貝部

貝贝
康熙字典 214 部首
豸部 貝部 赤部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

貝部ばいぶは、漢字部首により分類したグループの一つ。 康熙字典214部首では154番目に置かれる(7画の8番目、酉集の8番目)。

概要

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「貝」字は貝殻を意味し、子安貝の貝殻の形に象る。

古代においては貝殻が装飾品貨幣貝貨)として使われていたので、財物・貨幣の意味が生じた。

偏旁の意符としては財貨交易に関することを示す。左側のの位置に置かれ、左右構造を作り、また下側のの位置に置かれて上下構造を作る。

貝部はこのような意符を構成要素に持つ漢字を収める。

中国簡体字ではこれを「贝」と簡略化する。

部首の通称

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  • 日本:かい・かいへん・こがい(おおがい(頁部)に対応した呼び方)
  • 中国:貝字旁・貝字底
  • 韓国:조개패부(jogae pae bu、かいの貝部)
  • 英米:Radical shell

部首字

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例字

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画数 例字
0
2
3
4
5 二部)・貿
6
7 8)・
8 6)・士部)・𧶠
9 頁部)・
10
11
12 8)・11)・𧸐
13
14
15 12)・
17

部首の例外

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尸部鳥部黒部