鼠ケ関駅
鼠ケ関駅 | |
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駅舎(2023年7月) | |
ねずがせき Nezugaseki | |
◄府屋 (5.1 km) (4.4 km) 小岩川► | |
所在地 | 山形県鶴岡市鼠ヶ関乙156-2 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■羽越本線 |
キロ程 | 101.0 km(新津起点) |
電報略号 | ネキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- | 95人/日(降車客含まず) -2009年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)11月23日[1] |
備考 | 無人駅 |
鼠ケ関駅(ねずがせきえき)は、山形県鶴岡市鼠ヶ関乙にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線の駅である。
歴史
[編集]- 1923年(大正12年)11月23日:鉄道省陸羽西線の駅として、温海(現あつみ温泉) - 当駅間開業と同時に開業[1]。
- 1924年(大正13年)7月31日:羽越線の駅となる。
- 1925年(大正14年)11月20日:支線となる赤谷線の開業に伴い、羽越本線の駅となる。
- 1972年(昭和47年)
- 年内:ヤード使命を廃止。
- 9月1日:貨物の取り扱いを廃止し、旅客駅となる[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取り扱いを廃止[1]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:酒田機関区鼠ケ関駐泊所を廃止。
- 1986年(昭和61年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道の駅となる[1]。
- 2004年(平成16年)4月1日:JR東日本乗車券委託販売所(簡易委託)の受託を解除し、無人化。
- 2006年(平成18年)
- 4月1日:「きらきらうえつ」が停車。
- 7月13日:午後8時10分ごろに、大雨の影響で小岩川駅 - あつみ温泉駅間で土砂崩れが発生。当駅 - あつみ温泉駅間が8月9日まで不通となる。
- 2008年(平成20年)1月1日:子年にちなみ、来駅記念スタンプ台を設置。
- 2012年(平成24年)5月1日:名誉駅長を配置[3]。
- 2016年(平成28年)9月11日:天皇・皇后の山形県訪問(全国豊かな海づくり大会出席など)に伴い、E655系(特別車両 E655-1 を含む6両編成)使用のお召し列車が、酒田駅から当駅間、および当駅から鶴岡駅間にそれぞれ運転される[4]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅になっている。互いのホームは跨線橋で連絡している。
酒田駅管理の無人駅であるが、駅および駅周辺の美化活動を行うボランティアとしてJR東日本OBに名誉駅長を委嘱している[3]。駅近くにマリーナがあることにちなんで、駅舎はヨットを模したデザインとなっている。駅舎には自動販売機、トイレなどがある。2018年(平成30年)4月17日までは簡易型自動券売機が設置されていた。夜間滞泊があるため、駅舎の半分は乗務員宿泊所となっている。
村上・酒田両方面からの列車の一部が、当駅で折り返しとなっている。両方面の始発・最終列車も当駅発着となっており、2本とも2番線で夜間滞泊になる。
過去には、当駅から夏季に海水浴客向け臨時快速「ねずがせきかっぱ」号が運行していたほか、急行「月山」(仙台 - 鼠ケ関)の発着駅であった。その頃、急行列車の停車は「月山」の始発・終着のみで、それ以外の特急・急行列車停車は一切なく、通過していた。
当駅は新潟県と山形県との県境に位置し、駅舎所在地は上記の通り山形県鶴岡市にあるが、構内の新津方分岐器付近は新潟県村上市伊呉野に存在する。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■羽越本線 | 下り | 鶴岡・酒田・秋田方面[5] |
2 | (当駅始発・待避列車) | ||
3 | 上り | 村上・新津・新潟方面[5] |
- 待合室(2022年9月)
- ホーム(2023年7月)
利用状況
[編集]2000年度(平成12年度)- 2009年度(平成21年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
1日平均乗車人員推移 | ||||
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年度 | 一般 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 111 | [6] | ||
2001年(平成13年) | 113 | [7] | ||
2002年(平成14年) | 105 | [8] | ||
2003年(平成15年) | 108 | [9] | ||
2004年(平成16年) | 94 | |||
2005年(平成17年) | 24 | 64 | 88 | [10] |
2006年(平成18年) | 21 | 57 | 78 | |
2007年(平成19年) | 23 | 63 | 86 | |
2008年(平成20年) | 24 | 68 | 92 | |
2009年(平成21年) | 20 | 74 | 95 |
駅周辺
[編集]周辺は山形県と新潟県の境目。県境付近でも民家は切れ間なく林立している。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、561頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
- ^ a b 『「名誉駅長」の配置について』(pdf)(プレスリリース)東日本旅客鉄道 新潟支社、2014年4月27日。オリジナルの2012年5月13日時点におけるアーカイブ 。2014年10月25日閲覧。
- ^ 羽越本線でお召列車運転 - railf.jp 鉄道ニュース(交友社「鉄道ファン」公式サイト)、2016年9月12日
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(鼠ケ関駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年10月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月25日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月25日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月25日閲覧。
- ^ “09.(図表)駅別乗車人員の推移” (PDF). 『山形県の鉄道輸送』令和5年度版. 山形県 (2024年3月). 2024年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月20日閲覧。
- ^ “11.運輸・通信” (PDF). 平成22年版 鶴岡市の統計書. 鶴岡市. p. 111 (2011年8月). 2019年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月25日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(鼠ケ関駅):JR東日本