高柳大輔

高柳大輔
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 北海道日高町[1]
生年月日 (1977-06-07) 1977年6月7日(47歳)
所属団体 日本中央競馬会
初免許年 2017年(2018年開業)[2]
経歴
所属 大久保龍志/厩務員・調教助手(2003.10 - 2005.4)
安田隆行/調教助手(2005.5 - 開業)
栗東T.C(開業 - )[2]
テンプレートを表示

高柳 大輔(たかやなぎ だいすけ、1977年6月7日 - )は、日本中央競馬会(JRA)・栗東トレーニングセンター調教師北海道日高町出身。美浦トレーニングセンターに所属する調教師の高柳瑞樹は実兄[3]

来歴

[編集]

実家は北海道日高町の生産牧場である高柳牧場で幼い頃から馬に携わってきた[1]。小学校、中学校はサッカー部に所属していたが札幌光星高校で兄瑞樹と同じく馬術部に入部し本格的な馬乗りを始める[4]京都産業大学に進学し大学でも馬術部に所属し、全日本学生馬術大会に出場した[5]

大学卒業後はノーザンファームに就職し、2003年7月にJRA競馬学校厩務員課程に入学する[2][3]。同年10月から大久保龍志厩舎で厩務員となり11月から調教助手を務める。2005年5月から安田隆行厩舎に移籍した。

2017年に9回目の挑戦でJRA調教師免許試験に合格し、翌2018年に栗東トレセンで開業する[3]

2021年4月18日に行われたアンタレスステークステーオーケインズが勝利し開業4年目で重賞初制覇[6]。同年6月30日に行われた帝王賞でテーオーケインズが優勝しJpnI初制覇[7]。同年12月5日に行われたチャンピオンズカップで同じくテーオーケインズが勝利しJRAG1も初優勝となった[8]

2022年12月25日の阪神5Rで勝利しJRA通算100勝を達成[9]

調教師成績

[編集]

概要

[編集]
日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 2018年3月3日 1回小倉7日2R 3歳未勝利 アドバンスマルス 16頭 1 2着
初勝利 2018年4月8日 2回阪神6日3R 2 1着
重賞初出走 2018年11月3日 5回京都1日11R ファンタジーステークス ヴァニラアイス 9頭 7 7着
重賞初勝利 2021年4月18日 2回阪神8日11R アンタレスステークス テーオーケインズ 16頭 1 1着
GI初出走 2021年2月21日 1回東京8日11R フェブラリーステークス ソリストサンダー 16頭 5 8着
GI/JpnI初勝利 2021年6月30日 5回大井3日11R 帝王賞 テーオーケインズ 13頭 4 1着
中央GI初勝利 2021年12月5日 6回中京2日11R チャンピオンカップ 16頭 1 1着

主な管理馬

[編集]

※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。

主な厩舎所属者

[編集]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b 【秋華賞】高柳大師 サウンドビバーチェで3冠阻止!不運オークスの雪辱へ”. netkeiba. 2023年7月29日閲覧。
  2. ^ a b c 調教師名鑑. JRA. 2023年7月29日閲覧
  3. ^ a b c 兄・瑞樹師とG1対決 高柳大輔調教師「うれしく思います」”. UMATOKU. 2023年7月29日閲覧。
  4. ^ 【THE FACE】高柳大輔調教師 連覇へライバル迎え撃つテーオーケインズ”. サンケイスポーツ. 2023年7月29日閲覧。
  5. ^ 実家は門別の生産牧場なんですわ”. Perfect Horsemans. 2023年7月29日閲覧。
  6. ^ 【アンタレスS】テーオーケインズが人気に応え重賞初V”. サンケイスポーツ. 2023年7月29日閲覧。
  7. ^ "【帝王賞結果】3連単238万の大波乱! テーオーケインズが3連勝で戴冠、9歳馬ノンコノユメが2着". netkeiba.com. 30 June 2021. 2021年7月29日閲覧
  8. ^ テーオーケインズが優勝 競馬のチャンピオンズC”. 日本経済新聞. 2023年7月29日閲覧。
  9. ^ 高柳大輔師が通算100勝達成「当初は1勝できるのかという心配をずっとしていましたが…」【JRA】”. 中日スポーツ. 2023年7月29日閲覧。

関連項目

[編集]