NO DOUBT
『NO DOUBT』 | ||||
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CHAGE&ASKA の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | 東芝EMI(1999年) ヤマハミュージックコミュニケーションズ(2001年盤・2009年盤) | |||
プロデュース | CHAGE&ASKA | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
CHAGE&ASKA アルバム 年表 | ||||
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『NO DOUBT』収録のシングル | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「no doubt」 - YouTube 「群れ」 - YouTube 「VISION」 - YouTube 「この愛のために」 - YouTube |
『NO DOUBT』(ノー・ダウト)は、CHAGE&ASKA(現:CHAGE and ASKA)の19作目のオリジナル・アルバムで、本作の1曲目の楽曲名である。ちょうどデビュー20周年である1999年8月25日に発売された。発売元は東芝EMI。
2001年4月18日はCDとして2009年11月25日はSHM-CD盤として再発売している。
背景
[編集]オリジナル・アルバムとしては、前作『CODE NAME.2 SISTER MOON』から3年4ヶ月ぶりで、初のセルフ・プロデュース作品である[2]:367,403,406。タイトルはASKAの思いつきで名付けられたもので、タイトルが本作のコンセプトを持っている訳ではないという[2]:366。
リリース
[編集]CDジャケットは富士山の五合目にある駐車場で撮影が行われた。撮影当日は雨が降っており、霧がかかり雲の中で傘を差しながら撮影された[2]:367。
2009年11月25日には、紙ジャケット・シリーズの一環としてSHM-CD仕様でヤマハミュージックコミュニケーションズより再発売された。
制作
[編集]1998年の11月頃から作業がはじまり、最初はお互いソロ活動のモードからCHAGE&ASKAとしての感覚を取り戻すまで時間がかかったという[3]。当初の予定では1999年5月に行われたライブ『赤坂BLITZ special MTV PROGRAM LIVE』までにレコーディングが終了する予定であったが、終わらなかったためライブ後も続けられた[2]:366。
今までのレコーディングはCHAGE(現:Chage)とASKAが別々のレコーディングスタジオで作業を行うスタイルで本作でも当初はその様に行われていたが、途中で2人で行うスタイルに変更された。クレジット上では別々の表記となっているが、2人がお互いの楽曲を作業しているため、2人はこれらをレノン=マッカートニー状態と表現している[2]:367。
批評
[編集]セルフ・プロデュースについて、CHAGEは「そこは面白かったですよ。お互いの曲に対して、プロデューサーの立場で接するのは。アーティスト同士の関係だとキツくなることがあるんですけど、プロデューサーだと思うと、『ここは君だったらどうする?』みたいに聞けるんですよ。それは違うものを見た感じがしますね。」と公言し、ASKAは「前に比べて自分のスタイルみたいなものに対してのこだわりはなくなりましたね。お互いの世界に固執して、そこは1人で守るんだ、みたいなことじゃなくなってる。お互いの曲にズカズカ入り込んでいったりしますし。夜中、明け方を問わず、何かあったら出て行ける体制でしたから。とにかく一緒につくろうぜと。そうなってからは早かったですね。そういう意味では、本当の意味のCHAGE&ASKAのアルバムづくりができ始めてるなって感じますね。」と語っている[3]。
ツアー
[編集]1999年9月からは、本作を引っ提げて全国ツアー『CHAGE & ASKA CONCERT TOUR 電光石火』が始まり、11月には北京・上海で『ASIAN TOUR NO DOUBT』を開催した[2]:406。
収録曲
[編集]一覧
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「no doubt」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 松本晃彦 | |
2. | 「the corner」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 松本晃彦 | |
3. | 「swear」 | CHAGE | CHAGE | 西川進 | |
4. | 「僕がここに来る前に」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼・松本晃彦 | |
5. | 「熱帯魚」 | CHAGE | CHAGE | 亀田誠治 | |
6. | 「higher ground」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼・十川知司 | |
7. | 「two of us」 | CHAGE | CHAGE | 岡本洋 | |
8. | 「群れ」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼・十川知司 | |
9. | 「もうすぐ僕らはふたつの時代を超える恋になる」 | CHAGE | CHAGE | 十川知司 | |
10. | 「vision」 | CHAGE | CHAGE | 西川進 | |
11. | 「この愛のために」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 十川知司 | |
合計時間: |
楽曲解説
[編集]- no doubt
- CHAGEとASKA出演の日本電気 CMソング。
- シングル化の話もあったが、詞に関して最初の4行が出来てから時間がかかり、最終的にレコーディング終盤で完成している。歌詞は切ない内容となっている[4]。
- 同年12月に発売されたベスト・アルバム『CHAGE&ASKA VERY BEST ROLL OVER 20TH』、2004年に発売されたバラッド集『THE STORY of BALLAD II』にも収録されている。
- 2010年にはASKAがアルバム『君の知らない君の歌』でセルフカバーしている。
- the corner
- swear
- 僕がここに来る前に
- 熱帯魚
- higher ground
- two of us
- アコースティック・ライブ『20TH ANNIVERSARY Premium Live』のリハーサル中に作曲している。ライブでピアノを担当していた岡本洋の音楽性に触れ、アレンジを依頼したという。最初はお互いが気を使う感じで作業が進められていたが、時間が経つにつれてバンド仲間という意識が芽生えたという。CHAGEは「この曲のアレンジができあがる頃には10年一緒にやっているような感覚になっていて、いい関係でレコーディングもできた」と評価している[4]。
- 歌詞の内容は1970年代で、フォークソング的な世界観かつ、誰もが映像を浮かべてくれる様なものができないかと考えて作ったという[4]。
- 2004年に発売されたバラッド集『THE STORY of BALLAD II』にも収録されている。
- 群れ
- 1999年6月9日に発売された40枚目シングル。
- シングル収録時とはミックスが異なるアルバム・バージョンである。
- もうすぐ僕らはふたつの時代を超える恋になる
- vision
- 1999年3月10日に発売された39枚目シングル「この愛のために/VISION」収録曲。
- タイトル表記がシングルの時とは違い、すべて小文字になっている。
- シングル収録時とはミックスが異なるアルバム・バージョンである。
- この愛のために
- シングル「この愛のために/VISION」収録曲。
- 前半部分のアレンジがシングルと異なり、ミックスもアルバム・バージョンである。
参加ミュージシャン
[編集] no doubt
the corner
swear 僕がここに来る前に
熱帯魚 higher ground
| two of us
群れ もうすぐ僕らは ふたつの時代を超える恋になる
vision この愛のために
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脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2003年6月度までの旧基準。最低累計正味出荷枚数20万枚以上の作品に適用。
出典
[編集]- ^ The Record vol.480 p8 日本レコード協会 2021年10月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g 別冊カドカワ 完全保存版430ページ CHAGE&ASKA『大事なものは変わっていく』(2000年) 角川書店 p1-430
- ^ a b 『日経エンタテインメント』 1999年10月号(インターネット・アーカイブのキャッシュ)より
- ^ a b c d e f g h i j k 『NO DOUBT』 CHAGE and ASKA Official Web Site 2021年10月6日閲覧。
- ^ 全公演SOLD OUT!ASKA最新ライブツアー 「-higher ground-2019>>2020」 Blu-ray+Live CD、待望のリリース! PRWire 2020年10月20日配信 2021年10月5日閲覧。
外部リンク
[編集]- NO DOUBT - CHAGE and ASKA Official Web Site