Amarok
開発元 | Amarok チーム |
---|---|
最新版 | 2.9 / 2018年3月7日 |
最新評価版 | 2.9 Beta / 2015年8月16日 |
リポジトリ | |
対応OS | Linux/Unix, Windows (KDE for Windows) |
種別 | メディアプレーヤー |
ライセンス | GNU GPL |
公式サイト | http://amarok.kde.org/ |
Amarok(アマロック)は、KDEのオーディオプレイヤーである。
名称
[編集]Amarokという名称はMike OldfieldのアルバムAmarokから来ている。"amarok"(または"amaroq")はイヌクティトゥット語(イヌイットの方言のひとつ)でオオカミの意味。Amarok はオオカミをマスコットに用いている。元々の名称はamaroK(末尾のKが大文字)であったが、2006年6月に改名された。
KDE4の時代まではKDE標準の音楽プレーヤーとされていたが、開発が長期にわたって停滞し、Qt5およびKDE Plasma 5への移行に難航しているため、KDE5においてはKDE標準の音楽プレーヤーはElisaに置き換えられた。
特徴
[編集]以下に Amarok の特徴を挙げる:
- Amazon からのカバーの自動ダウンロード
- 現在演奏中のアーティストの Wikipedia からの情報を表示
- 歌詞の自動表示
- プレイリストのコレクションを管理するためのプレイリスト・ブラウザ
- 格付けシステム
- グラフィック・イコライザ
- クロスフェード
- MP3 その他コーデックの再生
- 簡単な設定のためのウィザード
- iPod のサポート
- ポッドキャスティング のサポート
- k3bを使用したCDを作成するためのサポート
- CSSによるブラウザのスタイル変更が可能
- タグ機能のサポート
- SQLite、MySQL 、PostgreSQL などのデータベース・ソフトの使用が可能
- システムトレイアイコンのアニメ (オプション).
- GStreamer の KIO (KDE Input/Output) サポート。遠隔プロトコルからのプレイバックが可能
- Audioscrobbler のサポート。Last.fm の提案から動的なプレイリストを生成可能
- パワフルなスクリプティング・インターフェイス。DCOP サポートされた言語により Amarok の拡張を行える
- 様々なオーディオ・エンジンのサポート:
- バージョン2ではPhononの採用につき、オーディオエンジンの変更はPhonon側の役割となった
- aRts (もうメンテナンスされていない)
- GStreamer
- Helix project / Helix
- Media Application Server (MAS)
- Network-Integrated Multimedia Middleware (NMM)
- Xine / xine-lib
Clementine
[編集]Clementineは、Amarok 1.4からフォークしたオーディオプレーヤーである。