金谷駅
金谷駅 | |
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JR東海駅舎(2022年9月) | |
かなや Kanaya | |
所在地 | 静岡県島田市金谷新町 |
所属事業者 |
金谷駅(かなやえき)は、静岡県島田市金谷新町にある、東海旅客鉄道(JR東海)・大井川鐵道の駅である。JR東海の東海道本線と、当駅を起点とする大井川鐵道の大井川本線との接続駅となっている。
東海道本線の運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。
歴史
[編集]- 1890年(明治23年)5月16日:官設鉄道島田 - 堀ノ内(現・菊川)間に一般駅として新設開業。
- 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年に東海道本線に改称)の所属となる。
- 1927年(昭和2年)6月10日:大井川鐵道の駅が開業。
- 1971年(昭和46年)10月1日:貨物の取扱を廃止。
- 1978年(昭和53年)3月:国鉄金谷駅の改築駅舎竣工[1]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)
- 2008年(平成20年)3月1日:JR東海の駅でICカード「TOICA」の利用が可能となる。
- 2015年(平成27年)3月28日:JR東海の駅でエレベーターの供用を開始[3]。
駅構造
[編集]JR東海
[編集]JR 金谷駅 | |
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改札口(2022年9月) | |
かなや Kanaya | |
◄CA24 島田 (5.1 km) (9.3 km) 菊川 CA26► | |
所在地 | 静岡県島田市金谷字新町2122-7 |
駅番号 | CA 25 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■東海道本線(静岡地区) |
キロ程 | 212.9 km(東京起点) |
電報略号 | カヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 1,389人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1890年(明治23年)5月16日 |
備考 |
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。2つのホームの間には中線1線と側線1線がある。改札口は北側(2番線側)にあり、3番線とは狭い地下通路で繋がっている。駅番号はCA25。
大井川鐵道と貨物列車の収受や、静岡駅、浜松駅から直通列車が運転されていた頃は、大井川鐵道と接続する渡り線が設置されていたが、大井川鐵道大井川本線の貨物輸送が廃止されたことと、直通列車の運転が取り止めとなって以来、撤去された。ただし、大井川鐵道が新たに客車を購入した際に、一時的に線路を仮設して車両を取り込んだことがある。
JR東海交通事業の社員が業務を担当する業務委託駅であり、島田駅が当駅を管理する。JR全線きっぷうりばが設置されている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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2 | 東海道本線 | 上り | 静岡・沼津方面 |
3 | 下り | 浜松・豊橋方面 |
(出典:JR東海:駅構内図)
- 2番線ホーム(2022年9月)
- 3番線ホーム(2022年9月)
大井川鐵道
[編集]大井川鐵道 金谷駅 | |
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駅舎(2022年9月) | |
かなや KANAYA | |
(2.3 km) 新金谷► | |
所在地 | 静岡県島田市金谷新町 |
所属事業者 | 大井川鐵道 |
所属路線 | ■大井川本線 |
キロ程 | 0.0 km(金谷起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- | 175人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)6月10日 |
単式ホーム1面1線を有する地上駅。JR東海の上りホームに隣接しており、連絡改札口(TOICA対応簡易型自動改札機のみ)がある。ホームが短いため、おおよそ4両より長い編成の場合ドアカットを行う。駅舎はJR東海とは別。駅舎内に売店がある。窓口の営業時間は6:30 - 16:55。かつては機回し線があったが、撤去されている。なお大井川鐵道が貨物営業を行っていた当時、同駅の構内入れ換えおよび貨車の収受は国鉄の機関車ではなく、大井川鐵道の機関車が請け負っていた。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先 |
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1 | ■大井川本線 | 新金谷・千頭方面 |
- 改札口(2022年9月)
- ホーム(2015年4月)
- JR東海・大井川鐵道乗換改札口(2022年9月)
利用状況
[編集]「静岡県統計年鑑」によると、1993年度(平成5年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||
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年度 | JR東海 | 大井川鐵道 |
1993年(平成 | 5年)3,240[4] | 784[5] |
1994年(平成 | 6年)3,452[4] | 757[5] |
1995年(平成 | 7年)3,413[4] | 752[5] |
1996年(平成 | 8年)3,428[4] | 743[5] |
1997年(平成 | 9年)3,181[4] | 681[5] |
1998年(平成10年) | 3,149[4] | 645[5] |
1999年(平成11年) | 3,019[4] | 628[5] |
2000年(平成12年) | 2,926[4] | 628[5] |
2001年(平成13年) | 2,832[4] | 613[5] |
2002年(平成14年) | 2,712[4] | 576[5] |
2003年(平成15年) | 2,611[4] | 488[5] |
2004年(平成16年) | 2,568[4] | 512[5] |
2005年(平成17年) | 2,530[4] | 482[5] |
2006年(平成18年) | 2,471[4] | 464[5] |
2007年(平成19年) | 2,435[4] | 450[5] |
2008年(平成20年) | 2,392[4] | 444[5] |
2009年(平成21年) | 2,308[4] | 400[5] |
2010年(平成22年) | 2,269[4] | 356[5] |
2011年(平成23年) | 2,178[4] | 308[5] |
2012年(平成24年) | 2,103[4] | 288[5] |
2013年(平成25年) | 2,125[4] | 267[5] |
2014年(平成26年) | 2,078[4] | 250[5] |
2015年(平成27年) | 2,082[4] | 257[5] |
2016年(平成28年) | 2,025[4] | 271[5] |
2017年(平成29年) | 2,019[4] | 277[5] |
2018年(平成30年) | 2,013[4] | 300[5] |
2019年(令和元年) | 1,934[4] | 288[5] |
2020年(令和 | 2年)1,361[4] | 138[5] |
2021年(令和 | 3年)1,389[4] | 175[5] |
駅周辺
[編集]駅のすぐ西側には牧之原台地を貫通する牧の原トンネルがある。北側の1本は現在は使われていない。
バス路線
[編集]「金谷駅前」停留所にて、以下の路線バスが発着する。
- しずてつジャストライン(平日のみ運行)
- 金谷島田病院線:島田駅前・島田市立総合医療センター
- 自主運行バス(島田市・牧之原市〈・菊川市〉の共同運行、運行委託先:しずてつジャストライン)
- 勝間田線:静波海岸入口 / 金谷小学校(平日朝1便のみ)
- 萩間線:相良本通 / 金谷小学校(平日朝1便のみ)
- 島田市金谷地区バス(年末年始は運休、運行委託先:大鉄アドバンス)
- 富士山静岡空港(運行委託先:大鉄アドバンス、しずてつジャストライン)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 『鉄道建築ニュース』1978年7月号(通巻343)、鉄道建築協会、1978年7月1日、41頁。
- ^ 『静鉄局管内10駅にみどりの窓口新設』昭和62年1月24日日本経済新聞地方経済面静岡
- ^ 『東海道本線 金谷駅・身延線 西富士宮駅 エレベーター等使用開始について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2015年3月12日。オリジナルの2020年12月19日時点におけるアーカイブ 。2020年12月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad “6.鉄道運輸状況(JR)” (xls). 長期時系列【統計年鑑編】(県・市町村の変遷~商業). 静岡県. 2024年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad “8.鉄道運輸状況(岳南鉄道、静岡鉄道、大井川鐡道、天竜浜名湖、遠州鉄道)” (xls). 長期時系列【統計年鑑編】(県・市町村の変遷~商業). 静岡県. 2024年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月16日閲覧。
- ^ “牧之原公園”. 一般社団法人島田市観光協会. 2024年3月15日閲覧。
- ^ ふじのくに茶の都ミュージアム
- ^ “ふじのくに茶の都ミュージアム”. 一般社団法人島田市観光協会. 2024年3月15日閲覧。
- ^ “諏訪原城跡 (すわはらじょうあと)”. 一般社団法人島田市観光協会. 2024年3月15日閲覧。
- ^ “すべらず地蔵尊”. 一般社団法人島田市観光協会. 2024年3月15日閲覧。