2010年の宇宙飛行
軌道投入 | |
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年最初 | 1月16日 |
年最後 | 12月29日 |
投入総数 | 74 |
成功数 | 70 |
失敗数 | 4 |
一部失敗数 | 0 |
命名数 | 70 |
ロケット | |
処女飛行 | Atlas V 501 Atlas V 531 Falcon 9 GSLV Mk. II Minotaur IV |
退役 | Delta II 7420 Molniya-M |
有人飛行 | |
軌道 | 7 |
宇宙飛行士総数 | 31 |
2010年の宇宙飛行(2010ねんのうちゅうひこう)は、宇宙飛行の年表の2010年の打ち上げ記録一覧である。
2010年には、宇宙飛行に関連した多くの出来事が起こった。スペースX・ドラゴン号が初のテスト飛行をした。これは、商業軌道輸送サービス計画のもと、企業が主体となって国際宇宙ステーションへの再補給を実行することを目的としたものである。また、ファルコン9、ミノタウロスIVロケットの処女飛行も行われた。KSLVの2度目となる打ち上げもなされたが、2009年の第1回同様に失敗に終わった。9月、モルニヤ-Mロケットの最終打ち上げがあった[1]。打ち上げは成功し有終の美を飾り、モルニヤ・シリーズの全運用を終わった。
概観
[編集]2010年初飛行は、1月10日23時0分(GMT)にブラック・ブラント IXの弾道飛行であった。このロケットはボーイングエアボーン・レーザー・プラットフォームの実験標的機として打ち上げられたものであった。11日には中国による2本のミサイル発射を含んだABMテストが行われた。
2010年最初の周回軌道への打ち上げは、1月16日16時12分(UTC)に行われた西昌衛星発射センターからコンパス-G1航法衛星を搭載した長征3号Cの打ち上げであった。
総計74回の打ち上げが試されたが、そのうち70は成功し、4回は失敗に終わってしまった。同年最終の衛星打ち上げは、ギアナ宇宙センターからの、ヒスパサット1Eとオルレ1号の両衛星を載せたアリアン5 ECAの打ち上げであった。
宇宙探査
[編集]五月、日本初の金星探査機あかつきをのせたH-2Aロケットが打ち上げられた。成功裡に終わった打ち上げにもかかわらず、12月7日午前中、探査機は金星周回軌道投入マヌーバに失敗した。この探査機はスーパーローテーションをはじめとする金星の気象メカニズムに残された謎を解明することを目的として作られたものである。世界初のソーラー電力セイル実証機、IKAROSはあかつきと同じロケットで打ち上げられた。
日本初の小惑星探査機はやぶさは、6月13日に地球に帰還した。小惑星イトカワに着陸しサンプル採取を終えたあとの、地球に帰還するまでの道のりは苦難の連続であった。これは、世界で初めて、小惑星からのサンプルリターンに成功したミッションであった。
10月1日の10:59:57 UTC、中国は、嫦娥2号の打ち上げに成功した。これは、中国による第二回目の月探査ミッションである。西昌衛星発射センターから長征 3Cを使ってのうちあげであった。宇宙機は、先代の探査機である嫦娥1号と同じミッションをするだろう。しかしながら、嫦娥3号着陸機の露払いとして見込みのありそうな着陸地点の地図作成に力を割いたものになっている。
有人宇宙飛行
[編集]2010年は7回の有人打ち上げが有った。国際宇宙ステーション(ISS)へのクルー・ローテーションのうち三回はスペースシャトルミッションで、四回はソユーズ宇宙船が飛行した。2月8日にスペースシャトル・エンデバー号が打ち上げられたSTS-130が当年最初の有人宇宙飛行であった。これにより、トランクウィリティー・ノードとキューポラ観測モジュールを国際宇宙ステーションへ運んだ。4月5日のSTS-131で、多目的補給モジュールレオナルドを積んだディスカバリー号を打ち上げた。
4月2日、ソユーズTMA-18はISSへ第23次長期滞在の搭乗員を乗せて打ち上げられた。ソユーズは、緊急事態発生時、宇宙ステーション乗員の緊急脱出を容易にするため、約六カ月間係留されることになっていた。その直前、地球に帰還する先のISSクルーメンバーを運ぶソユーズTMA-16が切り離された。5月14日、ISSへとRassvet モジュールを運ぶアトランティス号の最終飛行であるSTS-132が打ち上げられた。6月12日、第24次長期滞在クルーを運ぶソユーズTMA-19が打ち上げられた。10月8日、第25次長期滞在クルーを乗せた、近代化された最初のソユーズTMA-M型の宇宙船であるソユーズTMA-01Mが打ち上げられた。年末間近の12月15日、ソユーズTMA-20に搭乗した第26次長期滞在が打ち上げられた。
打ち上げ失敗
[編集]2010年の一年間に4回の打ち上げ失敗が起こった。うち2回はGSLV、一回はナロ号、もう一回はプロトン・ロケットであった。
その年最初の失敗は、4月15日、GSLV Mk.IIの処女飛行の打ち上げでのことだった。ロケットの三段目がうまく作動せず、結果、GSAT-4衛星は軌道到達に失敗し、海中に没した。
2回目の打ち上げ失敗はSTSAT-2Bを搭載した羅老2号の打ち上げで起こった。ロケットは打ち上げ137秒後に爆発した。
3回目の打ち上げ失敗は、12月5日、新開発のブロックDM-03段を初めて上段に使用したプロトン-MロケットがGLONASS-M(グロナスM)衛星3機の軌道投入に失敗したことだった。打ち上げ前、ブロック DM-03 が正しく燃料供給をされず、適正な量を大幅に超過して補給されていたため、ロケットがそのパーキング軌道に到達するためには重すぎるという結果になった。
4回目の打ち上げ失敗は、同年12月25日、GSLV Mk.I がGSAT-5Pの打ち上げ最中に爆発したことだった。ロケット第一段目に使われた液体燃料ブースターがコントロールを失ったため、RSOにより、自爆装置のスイッチが押されて破壊された。
一覧
[編集]日時 (GMT) | ロケット | 射場 | 打ち上げ者 (LSP) | |||
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ペイロード | 運用者 | 軌道 | 用途 | 落下 (GMT) | 成否 | |
注記 | ||||||
1月[編集] | ||||||
1月10日23:00:00(UTC) | ブラック・ブラントIX | サン・ニコラス島 | アメリカ航空宇宙局 (以下:NASA) | |||
MARTI | アメリカ空軍 (以下:USAF) | 弾道飛行(Sub-orbital) | 標的機 | 1月10日 | ||
成功 | ||||||
1月11日 11:55(UTC) | 不明 | 酒泉衛星発射センター | 中国人民解放軍 (以下:PLA) | |||
不明 | PLA | 弾道飛行 | ABM標的 | 1月11日 | 成功 | |
標的機:(2010年の中華人民共和国による対弾道弾ミサイル試射) | ||||||
1月12日 12:00(UTC) | 東風21型 | ウルムチ市 | PLA | |||
不明 | PLA | 弾道飛行 | ABM試験 | 1月11日 | 成功 | |
試射体:(2010年の中華人民共和国による対弾道弾ミサイル試射) | ||||||
1月14日 06:50 (UTC) | RH-300 Mk.II | トゥンバ赤道ロケット打ち上げ基地(ツンバ射場, TERLS) | インド宇宙研究機関 (以下:ISRO) | |||
ISRO | 弾道飛行 | 太陽地球系物理学/超高層学/宇宙空間物理学 | 同日 | 成功 | ||
遠地点: 116キロメートル (72 mi) | ||||||
1月14日 07:35 (UTC) | RH-300 Mk.II | ツンバ射場 | ISRO | |||
ISRO | 弾道飛行 | 超高層学 | 同日 | 成功 | ||
遠地点: 116キロメートル (72 mi) | ||||||
1月14日 07:45 (UTC) | RH-560 Mk.II | サティシュ・ダワン宇宙センター | ISRO | |||
ISRO | 弾道飛行 | 超高層学 | 同日 | 成功 | ||
遠地点: 548キロメートル (341 mi) | ||||||
1月15日 06:50 (UTC) | RH-300 Mk.II | ツンバ射場 | ISRO | |||
ISRO | 弾道飛行 | 超高層学 | 同日 | 成功 | ||
遠地点: 116キロメートル (72 mi) | ||||||
1月15日 07:35 (UTC) | RH-300 Mk.II | ツンバ射場 | ISRO | |||
ISRO | 弾道飛行 | 超高層学 | 同日 | 成功 | ||
遠地点: 116キロメートル (72 mi) | ||||||
1月15日 10:30 (UTC) | RH-300 Mk.II | ツンバ射場 | ISRO | |||
ISRO | 弾道飛行 | 超高層学 | 同日 | 成功 | ||
遠地点: 116キロメートル (72 mi) | ||||||
1月15日 07:45 (UTC) | RH-560 Mk.II | サティシュ・ダワン宇宙センター | ISRO | |||
ISRO | 弾道飛行 | 超高層学 | 同日 | 成功 | ||
遠地点: 523キロメートル (325 mi) | ||||||
1月16日 16:12 (UTC) | 長征 3C | 西昌衛星発射センター | 中国国家航天局 (以下:CNSA) | |||
コンパス-G1 | CNSA | 静止軌道 | 北斗-2 衛星航法システム | 軌道上 | 運用中 | |
コンパスナビゲーションシステム構成要素 | ||||||
1月27日 08:25 (UTC) | M51 | ル・テリブル原潜 /オーディエルヌ湾 | フランス装備調達庁 (以下:DGA) | |||
DGA | 弾道飛行 | ミサイル試験 | 同日 | 成功 | ||
M51ミサイルを原子力潜水艦から初めて打ち上げた | ||||||
1月28日 00:18 (UTC) | プロトン-M/ブリーズ-M 改良型 | バイコヌール宇宙基地 第81/24発射台 | クルニチェフ | |||
グローボス1M12号L(ラードゥガ-1M衛星 2号、露: Глобус-1М No. 12Л) | ロシア宇宙軍 (以下:VKS) | 対地同期軌道 | 軍用通信 | 軌道上 | 運用中 | |
1月31日 11:40 (UTC)[2] | トライデント I C4 (LV-2) | メック島 | アメリカミサイル防衛局(以下:MDA) | |||
MDA | 弾道飛行 | 対弾道弾ミサイルの標的機 | 1月30日 | 成功 | ||
トライデントI C4 LV-2コンフィギュエーションでの処女飛行。しかし迎撃機が失敗した。[2] | ||||||
1月31日 時間不明 | GBIミサイル | ヴァンデンバーグ空軍基地 LF-23 | MDA | |||
MDA | 弾道飛行 | 対弾道弾試験機 | 1月30日 | 失敗[2] | ||
迎撃機のスラスタ―の問題で、レーダー追跡に予期しない「チャフィング」が起こり失敗した。トライデント標的機の迎撃に失敗するという結果に終わった。[2] | ||||||
2月[編集] | ||||||
2月3日 03:45 | ソユーズU | バイコヌール宇宙基地・ガガーリン発射台 | ロシア連邦宇宙局 (以下:ロスコスモス) | |||
プログレスM-04M | ロスコスモス | 低軌道 (ISSへ) | 国際宇宙ステーション補給ミッション | 7月1日 14:40 | 成功 | |
ISS flight 36P | ||||||
2月3日 | w:Kavoshgar | セムナーン | イラン宇宙機関 (以下:ISA) | |||
w:Kavoshgar-3 | ISA | 弾道飛行 | 生命科学(Biological) | 同日 | 成功 | |
2月4日 08:03:07 | ブラック・ブラント IX | サン・ニコラス島 | NASA | |||
MARTI | USAF | 弾道飛行 | 標的 | 同日 | 成功 | |
2月7日 05:20 | アグニ III | オリッサ州バレシュワル県バラソール近郊のチャンディプール(インド統合ミサイル試験場、ITR) IC-4 | インド国防研究開発機構(DRDO) | |||
DRDO | 弾道飛行 | ミサイル試験 | 同日 | 成功 | ||
水平距離3,500キロメートル (2,200 mi) を飛行した。アグニミサイル三世代目。 | ||||||
2月8日 09:14 | スペースシャトル エンデバー号 | ケネディ宇宙センター LC-39A | ユナイテッド・スペース・アライアンス(USA) | |||
STS-130、 トランクウィリティー、 キューポラ | NASA | 低軌道(ISS) | (STS-130) ISS組み立て (トランクウィリティー) ISS構成要素 (キューポラ) ISS構成要素 | 2月22日(シャトル・地上帰還) ISS構成要素は地球低軌道上 | 成功 ISS構成要素は運用中 | |
6人の宇宙飛行士による有人宇宙飛行 | ||||||
2月9日 09:01:00 | テリア・オライオン | ポーカーフラット打ち上げ実験場(PFRR) | NASA | |||
アラスカ大学フェアバンクス校 | 弾道飛行 | オーロラ観測 | 同日 | 成功 | ||
2月11日 15:23 | アトラス V 401 | ケープカナベラル空軍基地 SLC-41 | ユナイテッド・ローンチ・アライアンス (以下:ULA) | |||
ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー | NASA | 対地同期軌道 | 太陽活動の観測 | 軌道上 | 運用中 | |
2月12日 00:39 | プロトン-M/ブリーズ-M 改良型 | バイコヌール宇宙基地 LC-200/39 | /インターナショナル・ローンチ・サービシーズ (以下:ILS) | |||
インテルサット16号 | インテルサット | 対地同期軌道 | 通信衛星 | 軌道上 | 運用中 | |
2月12日 04:44 | スカッド | 太平洋の船上から | USAF | |||
USAF | 弾道飛行 | 標的 | 同日 | 成功 | ||
ボーイング YAL-1に破壊された。 | ||||||
2月12日 05:31:20 | ブラック・ブラント IX | サン・ニコラス島 | NASA | |||
MARTI | USAF | 弾道飛行 | 標的 | 同日 | 成功 | |
2月15日 09:49:11 | ブラック・ブラント XII | ポーカーフラット | NASA | |||
ダートマス大学 | 弾道飛行 | オーロラ観測 | 同日 | 成功 | ||
遠地点高度: 803キロメートル (499 mi) | ||||||
3月[編集] | ||||||
3月1日 21:19 | プロトン-M/ブロックDM-2 改良型 | バイコヌール宇宙基地 site 81/24 | クルニチェフ | |||
コスモス2459号, コスモス2460号, コスモス2461号 | VKS | 中軌道 | グロナス 衛星測位システム | 軌道上 | 運用中 | |
(3機ともにGLONASS-M #731,#732,#735)コスモス衛星/(一覧も参照のこと) | ||||||
3月4日 04:50 | R-29RMU シネヴァ | K-114 トゥーラ / バレンツ海 | ロシア海軍 | |||
VMF | 弾道飛行 | ミサイル試験 | 同日 | 成功 | ||
3月4日 23:57 | デルタ IV-M+ (4,2) | ケープカナベラル空軍基地 SLC-37B | ULA | |||
GOES 15 (GOES-P) | NOAA / NASA | GSO | アメリカの気象衛星 | 軌道上 | 運用中 | |
3月5日 04:55 | 長征 4C | 酒泉衛星発射センター LA-4 | CNSA | |||
遥感9号 その他ピギーバック衛星 | CNSA | SSO | ELINT | 軌道上 | 運用中 | |
長征4号の酒泉からの初打ち上げだった。 | ||||||
3月15日 | プリットヴィー | インド統合ミサイル試験場 IC-4 | DRDO | |||
DRDO | 弾道飛行 | 標的 | 同日 | 打ち上げ失敗 | ||
ABMテストの標的機。計画したコースから外れ、迎撃機は打ち上げられなかった。 | ||||||
3月20日 18:27 | プロトン-M/ブリーズ-M 改良型 | バイコヌール宇宙基地 第200発射台 | ILS | |||
Echostar XIV | エコースター/ディッシュ・ネットワーク | 対地同期軌道 | 通信 | 軌道上 | 運用中 | |
3月22日 | テリア-Mk.70・オライオン | ウーメラ試験場 LA-2 | DSTO/USAF | |||
HiFire-1(en:Scramjet_programs#HyShotに記載あり) | DSTO/USAF | 弾道飛行 | 技術開発 | 同日 | 成功 | |
超音速域における研究・実験 | ||||||
3月26日 13:43 | マクサス | エスレンジ | ユーロ・ローンチ | |||
MAXUS-8 | SSC/ESA | 弾道飛行 | 微小重力環境を利用した実験 | 13:55 | 成功 | |
遠地点: 700キロメートル (430 mi) | ||||||
3月27日 00:14 | Dhanushミサイル | スカーニャ級哨戒艦 スバドラ | DRDO | |||
DRDO | 弾道飛行 | ミサイル試験 | 同日 | 成功 | ||
インド統合誘導ミサイル開発計画(IGMDP) | ||||||
3月27日 00:18 | プリットヴィーII | インド統合ミサイル試験場 LC-3 | DRDO | |||
DRDO | 弾道飛行 | ミサイル実験 | 同日 | 成功 | ||
3月27日 14:09:56[3] | テリア・改良型マラミュート | ワロップス飛行施設 LA-1/50K | NASA | |||
w:SOCEM, w:ADAMASat | NASA/CalPoly/ケンタッキー・スペース | 弾道飛行 | ロケットの試験飛行、および衛星の技術試験。 | 同日 | すべて成功 | |
テリア・改良型マラミュート(Terrier-Improved Malemute)の処女飛行, 高度: 270キロメートル (170 mi)[4] | ||||||
3月27日 19:37 | アグニI | インド統合ミサイル試験場 IC-4 | インド陸軍 | |||
インド陸軍 | 低軌道 | ミサイル試験 | 3月28日 | 成功 | ||
4月[編集] | ||||||
4月4日 04:04 | ソユーズFG | バイコヌール宇宙基地・ガガーリン発射台 | ロスコスモス | |||
ソユーズTMA-18 | ロスコスモス | 低軌道(ISS) | 第23次長期滞在 | 9月25日 05:23 | 成功 | |
宇宙飛行士3人による有人宇宙飛行 | ||||||
4月5日 10:21 | スペースシャトル・ディスカバリー号 | ケネディ宇宙センター LC-39A | ユナイテッド・スペース・アライアンス | |||
STS-131(レオナルドMPLMによる。 | NASA/ASI | 低軌道(ISS) | 補給 | 4月20日 13:08:35 | 成功 | |
7人の宇宙飛行士による有人飛行 | ||||||
4月8日 13:57 | ドニエプル・ロケット | バイコヌール宇宙基地Site 109/95 | ISCコスモトラス | |||
クライオサット -2 | ESA | 低軌道 | 気候学 | 軌道上 | 運用中 | |
4月15日 10:57 | GSLV Mk.II | サティシュ・ダワン宇宙センター SLP | ISRO | |||
GSAT-4 (HealthSat) | ISRO | 予定: 対地同期軌道 | 通信、航法 | 同日 | 打ち上げ失敗 | |
GSLV Mk. II の処女飛行。第三段目が失敗 | ||||||
4月16日 15:00 | ソユーズU | プレセツク宇宙基地 Site 16/2 | VKS | |||
コスモス2462号(コーバリト-M) | VKS | 低軌道 | 光学撮影 | 軌道上 | 運用中 | |
4月22日 23:00 | ミノタウロスIV Lite | ヴァンデンバーグ空軍基地 SLC-8 | オービタル・サイエンシズ | |||
ファルコンHTV-2a | USAF | 弾道飛行 | 技術実証 | 同日 | 失敗 | |
ミノタウロスIV処女飛行。打ち上げ9分後、HTV技術実証機-2aとの通信喪失。(DARPAファルコン計画) | ||||||
4月22日 23:52 | アトラス V 501 | ケープカナベラル空軍基地 SLC-41 | ULA | |||
USA-212 (X-37B OTV-1) | USAF | 低軌道 | スペースプレーン実験機の技術実証飛行 | 12月3日 09:16 | 成功 | |
アトラス V 501構成とボーイングX-37Bの処女飛行。 | ||||||
4月24日 11:19 | プロトン-M/ブリーズ-M 改良型 | バイコヌール宇宙基地 第200/39発射台 | ILS | |||
SES-1(OS-1) | SES・ワールド・スカイズ | 対地同期軌道 | 通信 | 軌道上 | 運用中 | |
4月27日 01:05 | コスモス3M | プレセツク宇宙基地 Site 132/1 | VKS | |||
コスモス 2463(パルス衛星) | VKS | 低軌道 | 測位/通信 | 軌道上 | 運用中 | |
4月28日 | ソユーズU | バイコヌール宇宙基地・ガガーリン発射台 | ロスコスモス | |||
プログレスM-05M | ロスコスモス | 低軌道(ISS) | 補給 | 軌道上 | 運用中 | |
ISS flight 37P | ||||||
5月[編集] | ||||||
5月3日 09:47:00 | ブラック・ブラント IX | サン・ニコラス島 | アメリカ航空宇宙局 | |||
MARTI | USAF | 弾道飛行 | 標的 | 同日 | 成功 | |
5月3日 18:32:00 | ブラック・ブラント IX | (ホワイトサンズ・ミサイル実験場内) 試験設備 | アメリカ航空宇宙局 | |||
コロラド | 弾道飛行 | Geospace/Solar | 同日 | 成功 | ||
ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリーの補正に使われた。 | ||||||
5月4日 12:41:02 | スペースロフトXL | スペースポート・アメリカ | UPエアロスペース | |||
ロケットサット、Pioneer、その他 | w:Colorado Space Grant, ニューメキシコ州立大学, ニューメキシコ大学, セレスティス | 弾道飛行 | 技術開発、宇宙葬 | 同日 | 成功 | |
遠地点は113キロメートル (70 mi)に達し、着地後の回収も成功裡に終わった。 | ||||||
5月6日 03:50 | 探空7号(探空七號火箭) | 九鵬空軍基地(満州郷) | 台湾国家宇宙センター(NSPO) | |||
NSPO | 弾道飛行 | 観測 | 同日 | 成功 | ||
遠地点: 289キロメートル (180 mi) | ||||||
5月8日 | ガズナヴィ | ソンミアニ衛星打ち上げセンター | パキスタン軍 (以下:ASFC) | |||
ASFC | 弾道飛行 | 同日 | 成功 | |||
5月8日 | シャーヒーン1 | ソンミアニ衛星打ち上げセンター | ASFC | |||
ASFC | 弾道飛行 | 同日 | 成功 | |||
5月14日 18:20 | スペースシャトル・アトランティス | ケネディ宇宙センター LC-39A | ユナイテッド・スペース・アライアンス | |||
STS-132による ミニ・リサーチ・モジュール1(MRM1)の設置 | NASA / ロスコスモス | 低軌道(ISS) | (STS-132)補給 (MRM-1)ISS構成要素 | (STS-132)5月26日 12:48:11地上帰還 / (MRM-1)軌道上 | 成功 / 運用中 | |
6人の宇宙飛行士が搭乗 | ||||||
5月17日 11:29 | アグニII | インド統合ミサイル試験場 LC-3 | インド陸軍 | |||
インド陸軍 | 弾道飛行 | ミサイル試験 | 同日 | 成功 | ||
射距離2,500キロメートル (1,600 mi)を飛行 | ||||||
5月20 21:58:22[5] | H-2A202型 | 種子島宇宙センター吉信射点 | 三菱重工 | |||
あかつき以下、ピギーバック衛星 | 宇宙航空研究開発機構/早稲田大学/鹿児島大学/創価大学/大学宇宙工学コンソーシアム | 太陽周回軌道/低軌道 | 金星探査機 / 太陽帆実証機 / リモートセンシング / 大気圏観測 / 技術実証 / その他 | 現時点ではIKAROSのみ全成功。他は一部失敗など | ||
(ピギーバック衛星の詳細はH-IIA#衛星打ち上げ実績17号機参照のこと) WASEDA-SAT2は地上との交信に難を抱える。ハヤトは6月1日受信成功するも、その後交信困難になる。しんえんはヴァン・アレン帯突破に成功するも通信途絶。あかつきはその後の金星周回軌道投入で失敗。 | ||||||
5月21日 09:00:00 | ブラック・ブラント IX | ホワイトサンズ・ミサイル実験場 | NASA | |||
DICE | コロラド | 弾道飛行 | 天文学 | 同日 | 宇宙機失敗 | |
5月21日 22:01 | アリアン5 ECA | ギアナ宇宙センター ELA-3 | アリアンスペース | |||
アストラ3B, COMSATBw-2 | SES アストラ, ドイツ連邦軍 | 対地同期軌道 | 通信 | 軌道上 | 運用中 | |
5月28日 03:00 | デルタ IV-M+(4,2) | ケープカナベラル空軍基地 SLC-37B | ULA | |||
USA-213(GPS Block IIF SV-1 Navstar 65) | USAF | 中軌道 | GPS 衛星測位システム | 軌道上 | 運用中 | |
GPS衛星 ブロックIIFシリーズ初号機打ち上げ | ||||||
6月[編集] | ||||||
6月2日 01:59 | ロコット/ブリーズ-KM | プレセツク宇宙基地 Site 133/3 | ユーロコット | |||
SERVIS-2 | USEF | 太陽同期軌道 | 技術実証 | 軌道上 | 運用中 | |
衛星技術に対する商用オフザシェルフの可能性を検証中 | ||||||
6月2日 15:53:54 | 長征 3C | 西昌衛星発射センター | CNSA | |||
CNSA | 静止軌道 | コンパス衛星測位システム | 軌道上 | 運用中 | ||
6月3日 22:00:08 | プロトン-M/ブリーズ-M 改良型 | バイコヌール宇宙基地 Site 200/39 | ILS | |||
バダ5号 | ARABSAT | 対地同期軌道 | 通信 | 軌道上 | 運用中 | |
6月4日 18:45 | ファルコン9 | ケープカナベラル空軍基地 SLC-40 | スペースX | |||
ドラゴン宇宙船・評価ユニット(DSQU) | スペースX | 低軌道 | 技術試験体(ボイラープレート) | 6月27日06:50 | 成功 | |
ファルコン9初号機 | ||||||
6月6日 22:25 | GBI | ヴァンデンバーグ空軍基地 LF-24 | MDA | |||
MDA | 弾道飛行 | 試験飛行 | 同日 | 成功 | ||
試験用二段ロケット。非迎撃テスト | ||||||
6月8日 | トライデントII D5 | USS メリーランド | アメリカ海軍 (以下:USNV) | |||
USNV | 弾道飛行 | ミサイル試験 | 同日 | 成功 | ||
Follow-on Commander's Evaluation Test 42 試射一回目 | ||||||
6月8日 | トライデント II D5 | USS メリーランド | USNV | |||
USNV | 弾道飛行 | ミサイル試験 | 同日 | 成功 | ||
Follow-on Commander's Evaluation Test 42 試射二回目 | ||||||
6月9日 | トライデント II D5 | USS メリーランド | USNV | |||
USNV | 弾道飛行 | ミサイル試験 | 同日 | 成功 | ||
Follow-on Commander's Evaluation Test 43 試射三回目 | ||||||
6月9日 | トライデント II D5 | USS メリーランド | USNV | |||
USNV | 弾道飛行 | ミサイル試験 | 同日 | 成功 | ||
Follow-on Commander's Evaluation Test 43 試射四回目 | ||||||
6月10日 08:01 | Naro-1 | 羅老宇宙センター | クルニチェフ/韓国航空宇宙研究院 (以下:KARI) | |||
STSAT-2B | KARI | 低軌道(予定) | 技術実証 | +137秒 | 打ち上げ失敗 | |
第一段目燃焼中に爆発 | ||||||
6月15日 | 長征 2D | 酒泉衛星発射センターLA-4/SLS-2 | CNSA | |||
w:Shijian XII | CNSA | 低軌道 | 技術実証 | 軌道上 | 運用中 | |
6月15日 14:42 | ドニエプル・ロケット | ヤースヌイ宇宙基地(オレンブルク州) | ISCコスモトラス | |||
プリズマ‐マンゴ&プリズマ‐タンゴ、PICARD、w:BPA-1 | SSC/ CSC/ CNES/ Hartron-Arkos | 全て太陽同期軌道 | 技術実証/太陽観測 | 軌道上 | 運用中 | |
BPA-1 | ||||||
6月15日 21:35 | ソユーズFG | バイコヌール宇宙基地・ガガーリン発射台 | ロスコスモス | |||
ソユーズTMA-19 | ロスコスモス | 低軌道(ISS) | 国際宇宙ステーション 第24次長期滞在 | 軌道上 | 運用中 | |
三人の宇宙飛行士による有人飛行 | ||||||
6月16日 10:01 | LGM-30G ミニットマンIII | ヴァンデンバーグ空軍基地 LF-10 | USAF | |||
USAF | 弾道飛行 | ミサイル試験 | 同日 | 成功 | ||
クェゼリン環礁までの6,743kmを飛行。 | ||||||
6月21日 02:14 | ドニエプル・ロケット | バイコヌール宇宙基地 Site 109/95 | ISCコスモトラス | |||
TanDEM-X | ドイツ航空宇宙センター (以下:DLR) | 低軌道 | レーダー撮影 | 軌道上 | 運用中 | |
6月22日 19:00 | シャヴィト2 | パルマヒム空軍基地 | イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI) | |||
オフェク9 | IAI/イスラエル国防軍 | 低軌道(逆行軌道) | 偵察衛星 | 軌道上 | 運用中 | |
打ち上げ前はオフェク8として知られていた。 | ||||||
6月24日 11:17:00 | テリア・オライオン | ワロップス飛行施設LA-2 | NASA | |||
RockOn! | colorado | 弾道飛行 | 学生の研究 | 同日 | 成功 | |
6月26日 21:41 | アリアン5 ECA | ギアナ宇宙センター ELA-3 | アリアンスペース | |||
アラブサット5号A、COMS-1 | ASCO/KARI | 対地同期軌道 | (Arabsat-5A)通信/ (COMS-1)通信、気象、海洋学調査 | 軌道上 | 運用中 | |
6月30日 10:40:01 | ミニットマンIII | ヴァンデンバーグ空軍基地 LF-04 | USAF | |||
USAF | 弾道飛行 | ミサイル試験 | 同日 | 成功 | ||
6月30日 15:35 | ソユーズU | バイコヌール宇宙基地・ガガーリン発射台 | ロスコスモス | |||
プログレスM-06M | ロスコスモス | 低軌道(ISS) | 補給 | 軌道上 | 運用中 | |
ISS flight 38P | ||||||
7月[編集] | ||||||
7月10日 11:32 | M51 | ル・テリブル原潜/オーディエルヌ湾 | DGA/フランス海軍(Marine nationale: MN) | |||
DGA/MN | 弾道飛行 | ミサイル試験 | 同日 | 成功 | ||
7月10日 18:40 | プロトン-M/ブリーズ-M 改良型 | バイコヌール宇宙基地 Site 200/39 | インターナショナル・ローンチ・サービス | |||
エコースター15号 | エコースター | 対地同期軌道 | 通信 | 軌道上 | 運用中 | |
7月11日 | ブラック・ブラント IX | ホワイトサンズ・ミサイル実験場 | アメリカ航空宇宙局 | |||
カリフォルニア工科大学 | 弾道飛行 | 天文学調査 | 同日 | 成功 | ||
7月12日 03:53 | PSLV-CA | サティシュ・ダワン宇宙センター FLP | インド宇宙研究機関 | |||
CARTOSAT-2B, Alsat-2A、StudSat、AISSat-1, TIsat-1 | ISRO / ASAL/ StudSat Consortium/ ノルウェー防衛技術研究機構(NDRE)/ SUPSI(SUPSI) | 低軌道 | リモートセンシング/ 技術実証 | 軌道上 | 運用中 | |
AISSat-1とTIsat-1の2衛星は、UTIASによって取り纏められたNLS-6の一部として打ち上げられた。 | ||||||
7月30日 18:18 | ブラック・ブラント IX | ホワイトサンズ・ミサイル実験場 | NASA | |||
w:SUMI | NASA | 弾道飛行 | 太陽観測 | 同日 | 成功 | |
7月31日 21:30 | 長征 3A | 西昌衛星発射センター | CNSA | |||
w:Compass-IGSO-1 | CNSA | 対地同期軌道 | 衛星測位システム | 軌道上 | 運用中 | |
8月[編集] | ||||||
8月4日 09:15 | ブラック・ブラント X | ワロップス飛行施設 LA-1/50K | アメリカ航空宇宙局 | |||
NASA | 弾道飛行 | 試験飛行、技術実証 | 同日 | 成功 | ||
Nihka ロケットモータのテスト。第2工学実験 | ||||||
8月4日 20:59 | アリアン5 ECA | ギアナ宇宙センター ELA-3 | アリアンスペース | |||
ナイルサット201号, w:RASCOM-QAF 1R | ナイルサット, RASCOM | 対地同期軌道 | 通信 | 軌道上 | 運用中 | |
8月6日 | R-29RMU シネヴァ | K-114 トゥーラ | VMF | |||
VMF | 弾道飛行 | ミサイル試験 | 同日 | 成功 | ||
8月9日 22:49 | 長征 4C | 太原衛星発射センター LC-2 | CNSA | |||
遥感10号 | CNSA | 太陽同期軌道 | リモートセンシング? | 軌道上 | 成功 | |
8月14日 11:07 | アトラス V 531 | ケープカナベラル空軍基地 SLC-41 | ULA | |||
USA-214(AEHF1号) | USAF | (現在)移行軌道, (予定)対地同期軌道 | 軍用通信 | 軌道上 | 衛星の部分的失敗。復帰運用中 | |
アトラスV531の処女飛行。液体燃料アポジキックモーターを運転中に失敗。軌道投入作業中での出来事であった。 | ||||||
8月23日 17:57 | ブラック・ブラント IX | ホワイトサンズ・ミサイル実験場 | アメリカ航空宇宙局 | |||
RAISE | SwRI | 弾道飛行 | 太陽研究 | 8月23日 | (無し) | |
8月24日 07:10 | 長征2号D | 酒泉衛星発射センター LA-4/SLS-2 | CNSA | |||
天絵1号(Tian Hui 1 Weixing、tianhui yi hao weixing) | CNSA | 低軌道 | リモートセンシング | 軌道上 | 運用中 | |
8月30日 20:00 | S-520ロケット25号機 | 内之浦宇宙空間観測所 | 宇宙科学研究所 | |||
JAXA/ 首都大学東京/ 香川大学/ 静岡大学 | 弾道飛行 | 技術実証 | 同日 | 宇宙機の部分的成功 | ||
プラズマ収集実験において、高電圧制御が正常に行われなかった。しかし、導電性テザーは正常に伸展した。[6] | ||||||
9月[編集] | ||||||
9月2日 00:53:43 | プロトン-M/ブロックDM-2 改良型 | バイコヌール宇宙基地 Site 81/24 | ロスコスモス | |||
コスモス第2464号、コスモス第2465号、コスモス第2466号 | VKS | 中軌道 | グロナス衛星測位システム | 軌道上 | 運用中 | |
3機ともにGLONASS-M | ||||||
9月4日 16:14 | 長征3号B | 西昌衛星発射センター LA-2 | CNSA | |||
中星6A | 鑫諾衛星通信(現在:中国航天科技集団公司) | 対地同期軌道 | 通信 | 軌道上 | 運用中 | |
「シノサット」に関しては、「中国サテライトコミュニケーションズ」という別名もある | ||||||
9月8日 03:30 | ロコット/ブリーズ-KM | プレセツク宇宙基地 Site 133/3 | ロシア戦略ロケット軍 (以下:RVSN) | |||
GONETS-M No.2/ コスモス2467号(ストレラ)/ コスモス2468号(ストレラ) | Gonets SatCom/ VKS | 低軌道 | 通信 | 軌道上 | 運用中 | |
9月10日 10:22 | ソユーズU | バイコヌール宇宙基地・Site 31/6 | ロスコスモス | |||
プログレスM-07M | ロスコスモス | 現在:低軌道(ISS) | 補給 | 軌道上 | 運用中 | |
ISS flight 39P | ||||||
9月11日 11:17 | H-2A 202 | 種子島宇宙センター吉信第1射点 | 三菱重工業 | |||
準天頂衛星システム 初号機 みちびき(QZS-1) | JAXA | 準天頂軌道 | 衛星測位システム | 軌道上 | 軌道上 | |
運用中 | ||||||
9月17日 10:03 | ミニットマンIII | ヴァンデンバーグ空軍基地 LF-09 | |