鯰田駅
鯰田駅 | |
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現駅舎(2014年2月) | |
なまずた Namazuta | |
◄JC17 小竹 (3.4 km) (1.5 km) 浦田 JC15► | |
所在地 | 福岡県飯塚市鯰田[2]809 |
駅番号 | JC 16 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州)[1] |
所属路線 | ■筑豊本線[1](福北ゆたか線) |
キロ程 | 34.7 km(若松起点) |
電報略号 | ナマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- | 319人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1893年(明治26年)7月3日[2][3] |
備考 | 無人駅[1] |
鯰田駅(なまずたえき)は、福岡県飯塚市鯰田にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑豊本線(福北ゆたか線)の駅である。駅番号はJC16。
歴史
[編集]- 1893年(明治26年)7月3日:筑豊興業鉄道が開設[2][3]。
- 1897年(明治30年)10月1日:筑豊興業鉄道を九州鉄道(初代)が買収[4]。
- 1907年(明治40年)7月1日:九州鉄道(初代)が国有化され、帝国鉄道庁所管[5]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:貨物の取り扱いを廃止[6]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[6]。駅員無配置駅となる[7][8](その後、有人化)。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[9]。
- 2009年(平成21年)3月1日:ICカードSUGOCAの利用を開始[10]。
- 2013年(平成25年)2月25日:新駅舎で営業開始[11]。
- 2015年(平成27年)3月14日:無人化[1]。
駅構造
[編集]単式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。以前は国鉄式の2面3線を有したが2番線は撤去された[2]。現在の2番のりばは当時の3番線である。駅舎とホームは跨線橋で連絡している[2]。簡易型の自動券売機が設置されている。
SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取り扱いを行う[12]。
かつては、当駅から三菱鉱業(現在の三菱マテリアル)鯰田炭鉱への引き込み線があった[2]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 福北ゆたか線 | 上り | 直方・折尾方面 |
2 | 下り | 新飯塚・博多方面 |
利用状況
[編集]2020年度の1日平均乗車人員は279人である[13]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2007年 | 373 |
2008年 | 367 |
2009年 | 359 |
2010年 | 370 |
2011年 | 385 |
2012年 | 397 |
2013年 | 403 |
2014年 | 416 |
2015年 | 411 |
2016年 | 389 |
2017年 | 393[14] |
2018年 | 367[15] |
2019年 | 361[16] |
2020年 | 279[13] |
駅周辺
[編集]飯塚市北部の鯰田地区の一角にある。駅前を遠賀川が筑豊本線に並行して流れており、川向うには国道200号が通っている。駅裏には市役所出張所や小学校・郵便局があり住宅も多く建ち並ぶ。
- 飯塚市役所鯰田出張所
- 鯰田本町公民館
- 飯塚市立鯰田保育所
- 飯塚市立鯰田小学校
- 赤ちゃん本舗飯塚店
- 食彩館 鯰田店
- 福岡県道421号鯰田停車場有井線
- 福岡県道449号口ノ原川島線
バス路線
[編集]- 「鯰田駅」バス停 - 駅から約100m
- 飯塚市コミュニティバス(宮若・飯塚線)
- 川島橋 → 飯塚裁判所 → 新飯塚駅 → 吉原町
- 幸袋交流センター → 庄司本村 → 千石峡入口 → 宮田
- 路線ワゴン
- 吉北団地
- 飯塚市コミュニティバス(宮若・飯塚線)
なお現在は駅前に西鉄バスのバス停はない。西鉄バス(西鉄バス筑豊)のバス停は約700m離れた遠賀川の川向こうの国道200号上の「鯰田渡」バス停、約600m南西(筑豊本線沿い)の「世尊寺」バス停、約500m南東の「鯰田小学校」バス停が比較的近い。
また、飯塚市コミュニティバス頴田・飯塚線は約400m離れた「川食鯰田店前」バス停に発着する。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 小原擁(2015年3月7日). “JR九州:無人化、新たに20駅発表”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ a b c d e f g h 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、22頁。
- ^ a b 弓削信夫『福岡県JR全駅』葦書房、1993年10月15日、152頁。ISBN 4751205293。
- ^ 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、30-31頁。
- ^ 廣岡治哉 『近代日本交通史 明治維新から第二次大戦まで』 法政大学出版局、1987年4月15日。ISBN 978-4588600173
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、787頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “門鉄、来月から9線区で合理化 25駅無人化 委託化は5駅”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1984年1月24日)
- ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
- ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日)
- ^ (2013年2月25日)、“JR鯰田駅:旧駅舎に感謝の獅子舞 来月取り壊しで住民ら奉納”、地方版/福岡 p.23、毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ SUGOCA 利用可能エリア 九州旅客鉄道、平成28年3月26日時点(2016年10月5日閲覧)。
- ^ a b “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月17日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年3月10日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年8月5日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年12月26日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 鯰田駅(駅情報) - 九州旅客鉄道