JBL 2011-12
JBL 2011-12は、2011年10月8日から2012年4月まで、日本各地で行われたバスケットボールリーグである。トヨタ自動車アルバルクがプレーオフを制し、リーグ5年ぶり、JBLとなってから初のタイトルを獲得した。
参加チーム
[編集]試合方式
[編集]レギュラーシーズン
[編集]- 前年度同様8チームによる6回戦総当たり(1チーム42試合)のリーグ戦を戦う。
- 1月に全日本総合バスケットボール選手権大会による中断あり。
- 上位4チームがプレーオフに進出する。
プレーオフ
[編集]- 2012年4月7日開幕。
- レギュラーシーズン1位と4位、2位と3位の組み合わせで3戦2勝方式のセミファイナルを戦い、勝者は5戦3勝方式のファイナルに進む。
- セミファイナルはホーム・アンド・アウェー方式を採用。上位(1位・2位)のホームで2戦行った後、1勝1敗となった場合に下位(4位・3位)のホームで最終戦を行う。ファイナルは従来通り集中開催(代々木第二体育館)とする。
- 12月23日に広島グリーンアリーナで開催。ファン投票及び監督推薦により選出された2チームによる東西対抗形式となる。
結果
[編集]レギュラーシーズン順位
[編集]順位 | チーム名 | 成績 | 勝率 |
---|---|---|---|
1 | アイシンシーホース | 31勝11敗 | .738 |
2 | トヨタ自動車アルバルク | 29勝13敗 | .69 |
3 | 日立サンロッカーズ | 24勝18敗 | .57 |
4 | パナソニックトライアンズ | 24勝18敗 | .57 |
5 | レバンガ北海道 | 22勝20敗 | .52 |
6 | リンク栃木ブレックス | 18勝24敗 | .43 |
7 | 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ | 12勝30敗 | .29 |
8 | 東芝ブレイブサンダース | 8勝34敗 | .19 |
プレーオフ
[編集]セミファイナル(4月7~10日)
戦 | 勝者 | スコア | 敗者 | 会場 |
---|---|---|---|---|
1 | アイシンシーホース (レギュラーシーズン・1位) | 79 - 69 | パナソニックトライアンズ (同・4位) | 岡崎中央 |
2 | 78 - 86 | |||
3 | 76 - 64 | パナソニックアリーナ | ||
1 | トヨタ自動車アルバルク (同・2位) | 64 - 56 | 日立サンロッカーズ (同・3位) | 代々木第二 |
2 | 74 - 71 |
ファイナル(4月18~22日)
戦 | 優勝 | スコア | 準優勝 | 会場 |
---|---|---|---|---|
1 | トヨタ自動車アルバルク | 70 - 73 | アイシンシーホース | 代々木第二 |
2 | 79 - 70 | |||
3 | 69 - 61 | |||
4 | 83 - 64 |
最終順位
[編集]順位 | チーム名 |
---|---|
1 | トヨタ自動車アルバルク |
2 | アイシンシーホース |
3 | 日立サンロッカーズ |
4 | パナソニックトライアンズ |
5 | レバンガ北海道 |
6 | リンク栃木ブレックス |
7 | 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ |
8 | 東芝ブレイブサンダース |
オールスターゲーム
[編集]出場選手
[編集]- EAST
- WEST
結果
[編集]勝者 | 結果 | 敗者 | MVP |
---|---|---|---|
EAST | 134 - 131 | WEST | 川村卓也 |
JBLアウォード
[編集]部門 | 受賞者 | チーム |
---|---|---|
レギュラーシーズンMVP | 桜木ジェイアール | アイシン |
プレーオフMVP | フィリップ・リッチー | トヨタ |
ルーキー・オブ・ザ・イヤー | 金丸晃輔 | パナソニック |
コーチ・オブ・ザ・イヤー | ドナルド・ペック | トヨタ |
レフェリー・オブ・ザ・イヤー | 平原勇次 |
ベスト5
[編集]P | 受賞者 | チーム |
---|---|---|
G | 柏木真介 | アイシン |
G/F | 川村卓也 | リンク栃木 |
F | 折茂武彦 | レバンガ |
F/C | 竹内譲次 | 日立 |
C | 桜木ジェイアール | アイシン |
リーダーズ
[編集]部門 | 受賞者 | チーム | 記録 |
---|---|---|---|
得点 | 川村卓也 | リンク栃木 | 20.41点 |
アシスト | 川村卓也 | リンク栃木 | 4.49本 |
リバウンド | 桜木ジェイアール | アイシン | 12.03本 |
野投成功率 | フィリップ・リッチー | トヨタ | 62.12% |
フリースロー成功率 | 木下博之 | パナソニック | 88.46% |
3P成功率 | 古川孝敏 | アイシン | 44.56% |
スティール | 佐藤稔浩 | 日立 | 1.74本 |
ブロックショット | 竹内譲次 | 日立 | 1.53本 |
備考
[編集]- 日立とパナソニックのレギュラーシーズン成績は勝率、対戦成績とも同じになったため、ゴールアベレージで上回った日立が3位となった。