黒松内駅
黒松内駅 | |
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駅舎(2017年9月) | |
くろまつない Kuromatsunai | |
◄S32 二股 (11.4 km) (8.1 km) 熱郛 S29► | |
所在地 | 北海道寿都郡黒松内町字黒松内 |
駅番号 | ○S30 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 132.3 km(函館起点) |
電報略号 | マツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- | 120人/日 -2014年- |
開業年月日 | 1903年(明治36年)11月3日[1] |
備考 | 無人駅[2] |
黒松内駅 | |
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くろまつない KUROMATSUNAI | |
(3.9 km) 中の川► | |
所属事業者 | 寿都鉄道 |
所属路線 | 寿都鉄道 |
キロ程 | 0.0 km(黒松内起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1920年(大正9年)10月24日 |
廃止年月日 | 1972年(昭和47年)5月11日 |
備考 | 廃線に伴う廃駅 |
黒松内駅(くろまつないえき)は、北海道寿都郡黒松内町字黒松内にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はS30。電報略号はマツ[3]。事務管コードは▲140132[4]。かつては特急「北海」、急行「ニセコ」などが停車し、寿都鉄道の分岐駅でもあった。現在でも季節運行の臨時特急「ニセコ」が停車する。
歴史
[編集]- 1903年(明治36年)11月3日:北海道鉄道 森駅 - 熱郛駅間の開通に伴い、同線の駅として開業[6]。一般駅[1]。機関庫設置。
- 1907年(明治40年)7月1日:北海道鉄道の国有化に伴い、国有鉄道に移管[1]。
- 1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定に伴い、函館本線の駅となる。
- 1913年(大正2年)6月2日:黒松内機関庫設置(北海道鉄道管理局の事務上制定)。
- 1920年(大正9年)10月24日:寿都鉄道 当駅 - 寿都駅間開通。
- 1932年(昭和7年)6月15日:黒松内機関庫が長万部機関庫黒松内分庫となる[7]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
- 1968年(昭和43年)8月14日:寿都鉄道線休止。
- 1972年(昭和47年)5月11日:寿都鉄道線廃止許可。
- 1980年(昭和55年)1月25日:駅舎改築[8]。
- 1982年(昭和57年)3月1日:貨物扱い廃止[1][9]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる[1]。
- 2002年(平成14年)4月1日:黒松内駅長が廃止され、長万部駅長管理となる(駅員は長万部駅黒松内在勤として継続配置)。
- 2007年(平成19年)
駅名の由来
[編集]→「黒松内町 § 町名の由来」も参照
町名より。アイヌ語の「クㇽマッナイ(kurmat-nay)」(和人の女性の・沢)に由来する[6]。
駅構造
[編集]単式・島式ホーム混合の2面3線であったが[3]、旭川方に向かって最も左手に位置する旧3番線は使用されておらず、相対式ホーム2面2線の運用である。ホーム間は跨線橋で連絡している[3]。
駅舎は旭川方に向かって右手の1番線(上り本線)に面して設けられている[3]。長万部駅管理の無人駅[2]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■函館本線 | 上り | 長万部方面 |
2 | 下り | 倶知安・小樽方面 |
- ホーム(2017年9月)
- 跨線橋(2017年9月)
利用状況
[編集]乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員(人) | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1978年(昭和53年) | 222.0 | [12] | |||
2015年(平成27年) | 「10名以下」 | [13] | |||
2017年(平成29年) | 51.4 | [14] | |||
2018年(平成30年) | 45.0 | [15] |
駅周辺
[編集]隣の駅
[編集]かつて存在した路線
[編集]- 寿都鉄道
-
- 黒松内駅 - 中の川駅
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス 1948年8月米軍撮影航空写真 USA-M1156-A-17等で土台が残されているのが確認できる。
出典
[編集]- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、809-810頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 11号 函館駅・大沼公園駅・倶知安駅ほか72駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月21日、24頁。
- ^ a b c d 宮脇俊三、原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、44頁。ISBN 4-09-395401-1。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 昭和7年度 線路一覧略図 札幌鉄道局発行。
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、28頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 『鉄道省年報. 昭和7年度』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ^ “黒松内駅が新装オープン”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1980年1月29日)
- ^ “日本国有鉄道公示第145号”. 官報. (1982年2月27日)
- ^ “黒松内駅 4月無人化 JR「計画通り」通告 町との話し合い平行線”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2007年2月23日)
- ^ 『駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日。オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブ 。2014年9月6日閲覧。
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、808頁。doi:10.11501/12065814 。
- ^ “極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
- ^ “函館線 長万部・小樽間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第6回ブロック会議(令和元年7月~8月)]. 北海道. p. 4 (2019年7月22日). 2021年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
- ^ “函館線 長万部・小樽間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第7回ブロック会議(令和2年8月)]. 北海道. p. 4 (2020年8月26日). 2021年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
- ^ “黒松内駅 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 黒松内|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company