」『上毛新聞』2023年3月28日。2024年7月27日閲覧。
- ^ a b 「群馬・高崎市の新駅名 「豊岡だるま駅」が支持率58%で圧倒的優位」『上毛新聞』2024年7月26日。2024年7月27日閲覧。