オルダニー語
オルダニー語 | |
---|---|
Auregnais | |
話される国 | ガーンジー |
地域 | オルダニー島 |
消滅時期 | 1960年頃 |
言語系統 | |
表記体系 | ラテン文字 |
言語コード | |
ISO 639-3 | — |
消滅危険度評価 | |
Extinct (Moseley 2010) |
オルダニー語(Auregnais、Aoeur'gnaeux または Aurignais)は、インド・ヨーロッパ語族西ロマンス語オイル語のノルマン・フランス語に属す言語である。かつて英仏海峡のチャンネル諸島のガーンジーのオルダニー島で話されていた。ジャージー語、ガーンジー語、サーク語といった近隣の島々の言語やノルマン・フランス語に属する大陸のノルマンディー地方の言語と近い関係である。1960年頃に消滅を迎えた。
現在、オルダニー語について知る手がかりはほとんどなく、オルダニー島の地名、一つの録音記録のみぐらいである。言語学者はオルダニー語の消滅を最近の言語消滅の中で最悪な事例と考えている[1] 。
脚注
[編集]- ^ Gunther, Wilf (1990). “Language conservancy or: can the anciently established British minority languages survive?”. Fourth International Conference on Minority Languages. p. 58 7 December 2015閲覧。
参考文献
[編集]- Jones, Mari C. (2015). “Auregnais: Insular Norman's Invisible Relative”. Transactions of the Philological Society. doi:10.1111/1467-968X.12060.
- Le Maistre, F. (1982), The Language of Auregny (cassette with accompanying 19-page booklet), St Helier, Jersey and St Anne, Alderney.
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- vocabulary comparison examples at L'Aur'gnais