032型潜水艦
032型潜水艦 | |
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基本情報 | |
艦種 | 実験艦 |
種別 | 攻撃型潜水艦 |
運用者 | 中国人民解放軍海軍 |
就役期間 | 2012年 - |
建造数 | 1隻 |
前級 | 031型潜水艦 |
要目 | |
基準排水量 | 3,797 t |
水中排水量 | 6,628 t |
長さ | 92.6 m |
幅 | 10 m |
吃水 | 6.85 m |
高さ | 17.2 m |
主機 | ・ディーゼル機関 ・AIP |
推進器 | スクリュープロペラ×1軸 |
速力 | 水上:10ノット (19 km/h) 水中:14ノット (26 km/h) |
航海日数 | 最大30日 |
潜航深度 | 200 m |
搭載人員 | 88人 (短期間なら100人の科学者および研究者も可能) |
兵装 | ・650mm魚雷発射管 ・533mm魚雷発射管×2門 ・SLBM VLS×3 ・CM VLS×4[1] |
032型潜水艦(NATOコードネーム:清級)は、中国人民解放軍海軍が運用している通常動力型潜水艦である。各種兵器の試験用潜水艦であり、水中排水量は6,628トンと、通常動力型潜水艦としては世界最大である。
設計
[編集]032型は、ゴルフ型潜水艦と同様に腹側の「ベイ」が下方に突出している[2]。2005年1月にこの双殻式潜水艦プロジェクトが開始され、2008年に武漢造船所で建造が開始された。2010年9月10日に進水し、2012年9月に海上試験を完了した。2012年10月12日、ペナント・ナンバー201で就役した。
この潜水艦は、内燃機関魚雷、特殊部隊用区画、水中無人機、新型SLBM、新型巡航ミサイル、新型対艦ミサイル、新型SAM、新型脱出ポッドなどの新技術の実験台となっており、095型原子力潜水艦と096型原子力潜水艦に使用されている[3]。
仕様
[編集]データの出典[4]
- 長さ:92.6 m
- 幅:10 m
- 高さ:17.2 m
- 喫水:6.85 m
- 基準排水量:3,797 t
- 水中排水量:6,628 t
- 運用深度:160 m
- 最大深度:200 m
- 水上速度:10 kt
- 水中速度:14 kt
- 総定員数:88人の乗組員と約100人の科学者および研究者
- 航海日数:乗員88人の場合は30日、130人の場合は5日、200人の場合は3日
- 魚雷:船首に魚雷発射管×2、右舷側に650 mm 魚雷発射管、左舷側に533 mm 魚雷発射管[5]
- ミサイル:潜水艦発射弾道ミサイル用のVLS管を展望塔に3本[6]、巡航/ASW/AShMミサイル用のVLS管を前方に4本設置[7]。
- 船殻設計:複殻
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ http://img.bemil.chosun.com/nbrd/data/10044/upfile/201504/20150422185551_1.jpg
- ^ Type 032 submarine Archived 2017-04-21 at the Wayback Machine., tuku.military.china.com
- ^ Reporter. “PLA said to have built world's largest conventional submarine”. WantChinaTimes. 27 July 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。24 July 2013閲覧。
- ^ Type 032, tuku.military.china.com [リンク切れ]
- ^ Type 032 TT, tuku.military.china.com [リンク切れ]
- ^ Type 032 SLBM VLS, tuku.military.china.com [リンク切れ]
- ^ Type 032 Tactical missile VLS, tuku.military.china.com [リンク切れ]
外部リンク
[編集]- Type 032 submarine (globalsecurity.org)