カモシダせぶん
この記事の主題はウィキペディアにおける人物の特筆性の基準を満たしていないおそれがあります。 (2014年7月) |
カモシダせぶん | |
---|---|
本名 | 鴨志田 道秋(かもしだ みちあき) |
生年月日 | 1988年7月13日(36歳) |
国籍 | 日本 |
出身地 | 神奈川県 |
血液型 | B型 |
身長 | 170cm |
言語 | 日本語 |
コンビ名 | シャンゼリーゼ(2006年7月 - 2011年8月) ガング(2013年5月 - 2014年4月) ウルトラトウフ(2017年 - 2021年) うのはな(2022年 - ) ヴァヴァ → デンドロビーム(2022年 - ) |
相方 | 平川摂子(シャンゼリーゼ、うのはな) 具志堅翔太(ガング) マリッジスターこうもと(ウルトラトウフ) オオトウ(ヴァヴァ、デンドロビーム) |
事務所 | 松竹芸能 |
活動時期 | 2006年 - |
同期 | あひるちゃんスポンジクラブ お祭りBoy |
親族 | 鴨志田貴司、川上とも子(はとこ) |
公式サイト | デンドロビーム 公式プロフィール |
カモシダせぶん(1988年7月13日 - )は、日本のお笑い芸人、小説家。お笑いコンビ・デンドロビームのメンバー。本名、鴨志田 道秋(かもしだ みちあき)。男性。旧芸名は一人っ子カモシダ。松竹芸能所属。
来歴
[編集]神奈川県川崎市出身。神奈川県立生田高等学校卒業[1]。松竹芸能タレントスクール東京校10期生出身。身長170cm、体重60kg、血液型はB型[2]。
2006年7月に同じく松竹芸能所属のせつことお笑いコンビ『シャンゼリーゼ』を結成。シャンゼリーゼは2011年8月に解散[3]。ピン芸人『一人っ子カモシダ』として活動開始。
2013年5月に同級生であった具志堅翔太(ぐしけん・しょうた)とお笑いコンビ『ガング』を結成。
2013年秋にピン芸人として新宿角座で開催された『松竹お笑いビブリオバトル』で優勝[4]。
2014年4月にガングを解散。最後のライブである『ライブトラディショナル』にて具志堅は芸人を引退する。
その後再びピン芸人に移行、2014年7月30日に芸名を『カモシダせぶん』に改名。命名者は同じ松竹芸能所属のお笑いコンビ『トチギフ』の荒井。
2017年にマリッジスターこうもととのコンビ『ウルトラトウフ』を結成[5]。
2019年12月23日に自宅が収斂火災に遭う。原因は窓際に置いていた鏡に反射した日光がソファーを燃やしたことだった。「収れん火災」という言葉が普段耳慣れないものだったこともあって、フジテレビ『とくダネ!』、日本テレビ『日テレNEWS24』『news every.』『ZIP!』、TBS『Nスタ』など報道・情報番組からの取材が集中した。なお、部屋は火災保険で修繕する予定[6][7][8]。火災で3000冊あった蔵書を全て失うこととなったが、外出時に唯一持ち出していたのが中国の小説の三体であり、太陽というキーワードが一致する偶然からエピソードが作者である劉慈欣まで伝わった[9]。その後、火事見舞いとしてサイン本が贈られている。
2020年9月に高校時代にディベート甲子園に出場した経験を活かした漫画『ディベートショーダウン』(スクウェア・エニックス、作画:ワタリガニ)の原作を担当、『ガンガンONLINE』にて配信される[10]。
2021年10月にウルトラトウフを解散[11]。
2022年8月に松竹芸能所属のオオトウとのコンビ『ヴァヴァ』を結成[12]、M-1グランプリ出場。同年9月、M-1グランプリ出場のためにシャンゼリーゼ時代の相方だったせつこと即席コンビ「うのはな」を組んでこちらのコンビでも出場。11年ぶりの“再結成”となった[13]。
2024年5月にヴァヴァの相方であったオオトウと改名コンビ『デンドロビーム』を結成[14]。
2024年9月、小説『探偵はパシられる』(PHP研究所)で小説家デビュー[15][16]。
人物
[編集]元プロ野球選手の鴨志田貴司と親族同士であり、また声優の川上とも子ははとこに当たる[17]。他に親族は母方の祖父が大手銀行の元会長[18]。、母方の祖母はかつて外務省に勤務。父方の家系は江戸時代から続く地主の一族で[19]、その父方の祖父は神奈川県川崎市麻生区での大地主であり[18][20]、新百合ヶ丘駅周辺にビルを4~5棟持っているほど[18]。カモシダ自身も東京・高円寺の中古マンションを親族からプレゼントされたことがある[18]。また親族はミーハーな所があり、実家の門を北島三郎の自宅を同じデザインにしたり、イチロー愛用の酸素カプセルと同じものを購入したり、祖母はアメリカ留学していた時にウォルト・ディズニーのセル画を入手したりしている[18]。
趣味はウクレレ。特技はうがいをしながらウクレレの弾き語り「うがレレ」、『金田一少年の事件簿』の事件を言われたら怪人名・犯人の名前をいう事が出来る、速読[2]。
読書好きであり、書店で働いている。書店員芸人としてYouTubeなどで本を勧める活動をしている。好きな作家は詠坂雄二[21]。
藤井隆に似ているとライブなどで言われたことがある。藤井隆の物真似で『ものまねグランプリ』(日本テレビ)の「ものまねショートSHOW」のコーナーにも出演した[22]。
フジテレビ系バラエティ番組「人志松本のゾッとする話(2009年10月20日、27日OA)」でヒカリゴケの片山祐介が話した「ある後輩が70歳の女性に言い寄られた」話はカモシダが体験した話である。
芸風
[編集]一人コント、書店員漫談等。
「攻殻機動隊」の魅力を解説しながら笑いを取るネタを得意とする。
出演
[編集]テレビ
[編集]- ショーバト!(日本テレビ)
- ものまねグランプリ(日本テレビ)
- 有田チルドレン(2015年5月5日、TBS)
- 虎の門(テレビ朝日)
- アリケン(テレビ東京)
- ぷっすま(2010年、テレビ朝日)
- 解決!ナイナイアンサー(日本テレビ)
- 名探偵コナン 純黒の悪夢 公開記念 コナン20周年の謎に迫る!天海祐希からB’zまで総登場(日テレプラス)
- くりぃむナンチャラ(2016年12月、テレビ朝日)
- くりぃむしちゅー特番 芸能界最強!お笑いマニア王決定戦(2017年1月3日、テレビ朝日)
ラジオ
[編集]- きらり10代!(NHKラジオ第1放送)
- 真夏のサウンドシアター(NHKラジオ第1放送)
- 真冬のサウンドシアター(NHKラジオ第1放送)
舞台
[編集]- 「解体OK」
映画
[編集]雑誌・その他
[編集]- BeeTV「笑売寺」
- ひかりTV「アニメノキカク」
- CM「PlayStation Vita」
- schoo(スクー)WEB-campus.「現役書店員『ビブリオ芸人』カモシダせぶんのお笑い書籍紹介講義」
- ニコニコ超会議
著作
[編集]小説
[編集]漫画
[編集]- ディベートショーダウン (スクウェア・エニックス、作画:ワタリガニ『ガンガンONLINE』2020年9月21日) - 原作を担当[10]
エッセイ
[編集]- 書店員芸人~僕と本屋と本とのホントの話~「売れてない芸人(金の卵)シリーズ」(2021年2月6日、代官山ブックス〈電子書籍〉)[23]
脚注・出典
[編集]- ^ “このページを見るには、ログインまたは登録してください”. www.facebook.com. 2024年3月26日閲覧。
- ^ a b c #外部リンク節掲載の「デンドロビーム 公式プロフィール」参照
- ^ “【ビッくらぼんの365日・芸人日記(246)】リズムネタ「二の腕パンパンおじさん」で人気急上昇の女性ピン芸人、せつこ(1/2)”. サンケイスポーツ (2017年1月11日). 2023年4月30日閲覧。
- ^ “大学ビブリオ司会者に「カモシダせぶん」さん”. 読売新聞 (2019年11月20日). 2020年1月29日閲覧。
- ^ “コンビ情報 ウルトラトウフ”. M-1グランプリ 公式サイト. 2017年9月30日閲覧。
- ^ カモシダせぶん(ウルトラトウフ) Twitter 20:45 - 2019年12月26日
- ^ “芸人宅も被害…冬場多発「収れん火災」とは”. 日テレNEWS24 (2020年1月8日). 2020年1月29日閲覧。
- ^ “お笑い芸人・カモシダせぶんが自宅の収れん火災を告白 鏡を机に起きっぱなしで…”. デイリースポーツ (2020年1月8日). 2020年1月29日閲覧。
- ^ “家が全焼したカモシダせぶん、驚きの出火原因を明かす…ジュニア「ホンマにあんねや!」”. モデルプレス (2022年7月15日). 2022年8月8日閲覧。
- ^ a b “ウルトラトウフ・カモシダせぶん原作マンガ配信、ディベート部カップル描くラブコメ”. お笑いナタリー. ナターシャ (2020年9月15日). 2024年9月20日閲覧。
- ^ “『ウルトラトウフ解散の報告』”. カモシダせぶんの、日々の文. 2021年10月24日閲覧。
- ^ “コンビ情報「ヴァヴァ」”. M-1グランプリ公式サイト. 2024年9月20日閲覧。
- ^ “コンビ情報「うのはな」”. M-1グランプリ公式サイト. 2021年9月22日閲覧。
- ^ “コンビ情報「デンドロビーム」”. M-1グランプリ公式サイト. 2024年9月20日閲覧。
- ^ a b “書店員芸人カモシダせぶんの小説デビュー作「探偵はパシられる」 山里「物語史上最弱主人公爆誕」”. お笑いナタリー. ナターシャ (2024年9月17日). 2024年9月20日閲覧。
- ^ a b “現役書店員芸人【カモシダせぶん】小説家デビュー作 『探偵はパシられる』 9/19(木)PHP研究所より発売!”. PR TIMES (2024年9月6日). 2024年9月20日閲覧。
- ^ TEPPEN 芸人名鑑 より。
- ^ a b c d e FRIDAY ダイナマイト 2015年8月25日増刊号(講談社)23ページ
- ^ カモシダせぶん(ウルトラトウフ) [@kamo_kokuchi] (2021年7月7日). "色々調べてたら、とある大学の講義で本日、明治時代の地主についての授業があり、その中で「地主の一例として、ウルトラトウフ、カモシダせぶんなる人物がいて…」という時間があったらしい…". X(旧Twitter)より2021年7月11日閲覧。
- ^ “TVでた蔵「2015年5月5日放送 有田チルドレン」”. ワイヤーアクション (2015年5月5日). 2015年5月6日閲覧。
- ^ “カモシダせぶんの、日々の文”. ameblo.jp. 2024年3月26日閲覧。
- ^ “今日は”. カモシダせぶんの、日々の文 (2011年10月5日). 2015年5月6日閲覧。
- ^ “「ウエストランド 河本」が初の自叙伝を出版! 真実か、創作か――?/『売れてない芸人(金の卵)シリーズ』新刊3冊を刊行!”. www.atpress.ne.jp (2021年8月24日). 2023年1月19日閲覧。
外部リンク
[編集]- デンドロビーム 公式プロフィール(松竹芸能タレント一覧より)
- カモシダせぶんの、日々の文(公式ブログ)
- カモシダせぶん (@kamo_kokuchi) - X(旧Twitter)