2018年平昌パラリンピック
2018年平昌パラリンピック | |
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PyeongChang 2018 Paralympic Winter Games | |
開催国・都市 | 韓国 平昌 |
参加国・地域数 | 49 |
参加人数 | 569名[1] |
開会式 | 2018年3月9日 |
閉会式 | 2018年3月18日 |
開会宣言 | 文在寅大統領 |
選手宣誓 | イ・ジュスン |
審判宣誓 | チェ・ヨウンジン |
最終聖火ランナー | 徐順錫 金恩貞 |
主競技場 | 平昌オリンピックスタジアム |
冬季 | |
夏季 | |
Portal:オリンピック |
2018年平昌パラリンピック(2018ねんピョンチャンパラリンピック)は、2018年3月9日から3月18日まで韓国の江原道平昌で行われた第12回冬季パラリンピック。平昌2018(PyeongChang 2018、평창 2018)と呼称される。
競技日程
[編集]開 | 開会式 | ● | 予選 | 1 | 決勝 | 閉 | 閉会式 |
3月 | 9 金 | 10 土 | 11 日 | 12 月 | 13 火 | 14 水 | 15 木 | 16 金 | 17 土 | 18 日 | 金メダル数 |
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開会式 | ● | ||||||||||
閉会式 | ● | ||||||||||
アルペンスキー | 6 | 6 | 6 | 3 | 3 | 3 | 3 | 30 | |||
バイアスロン | 6 | 6 | 6 | 18 | |||||||
クロスカントリースキー | 2 | 4 | 6 | 6 | 2 | 20 | |||||
パラアイスホッケー | 1 | 1 | |||||||||
スノーボード | 5 | 5 | 10 | ||||||||
車いすカーリング | 1 | 1 | |||||||||
Total | 12 | 8 | 9 | 12 | 9 | 3 | 11 | 10 | 6 | 80 |
参加国・地域
[編集]参加国は次の49か国、合計563選手が出場した[2]。
平昌パラ五輪参加国 |
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ジョージア、タジキスタン、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は初参加である。
2016年、ロシアの国ぐるみのドーピング疑惑が発生してWADAなどがロシアの選手のオリンピックへの出場停止を勧告した。IPCは2017年1月にロシアパラ五輪委に対し予選の参加を認めない声明を出した。これはリオパラ五輪と同様の措置である。出場資格を有し、かつIPCの反ドーピング規程に従うことを立証できる個人選手らは、「中立パラリンピック選手」 "Neutral Paralympic Athletes" (NPA) として、いかなる式典においても中立的なパラリンピック旗とパラリンピック賛歌の下、出場することが許される[17]。
大会マスコット
[編集]競技会場
[編集]平昌(ピョンチャン)マウンテンクラスター
[編集]江陵(カンヌン)コースタルクラスター
[編集]国・地域別メダル獲得数
[編集]2018年3月14日クロスカントリー男子1.5kmスプリントクラシカル立位で、カナダのマーク・アレンツ選手とフィンランドのイルッカ・トゥオミスト選手が、4:20.8の同タイムで3着ゴール。写真判定でも前後がつかず、同着で公式に確定のため、この種目では銅メダルが2つとなり、カナダとフィンランドに銅メダルが1ずつ加算、銅メダル総数が81になる。
順 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
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1 | アメリカ合衆国 | 13 | 15 | 8 | 36 |
2 | 中立パラリンピック | 8 | 10 | 6 | 24 |
3 | カナダ | 8 | 4 | 16 | 28 |
4 | フランス | 7 | 8 | 5 | 20 |
5 | ドイツ | 7 | 8 | 4 | 19 |
6 | ウクライナ | 7 | 7 | 8 | 22 |
7 | スロバキア | 6 | 4 | 1 | 11 |
8 | ベラルーシ | 4 | 4 | 4 | 12 |
9 | 日本 | 3 | 4 | 3 | 10 |
10 | オランダ | 3 | 3 | 1 | 7 |
© IPC 2018
NPAは個人参加のロシア選手団。
TV放送
[編集]日本放送協会(NHK)は2018年の本大会から2024年のパリパラリンピックまでの独占放映権を獲得した。放映権にはテレビ放送に加えて、ラジオ放送やインターネット・モバイル放送の権利も含まれている[20]。
開閉会式をEテレで生中継し、日本選手が出場する競技を中心に総合とEテレ、BS1で中継及び録画放送する[21]。また音声多重放送の副音声を使用し、聴覚障害者向け実況放送も行う[22]。
開会式
[編集]開会式は3月9日午後8時より約2時間平昌オリンピックスタジアムで開催された。総合演出はコ・ソヌン。
最終聖火ランナーは車いすカーリング男子のソ・スンソクと平昌五輪カーリング女子の金恩貞が務めた[23]。
選手の入場はハングル順で行進。当初は五輪同様に韓国と北朝鮮の合同入場行進が予定していたが、8日北朝鮮代表委員会が独島なしの統一旗では入場しないと主張し、韓国側の説得も受け入れなかったため断念した[24]。
ファン・ヨンデ功績賞
[編集]ニュージーランドのアルペンスキー男子のアダム・ホール選手とフィンランドのノルディックスキー距離女子のシニ・ビュー選手がファン・ヨンデ功績賞を受賞した[25]。
脚注
[編集]- ^ “49カ国・地域がエントリー 過去最大規模に”. 産経ニュース (2018年2月27日). 2018年2月27日閲覧。
- ^ “PyeongChang 2018 - ParticipantNumbers”. 国際パラリンピック委員会. 2021年10月31日閲覧。
- ^ “Australia’s Seven Network to show PyeongChang 2018” 2018年1月8日閲覧。
- ^ “Brasil terá três atletas na Paralimpíada de Inverno de PyeongChang 2018” 2018年2月28日閲覧。
- ^ “PyeongChang 2018” 2018年1月8日閲覧。
- ^ “平昌冬残奥会中国体育代表团在京成立”. 中国中央电视台 (2018年3月3日). 2018年3月6日閲覧。
- ^ “@Paralympic Twitter account”. Twitter (2018年1月19日). 2018年1月19日閲覧。
- ^ “PyeongChang 2018: Daniel Wagner’s Winter Games dream” 2018年1月8日閲覧。
- ^ “Ujuja Kardo Ploomipuu teeb Eesti spordiajalugu ja võistleb PyeongChangi paraolümpial murdmaasuusatamises [Swimmer Kardo Ploomipuu makes Estonian sportshistory and competes in cross-country skiing at PyeongChang Paralympics]” (エストニア語). エストニアパラリンピック委員会 2018年1月27日閲覧。
- ^ “PyeongChang 2018: Bochet to carry French flag” 2018年1月8日閲覧。
- ^ “Germany reveal kit for PyeongChang 2018” 2018年1月8日閲覧。
- ^ “British alpine skiers and snowboarders named for PyeongChang 2018” 2018年1月8日閲覧。
- ^ “North Korea invited to participate in first-ever Winter Paralympic Games at Pyeongchang 2018” (9 February 2018). 9 February 2018閲覧。
- ^ “PyeongChang 2018: Arly Velasquez ready to surprise” 2018年1月8日閲覧。
- ^ “PYEONGCHANG 2018 PARA ATHLETES”
- ^ “Svenska truppen till Paralympics uttagen”. Sveriges Paralympiska Kommitté. 2018年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月25日閲覧。
- ^ “IPC allow Russian athletes to compete as neutrals at Pyeongchang 2018 but maintain suspension”. 9 February 2018閲覧。
- ^ a b c d e “会場マップ|平昌2018パラリンピック冬季競技大会特設サイト”. 日本パラリンピック委員会. 2021年10月3日閲覧。
- ^ Pyeongchang 2018 move venue for Opening and Closing Ceremonies
- ^ “スカパー!がパラリンピック中継に意欲…立ちはだかる放送権の壁”. CYCLE やわらかスポーツ情報サイト (2016年3月16日). 2021年9月9日閲覧。
- ^ “NHK、開会式や一部競技を生中継へ”. 毎日新聞. (2018年1月11日) 2018年3月10日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “視覚障碍者向けに生中継 NHK、臨場感言葉で”. 毎日新聞. (2018年3月7日) 2018年3月10日閲覧。
- ^ “「メガネ先輩」、最終走者と一緒に登場 パラ聖火リレー”. 朝日新聞. (2018年3月9日) 2018年3月10日閲覧。
- ^ “北朝鮮、パラリンピックで南北合同入場を拒否”. 日本経済新聞. (2018年3月8日). オリジナルの2018年3月9日時点におけるアーカイブ。 2018年3月10日閲覧。
- ^ “平昌パラリンピック閉会式 10日間の熱戦に幕”. 聯合ニュース. (2018年3月18日) 2018年3月21日閲覧。