豊永盛人
とよなが もりと 豊永 盛人 | |
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生誕 | 1976年??月??日 日本・沖縄県中頭郡嘉手納町 |
出身校 | 沖縄県立芸術大学芸術学部卒業 |
職業 | 琉球張り子作家 イラストレーター |
活動期間 | 2001年 - |
影響を受けたもの | 古倉保文(琉球玩具作家) |
活動拠点 | 沖縄県那覇市 |
公式サイト | 玩具ロードワークス |
豊永 盛人(とよなが もりと、1976年 - )は、日本の琉球張り子作家、イラストレーター。沖縄県中頭郡嘉手納町出身[1]。「玩具ロードワークス」主宰。
人物
[編集]1976年、嘉手納町で生まれる[1]。幼少期から琉球玩具に親しみ、特に琉球玩具の第一人者だった古倉保文の作品を好んでいたという[2]。 中学時代は油絵を学び、画家を目指して芸術科のある高校に進学したが、沖縄県立芸術大学に進学後は彫刻を専攻した。 1998年、大学を休学し渡米。ボストン美術館の附属スクールに留学した際に美術館で見たアフリカの彫刻を見て、郷土芸術の魅力を知る[1][2]。
帰国後はアルバイトをしながら彫刻の創作に取り組んでいたが、民芸品店を営む高校時代の同級生からの誘いで琉球張り子の制作を始めた。 琉球張り子の制作は地元で資料収集や取材を行い、昭和初期の作品が展示されている本土の美術館などを訪れたり、福島県郡山市の三春張子人形や宮城県仙台市のだるま工房で本土の張り子の製法を学ぶなど、独学で学んだものである[1]。
2002年8月、那覇市首里に「玩具ロードワークス」を開店(2011年2月同市牧志に移転)。
張り子以外にもかるたなど様々な作品にも取り組んでおり、2008年から製作しているかるたはフジテレビ『IPPONグランプリ』のお題として度々採用されている[3]。
作品
[編集]かるた
[編集]- あいうえおカルタ
- 沖縄おもしろカルタ
- 世界メルヘンカルタ
- 福島おもしろカルタ
企業コラボレーション
[編集]絵本
[編集]- 「おもしろ あいうえおかるたの え本」(学研プラス、2020年10月22日発売)ISBN 9784052052743[6]
テレビCM
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d “琉球張り子 転んで起きて 途絶えていた作り手を継ぎ、郷土文化伝え広める 豊永盛人”. 日本経済新聞 (株式会社日本経済新聞社). (2018年4月18日) 2020年12月1日閲覧。 ※有料記事
- ^ a b “「おもしろくないものは全部なくなればいい」琉球張り子作家が教えてくれた、"新しい伝統"の作りかた”. ハフポスト日本版 (ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社). (2015年6月1日) 2020年12月1日閲覧。
- ^ カツウラアヅキ (2016年11月27日). “IPPONグランプリでおなじみ!「沖縄おもしろカルタ」がとてつもなくおもしろかった件”. exciteニュース (エキサイト株式会社) 2020年12月1日閲覧。
- ^ “思わずほっこり!「日清のどん兵衛」がどんぎつねとの暮らしを描いたかるたを公式サイトで公開”. @DIME (株式会社小学館). (2018年12月27日) 2020年12月1日閲覧。
- ^ 『90周年を迎える銀座三越は「NEO ENGIMONO(ネオ縁起物)」でお客さまをお迎えします。』(プレスリリース)株式会社三越伊勢丹ホールディングス(PR TIMES)、2019年12月25日 。2020年12月1日閲覧。
- ^ 『【即席めんのCMでも話題沸騰!】ユーモラスな画風とおかしな読み札が強烈なインパクトを残す、ひそかな人気のおもしろかるたがなんと絵本に!』(プレスリリース)株式会社学研ホールディングス(PR TIMES)、2020年10月28日 。2020年12月1日閲覧。
- ^ “カップヌードル「まちがいないうた 篇」”. 日清食品ホールディングス株式会社. 2020年12月1日閲覧。