wyolica

wyolica
ワイヨリカ
出身地 日本の旗 日本東京[1]
活動期間 1999年 - 2013年
レーベル EPIC Records Japan
(1999年 - 2005年)
事務所 アミューズ
(1999年 - 2009年)
公式サイト wyolica公式サイト
wyolicaオフィシャルブログ
メンバー azumiボーカル
so-to(ギタープログラミング

wyolica(ワイヨリカ)は、日本の男女2人組音楽グループ[1][2]。1999年にエピックレコードよりメジャー・デビュー2013年に解散[3][4]。デビュー20周年記念日の2019年5月21日に再結成を発表した。

概要

[編集]

グループ名はアメリカ先住民族の言葉を用いた造語で、「草原の民」の意[1][2]

それぞれ個別に活動していたazumiとso-toが、同時期に別々に応募したSonyMusic Auditionをきっかけに知り合い、意気投合して結成[5][6]大沢伸一プロデューサーとして迎えたシングル「悲しいわがまま」でメジャー・デビュー[5]

ギターと歌という組み合わせを核として、さまざまなサウンドでアプローチする[6][7]

メンバー

[編集]

来歴

[編集]

1997年春、オーディションで知り合ったazumi(Vo)とso-to(G, Programming)の2人により結成[1][2][6]

1999年5月21日、シングル「悲しいわがまま」[注 1] でデビュー。

2000年2月2日、大沢伸一プロデュースによる1stアルバム『who said "La La..."?』をリリース。5月、初のライヴ・ツアー、「who said "La La..."? tour 2000」を開催。

2001年11月、Steady&Co.のアルバム『CHAMBERS』収録曲「Only Holy Story」にazumiが客演し、MVにも出演。12月5日、大沢伸一・アシュリー・イングラム藤本和則田中義人福富幸宏らのプロデューサー陣を迎えた2ndアルバム『almost blues』をリリース。

2003年11月6日、セルフプロデュース楽曲を基軸に4枚のシングルを収録する他、渡辺善太郎、坂田学、エマーソン北村河野伸らが参加した3rdアルバム『fruits & roots』をリリース。

2004年5月26日、デビュー5周年を記念したベスト『wyolica Best Collection 1999-2004 〜ALL THE THINGS YOU ARE〜』を発売[8]

2005年、wyolicaのネクスト・ステージへと向かうべく、活動を休止してヴォーカルazumiのソロデビュー、ギターso-toの作家活動とそれぞれのソロ活動を開始[8]

2006年8月26日・8月27日、『THE 夢人島 Fes.2006』に参加。

2007年6月、約3年ぶりのシングル「星」を配信限定でリリース[8]

2008年、沖縄・宮古島にて開催されたイベント「美ぎ島島(かぎすま)MUSIC CONVENTION IN MIYAKO ISLAND」に翌2009年まで2年連続で出演。

2009年2月4日、デビュー10年目を迎えて約5年3か月ぶりのリリースとなるミニアルバム『Balcony』をアミューズより発売。3月末、アミューズとの契約が終了。

2010年9月29日、フルアルバムとしては7年ぶりのオリジナル・アルバム『Castle of wind』をDeep Blue Recordingsより発売。

2011年11月、それぞれソロ活動を再開[1][2]

2013年5月1日、so-toが自身のFacebookにてWyolicaの解散を発表。5月31日、azumiが自身のソロライブと公式ブログでWyolicaの解散を公式発表[3][4]

ディスコグラフィ

[編集]

シングル

[編集]
  発売日 タイトル 規格 規格品番 収録曲 レーベル 備考
1st 1999年5月21日 悲しいわがまま CD ESCB-1976 EPIC Records Japan オリコン92位
2nd 1999年10月1日 風をあつめて CD ESCB-2024 オリコン22位、登場回数7回
3rd 2000年1月21日 愛をうたえ CD ESCB-2073
4th 2000年4月19日 さあいこう CD ESCB-2112 オリコン96位
5th 2000年8月2日 Red song CD ESCB-2158 オリコン75位
6th 2001年5月23日 シェルター CD ESCB-2225
7th 2001年8月1日 チャイム CD ESCB-2248
8th 2001年10月24日 ありがとう CD ESCL-2264 オリコン63位
9th 2002年7月10日 one wish CD ESCL-2304 オリコン50位
10th 2003年2月19日 Mercy Me〜いつか光を抱けるように〜 CD ESCL-2378 オリコン38位、登場回数7回
11th 2003年7月16日 青い月 レーベルゲートCD ESCL-2404 オリコン67位
12th 2003年10月22日 忘れそう レーベルゲートCD ESCL-2457 オリコン81位
13th 2004年4月28日 スパークル レーベルゲートCD ESCL-2549 オリコン126位
CD ESCL-2784

デジタル・シングル

[編集]
発売日 タイトル レーベル 備考
2007年6月13日 配信限定

アルバム

[編集]
  発売日 タイトル 規格 規格品番 収録曲 レーベル 備考
1st 2000年2月2日 who said "La La..."? CD ESCB-2074 EPIC Records Japan オリコン17位、登場回数6回
2nd 2001年12月5日 almost blues CD ESCL-2265 オリコン24位、登場回数7回
3rd 2003年11月6日 fruits & roots CD+DVD ESCL-2461<初回生産限定盤> オリコン19位、登場回数7回
CD ESCL-2463<通常盤>
4th 2010年9月29日 Castle of wind CD XQEX-1005 Deep Blue Recordings オリコン115位

ミニ・アルバム

[編集]
  発売日 タイトル 規格 規格品番 収録曲 レーベル 備考
1st 2002年12月4日 Folky Soul CD ESCL-2354 EPIC Records Japan オリコン37位、登場回数8回
2nd 2009年2月4日 Balcony CD QVCA-0003 Outreef Records/アミューズ オリコン85位

ベスト・アルバム

[編集]
  発売日 タイトル 規格 規格品番 収録曲 レーベル 備考
2004年5月26日 wyolica Best Collection 〜ALL THE THINGS YOU ARE〜 レーベルゲートCD ESCL-2558<初回生産限定盤> EPIC Records Japan オリコン19位
ESCL-2560<通常盤>
2005年7月27日 CD ESCL-2684<通常盤>

ライブアルバム

[編集]
  発売日 タイトル 形式 オーディオフォーマット 収録曲 レーベル 備考
1st 2010年7月1日 Live at The Globe Tokyo Vol.1 配信限定 24bit/48 kHz Deep Blue Recordings 2009年12月13日に東京グローブ座で行われたワンマンライブから。
2nd 2010年8月2日 Live at The Globe Tokyo Vol.2
3rd 2010年9月2日 Live at The Globe Tokyo Vol.3

リミックス・コンピレーションアルバム

[編集]
アーティスト名 リミックス曲タイトル 収録作品 発売日 規格 規格品番 レーベル
Liga Oriente 13. ありがとう -Liga Oriente Remix- Remistura/Remixed and Compiled by Liga Oriente
(リミスチュラ リミックスド アンド コンパイルド バイ リーガ・オリエンティ)
2007年6月13日 CD KSCL-1144 Ki/oon Records

ミュージックビデオ集

[編集]
発売日 タイトル 規格 規格品番 収録曲 レーベル 備考
2001年12月5日 wyolica clips VHS ESVL-553 EPIC Records Japan デビューから8thシングルまでの計8曲のビデオクリップと8thシングル「ありがとう」のビデオのメイキング映像を収録。
DVD ESBL-2091

主なタイアップ

[編集]

客演・楽曲提供

[編集]

Azumi

アーティスト名 収録作品 発売日 参加曲
MOOMIN 『GET HERE』 2001年5月23日 9. Kissing You [4:58]/ ヴォーカルで参加。
Steady&Co. CHAMBERS 2001年11月28日 11. Only Holy Story featuring azumi from wyolica [5:10]/ 作詞とヴォーカルで参加。
スネオヘアー 「悲しみロックフェスティバル」 2005年11月23日 1. happy end/ ヴォーカルで参加。
カナシミ 2005年12月7日 3. 悲しみロックフェスティバル(album version)/ ヴォーカルで参加。
Tama(元ポルノグラフィティ Great Pleasure 2005年12月21日 4. Fuzz Butterfly feat.azumi/ 作詞とヴォーカルで参加。
SOFFet 「Love Story」 2007年11月14日 1. Love Story/ ヴォーカルで参加。
NEW STANDARD 2008年2月27日 12. Love Story/ ヴォーカルで参加。
FLOW アイル 2008年3月18日 8. 陽だまり feat.azumi from wyolica [5:00]/ 作詞とヴォーカルで参加。
DJ No.2 『2番の美学』 2010年6月9日 9. 木漏れ日の中で… feat.GIO,Azumi from Wyolica [5:53]
STAR GUiTAR 『Carbon Copy』 2011年1月7日 9. Brain Function feat. Azumi from wyolica/ ヴォーカルで参加。
KG Still Goes On.... 2011年9月28日 13. I will be there duet with Azumi
Fencer 『Rip Current』 2012年6月6日 7. Humming Boat feat.Azumi from wyolica [3:45]
NaotoHiroki&Karatesystems 『Travel Sounds』 2013年9月4日 9. stars feat. Frankie Paul, Azumi
GLAY 『NO DEMOCRACY』 2019年10月2日 5.氷の翼/コーラスで参加
GLAY 『REVIEW II -BEST OF GLAY-』 2020年3月11日 3.氷の翼 feat.Azumi(Wyolica)/ゲストボーカルで参加

so-to

  • as 帰り道 (2005年10月19日)
    • 「帰り道」に作詞・作曲・編曲で参加
    • 「stage」に作曲で参加
  • 柴咲コウ  (2006年2月15日)
    • 「あのひとこのひと」に作曲で参加
  • 柴咲コウ at home (2007年2月21日)
    • 「sonoinochi」に作曲で参加
  • 柴咲コウ 嬉々♥ (2007年4月25日)
    • 「甘いさきくさ。」に作曲で参加
  • 中孝介 ユライ花 (2007年7月11日)
    • 「恋の栞」に作曲で参加
  • SOFFet Love Story (2007年11月14日)
    • 「Jackal」に作曲で参加
  • 中孝介 絆歌 (2008年10月1日)
    • 「あいのうた」に作曲で参加
  • Tiara さよならをキミに...feat.Spontania (2009年9月2日)
    • 「さあいこう feat. Spontania」に作詞・作曲で参加
  • 柴咲コウ Love Paranoia (2009年11月18日)
    • 「きみが残していったもの」に作曲で参加
  • 柴咲コウ EUPHORIA (2010年11月3日)
    • 「となり -100709-」に作曲・編曲で参加
  • 茉奈 佳奈 夢の画用紙 (2011年2月23日)、Sweet Home (2011年4月6日)
    • 「こころの花」に作曲とアコースティクギターで参加

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ この曲は結成のきっかけとなった曲である[5]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g プロフィール”. CDジャーナル. 2017年11月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e プロフィール ワイヨリカ”. TOWER RECORDS ONLINE (2012年7月30日). 2017年11月11日閲覧。
  3. ^ a b Wyolicaが解散、14年の活動に終止符”. 音楽ナタリー (2013年5月31日). 2017年11月9日閲覧。
  4. ^ a b Wyolica、15年目で解散 ボーカルAzumi「なにひとつ悔いはない」”. オリコン (2013年6月1日). 2017年11月11日閲覧。
  5. ^ a b c d e BIOGRAPHY”. wyolica.net、ソニーミュージック. 2017年11月11日閲覧。
  6. ^ a b c Wyolica(ワイヨリカ)の記事まとめ”. 音楽ナタリー. 2017年11月11日閲覧。
  7. ^ ワイヨリカ”. TOWER RECORDS ONLINE (2003年11月13日). 2017年11月11日閲覧。
  8. ^ a b c wyolica、3年ぶりのシングルを配信限定でリリース!”. BARKS (2007年7月5日). 2017年11月11日閲覧。

外部リンク

[編集]